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さーてED感想かくぞー! とはいえ初日初回観た後合流した友人(ブラックパンサーからMCUにハマった強者)と3時間語り合ったので、言いつくした感は…うそ、言い尽くせない。5秒ごとに一時停止して逐一感想を述べていきたい。




























 泣きすぎて頭痛い。IWの時は最後までわくわくだったけどなー! 今回は最初からエンドロールまで何回も泣いた。最後の結末が衝撃すごくてエンドロール入った瞬間が一番泣いた。びっくりして。

 ていうか公式ツイッターさー、まだ公開初日の日付になる前に視聴したげいのうじん達の感想垂れ流すのもやめてくんない?! 宣伝したいにしても、最低限の礼儀として初日の日付になってからでしょう?! それでもミュート案件だけどもさー。

 全体3時間の内、ラスト20分(バトルの結末以降)と、それまで、のふたつに分けて考えたい。全体180分のうち160分間の、尊いしかない全ての素晴らしい部分と、最後20分の、素晴らしいんだけどもあまりに辛くて受け止めきれてない辛い、『トニーの結末(そうしか仕方なかったけど辛いどうにかしてほしかった)と、スティーヴの決断(えっ?!それはベストだったかしら?!!)』について、のふたつに分けて考えたい。でないともう、つらみで全体が見えなくなる。


 いやーでも素晴らしかったけど。神の所業だったけど。過去改変ものって結局よくわかんなくなるズルいってとこもあるんだけど、過去の人間関係の答え合わせだな、って思ったりしました。やっぱりみんな少しずつ心残りがあったんだよね。
 スティーヴ強火担最大手のルッソ監督による、『キャプテン・アメリカ4』かな? とすら思った。過去作品を裏側から眺めるとか、シリーズをずっと見てきたファンへのサービスが過ぎるぜ! 当然のごとくみんなのやり取りが尊かったけども、いやーやっぱルッソ兄弟はキャップの描写に関しては緻密だぜ。エレベーターでしょ。吊り橋ファイトでしょ。アメリカの尻てお前ほんま。ヒドラキャップとかまじどこの同人誌だってばよ?!! キャップVSキャップとかほんま最大手でないとできない神の御業だし、「ロキか?」でそれを実現する鮮やかさときたら。締め技も、VSウィンソル戦の踏襲だし、そこへあの、あのセリフですよ…。神かよ。「Bucky is alive.」最高かよ。お前それが、自分が一番動揺する言葉だってわかってんのかよ。 あっあっあと左から失礼ー!!!

 皆で過去に旅立つところもさ。いや、映画前半観てて、やっぱナタ姐って、いやそらバッキーもサムもキャップの相棒だけどさ、真の相棒はむしろナタ姐かもしれないよな、ずっと一緒にいてくれて、自分の弱いところも、ナタ姐の弱いところも知っててさ、いやでもバッキーが相棒だけどもね?! …と思いながら、あの過去への旅立ちを見ててさ。
 家族を失った、仲間を失った、で自分の一部を失った、でキャップが映るわけでさ。あーそうだなって。ナタ姐は相棒で、バッキーは、もう自分の一部かあ、って…。せやな…って。
 予告でもあったキャップの涙、ナタ姐への涙だったんか。それもさいこうやな…さいこうやな…。

 ナタ姐の件…。
 はー。そうやんなー。良き人間に、なりたかったんやもんな…。ソウルストーン探しでヴォーミアに行ったのがあの鷹さんとナタ姐で、ハッ?!! はああっっっ?!!!!! ってその時はなったけど、後から考えると、……他では絶対に無理な、最高の二人の組み合わせと言わざるを得なかったな…。だってあの局面で、自分が死ぬと言ってガチ戦いを始める、他にもそういう組み合わせはあり得るけども、この二人ほどふさわしい二人はいないよ。それでもつらい。つらみしかない。
 ブダペスト以来! かあ…。おでここつん。最高。最の高。 おててぎゅっ。最高。暗殺きょうだい。
 AoUで鷹の妻帯者設定と、ナタ姐×バナーという展開になったとき、可愛いけど、やっぱりあのときは受け入れがたかった。鷹とナタ姐のコンビが素敵だったから、その関係性を棄ててまでやることかなあ? って。
 だけども、今この時になれば、鷹さんが「父」の立場だからこその名場面がいくつもあった。ワンダとの関係はその最たるものだけど、AoUのときの、「こんな状況で武器が弓、笑えるだろ」の台詞は、当時は、寂しいこと言うなあ、私は頼りになるヒーローだと思ってるのに…、って感じた。だけど後になれば、あれはすごく愛される名シーンになったなって。それでもやるしかない、やると決めたなら立て、一歩外に出れば、――君もアベンジャーズだ。それって、シリーズ全体に通ずる魂ですらあるよな、って、今となれば思う。今になって、この言葉に涙が浮かぶ!
 そういえばグッズ展開でハブられがちな鷹さんが、鷹さんと、ローニンの両パターンのキーホルダーとか出てて、すごいw って思った。ていうかあの地味なキャラのイメージのある鷹さんが、堂々たるメインを張っていて、上記のように、私の中ではずっと頼れるヒーローだった鷹さんが、画面上や物語上でもここまで活躍してるの、ほんとすごい嬉しい…。
 ラストバトルで、ガントレットから一番近い場所にいたのが鷹さんだったときは、あ、死んだな、って思いました(笑)。そっか、ナタ姐と鷹さんは、どっちもか、って。でも良かった。父として、生き残ってくれた。
 そうや真田広之チョイ役すぎワロタワロタ。MCUに日本の真田広之が参戦してくれんのすっげえ! って思ったけど…けど…のに…!(笑) あとほんまに日本の世界観がニンジャスレイヤーすぎませんか!!!!!! 好き!!!!(正直)
 そうだ、ワンダちゃんが最後に鷹さんに「二人」って言ったの、私勝手にもう一人はピエトロのことだと思っちゃったんだけど、多分ヴィジョンのことですよねw 鷹さんに話すなら、ピエトロのことかなって…。いやでもヴィジョンですよねきっと。ワンチャンピエトロって線もある??

 ヴィジョンのことはそういえばほぼノータッチになってしまった。IWで「指パッチン前」に死んでしまったキャラ、ヘイムダル、ロキ、ガモーラは、絶望視されてたけど、…あんな! あんな方法で救われるとは思わなんだです(ヘイムダル以外)。ロキはな~!(笑) ズルいな~!! 一年間喪に服し、周りから可哀想な目で見られていたロキまさかの復活…。今回最後の最後まで、ソーが少し扱いが悪かったと思ったけども(ハンマーがキャップの手に渡ったのは滾ったな…。高潔すぎて神の領域。AoUのお遊びシーンがこんな回収されるなんてなあ…)、これはもうガーディアンズを交えたソーの今後の出番が見込めるわけだからいいよね?! とも、ラストになれば思った。でも、IWで守った、「ラグナロクのソー」、あの最高にかっこいいイカすソーは、あまりにも存在しなかった。仕方ないのかなあ? だってビッグ・スリーとはいえ、あの人は地球の人ではないから、地球の2大ヒーローの最期に焦点をあててしまうと、どうしてもそうなっちゃう…?
 いいよね?!って思ったのは、別世界線とはいえ、ロキ復活したんやからソーロキはそれだけでもええやん!! って思ったんですよ。でもよくわかんないそのへんは。ちゃうんかな? 復活ではないの? だったらごめん。

 で、ヴィジョンというか、ジャーヴィスが。ハワードパパの執事のジャーヴィスが。あれドラマ版(エージェント・カーター)の設定が映画に入ってくるの案外初めてですよね。あああとパパとトニーの再会シーンの前に、パパが「アーニム?」と呼びかけたのもぐっとくる。ゾラ博士の名前をここで出す…。全部の作品観てきた甲斐があるぜまったく。
 「過去の人間関係の答え合わせ」と冒頭に書きました。まあ過去改変ものの醍醐味でもあるんだけど、ソーとフリッガ様、トニーとハワード、それからスティーヴとペギー。ビッグ・スリーの過去遡行で、スティーヴだけ、ペギーと直接対面しなかったんですね。だからなのかな…あのラストは…。(ラストについては後述)

 ガモーラ。木とwwwアホのwwww二択wwwwwしかなかったwwwww
 もうネビュラがねーネビュラがキュートで! 冒頭のトニーさんとのお遊び最高にキュート! 野良猫に遊び方教えてる! みんなのツンデレ妹!! ウォーマシンとネビュラ、ってどういう組み分けだよw って思ったけど、望まぬうちに機械になった者同士、のあの会話ひとつで意味あるよね。

 オコエというかワカンダ組はちょっと出番少なかったですかね! でもまあ、ガーディアンズもだし、IWに出番あった組は全体的にどうしてもそうなるか。

 アントマンはもうアントマンすぎてアントマンだった。最後さー最後お葬式にピム博士がいる、それだけでもなんかもう…!


 サノスが最初にあっけなく退場して、えっこの映画どこにいくの?!!! ってなっちゃいました。過去作品との答え合わせやキャラ間のやり取りにかなりの時間を割いたけど、ラストバトルはほんと景気が良かった。サノスを皆で、みんなで! 囲むところを、一年間待ってたんだ…。ラストバトルの、ピーターがガントレット持って逃げ惑うところにヒロイン集結のシーンは、もう……女子力(物理)すぎて最高だった(批判もあるんですか。なるほどな。でもかっこよかったからいい)。ヴァルキリーの乗馬姿も最高にイカス。そう、今回、ヒロインというか女性キャラが何人も復活登場してて、フリッガ様、ジェーン、ペギー、あとなんといってもエンシェント・ワン…!!!!! ああ~さいこう…。また動くエンシェント・ワンが見られるなんてー!!
 あーそうだペッパーも! ペッパーはトニーさんを心配するがあまり、ともすればアイアンマンの足枷になりがちだけど、最後の最後の戦いにはスーツ着て参戦してくれるんだぜ?! しかもツイッターで見かけましたが、瀕死のトニーさんに最後にかける言葉、「大丈夫」は、原文では「We will be alright.」だと。私たちは大丈夫、って言うの、最高のヒロインじゃないですか…?! ああ、だからこそやっぱりペッパーが可哀想で可哀想で可哀想なんですけど!! やっぱり彼は生き残ってこそだったのでは?!!!(ヒロインで思い出したけど今ロス捜査官は何してんだろうな。)




 結末20分について。

 トニーさん。
 5年間平和な家族との暮らしをしていて、見てるこっちも、なんかもうこのまま平和に暮らしてってほしいって思って、彼の意思を無視はできないよね…って思って、でも。そうなんだな、砂になったピーター・パーカーのことだけは、トニーさんの、無視できない心残りだったんだな…!! はー尊い。はー。ピタトニ的にはほんま…。
 IWでの二人のラストシーン、ほぼアドリブだったというあのシーンももはや伝説の名シーンだけど、今回の、トニーさんが死んでゆくのを目の当たりにしたトムホの表情めたくそ最高でもう?! 語彙がなくなる! あの子ほんまどないなっとんの?!!! トニー呼びもまさかアドリブ?! って言われてたけどどうなんすかねえ! あー、「ハグはまだ早い」って言ってた二人がもうハグハグですよもう…駆け抜ける恋…。
 ああしかし、アントマンとスパイダーマンは、明るい映画が観たい時用だったのに、私もうスパイダーマンを明るい気持ちでなんか観れない。次回作どないな雰囲気で始まるん?
 てかピーターは5歳ぶん年を取り損ねてますよね? ネッドと学校で再会できてたってことは、ネッドも砂になってたのかな?? その辺の世界どないなってんねやろな。過去改変ものはその辺がわからなくなる。でも改変後も全員記憶引き継いでるから、なかったことにはなってない。それって世界中は、どういう認識してるんだろう。次回作どういう世界観で始まるんだろう(笑)。

 アイアンマンで始まった世界だから、アイアンマンの死で終わるべきなのかもしれない。彼がいれば、世界はどうしても彼に頼ってしまう。きっと制作陣とRDJが話し合って決めた結末なんだろうけど、そうあるべき結末なんだろうけど、それでもほんとに辛くて、だってこの世界にもうアイアンマンはいないんだよ?! そんな世界すぐには受け入れられない。うしろめたさを引きずったまま、前に進んでくれ、かあ、こういう我々の気持ちまで見越した序盤の台詞なんだなあ。
 何を曲げてでも生きていて、ただ生きていてほしかった人だけど、「ただ生きてる」状況が絶対に合わない人だから、彼に頼らないで映画がこの先、世界がこの先続いていくには、彼は死ぬしかない。
 でも辛いです。ペッパーの気持ちが辛い。(そうだ、IWの吹き替え見ててわかったんだけど、IWの感想のときに書いた、「私も…」という台詞は、フライデーの声で、私も圏外になっちゃいます的なセリフで、ペッパーは終始行かないでって言ってた。メモ。)

 ただ、他に方法はなかった、あそこでああするしかなかったから、他の誰かがやるよりも、トニーさんがやってなんぼ、なんです。わかってる。ああでも、トニーさんを(映画的に)生き残らせるのもできなくはないはずなんですよ、ガントレットを使ってハルクが生き残れるなら、多分キャプテン・マーベルとかでも大丈夫そうじゃない? (あれあと、野暮なこと言えば、ストーンは別に最後壊れてないから、また使えるんでは…? ダメ?)
 でもそういう展開にしない、と、制作陣が、RDJが、決めたんですよね。だったら仕方ないけど。でも辛いー!




 スティーヴについて。

 中盤で、サムのやっていたカウンセリングの仕事を、スティーヴが引き継いでるんですよね。それがラストへの布石だったんでしょうね、今度はサムがキャップの仕事を引き継ぐ、って。私はなんかまだ、二代目キャプテン・アメリカ、とか、アメコミでは当然のそういうのちょっと理解できないんですけど。友人と話してて、でもこないだのスパーダーバースでもだけど、やると決めたら、皆がヒーロー、皆がスパイダーマンなんだ、って。大事なのはガワじゃないって。そうだなーそれもわかるんだけどなー。一歩外に出れば、君もアベンジャーズだ。
 でもほんとうに、びっくりしすぎて、衝撃すぎて、エンドロール入った瞬間が一番泣いた。

 私は、公式が出してきたものは、できるだけうまく噛み砕いて、うまく腹に収めたいと思ってる方です。もちろん二次創作する人間だから、受け入れた上で、ifを考えもするけども。
 だからそのときはほんとびっくりしたけど、スティーヴがそれを、借り物の力を全部返して(CWの感想で、アイアンマンの悲壮感とキャプテン・アメリカのスパっとした切り捨て方?の差は、力も盾も全て、スティーヴにとっては借り物だから、と書いたきがする)、なんなら家族っていった皆のことも捨ててスティーヴ・ロジャースとしての人生をもっかいやってみたいと思ってたのなら、実は思ってたんなら、それを汲んでやりたい気持ちはありつつ、でもでもつらー! と思ってて、でもなんか彼の気持ちを汲みつつもちっと辛くない方法はなかったのかな?! って思ってて。
 家族と自ら呼んだ人々をあっさり捨てたことについてはまだうまく噛み砕けていない。特にバッキーを「現代」にひとりぼっちにする行為だと思うと。ほんまにそこなんでなん?
 バッキーがいともあっさりした表情でそれを受け入れたから、あーでもスティーヴはお母さんの葬式のときも、バッキーの申し出を、ありがとう、でも大丈夫だ、とスッと断るとこあるから、バッキーは、スティーヴがそういう、自分勝手?な孤独な奴だってわかってるから納得…なの…?

 でトニーさんの結末は、ああするしかなかった、だけど、スティーヴの決断は、他にどうにかできなかったかな? と考えていて、はっと閃いたんだけども、

 あれっ?! バッキーと一緒に過去に戻ってストーン返しの作業やったらよかったんやん?! って閃いた。その後スティーヴが同じ選択をしたとして、バッキーだけが、一緒に過去に残るに相応しい相手やんけ。って。
 別にペギーとキスENDとも両立するやん。

 そう考えてたら、むしろ、あんな大事な任務をなんでスティーヴ単身に任せたんや?と、むしろそれが不自然に感じてきた。そう出来たのに、しなかったのではとすら。だってそうしたら、今までどうり、ペギーのことを好きな異性愛者、でもバッキーはマイボーイ、という(ファンにとっての・笑)両立を叶えられたのに…。そうしたくなかったんでしょーか。 今まで頑なに女性とのキスシーンを入れてきたのもそういう…? クリエヴァがペギーよりバッキー派wみたいなところあるからそれに引きずられてたけど、スティーヴはずっと、やっぱペギー一筋だったんかなあ。うんでも上記のバッキーと過去に残るルート、我ながらいいと思うんですけどどう?

 まだこれから考えるんだけど。家族、っていったのを捨てたのと、「最後までいっしょだ」の言葉を反故にした、と考えると、なんで? なんでそうする必要あった? って思います。トニーの結末みたいに、そうしか仕方なかったなら、嫌だけど、代案出せないなら受け入れるしかないんだけど、やりようがあった気がしてならない。

 で、ここからは、皆さんの考察とか感想とか読んでからなんですけど。

 あっ…なるほど…バッキーとは事前に相談していた、と見るべきなのか。そうやんな、バッキーの落ち着いた態度、サムに譲った態度は、知ってたと思うほうが自然か。そっか…。バッキー自身が選んだのか。かもな…。うええそれも辛いんですけど。
 小宮山先生の感想読んでて、そうか、バッキーは自分を許せてないから、平穏な人生をやり直しさせてくれるチャンスがあっても、それを自分に許さないかも、かー、なるほどな…。
 けどそうなると、過去改変もののわけわからんとこやけど、…過去に残ったスティーヴは、どういうふうに人生を過ごしたのかって。例えばバッキーがハワードを殺すその日を、阻止せずに過ごした、の…?
 阻止してしまったらどうなるの?
 過去改変、わからねー。

 過去改変周りは、ラストのおじいちゃんスティーヴが、量子世界スーツを着ていないってことは、ずっとこの本編世界線で生きてきたスティーヴが、歩いてここまで来て、若い自分が旅立つところもベンチに座って見てたってことっすよね。そうなると、別世界線が生まれるタイプの過去改変ではなく、ひとつの世界を書き換えるタイプですよね。え? それで矛盾ない?? おかしい気もする。わかんない。
 石返却後、この世界戦の過去までは、スーツ着て戻って来た、ってことよな? ちがう?
 あ、ペギーについては、私もダンスの約束はしたけど結ばれてはいないと思う。

 上記の感想では「最後まで一緒の約束を反故にした」と興奮して書いちゃってますけど(笑)、バッキー&翼のドラマで、ちょいちょい存在を匂わせてくるといいなあ。強化人間、あれ何歳くらいの肉体なんですかね? 老いてからも一緒にいてくれるんなら、家族を捨てたことにもなんないよね。

 老スティーヴの白髪と服装が、アベンジャーズ1でロキの「跪け!」に抵抗したおじいちゃんと同じ、という、あれはスティーヴなのでは、という考察をお見掛けして滾った。発言主さんもおっしゃってたけども、アイアンマン2の勇敢な少年がピーター・パーカー説と同じ程度の、だったらいいね的なものとは思うけど。でも服装そこまで似せてるなら、そういう意図あるでしょ…確認はしていないですけど…。




 一旦こんなものか。 終わってみれば、主要人物の今作での犠牲って…ナタ姐とトニーだけ? どっちの死もまだ受け入れられないけど、エンドゲームと銘打たれたこの作品で、最小限の犠牲だったと言える…よね…。
 今回最も予習すべき作品は『アイアンマン』初作だったと思ってる。10年前じゃ忘れてる人もいるでしょ。
 チーズバーガーはトニーが拉致されて帰ってきて一番にハッピーに要求した食べ物だし、「トニー・スタークにも心はある」は言わずもがな、当時の鉄の心を持つ科学者トニーの人間性担当ペッパーさんの粋だし、エンドロール後のハンマー叩くカンカンって音、拉致されてる時に、一番最初のアイアンマンスーツを作成している時に、トニーが片手で鉄を打ってるハンマーの音だし、「私はアイアンマンだ」は映画1のラストと通ずる台詞(英語の言い回しは違うけど)やん。10年前の映画、もっかい見直してからEGに挑んでほしいわ…。特に最後のカンカンはわかんない人多いでしょ…! もったいない!

 あー大事なこと忘れてた。AoUのラストでキャップが言いそうで言わなかったあの言葉を!!  あ、の形に口を開いたところでエンドロールに突入した。それを、ああ、絶対に言うと思った! 最後の戦いのあの瞬間に、「アベンジャーズ、アッセンブル」字幕もそのままだった。いいんだ? アッセンブルという英語の意味伝わんないかもしれないのに、平易な日本語訳にするよりも、このアッセンブルという言葉を、アメコミファンに向けて表記してくれたんだぁって。

 人間の順応力ってすごいというか、色んな方の意見聞いてるうちにどんどん冷静になってこれる自分が怖いというか、初見直後はあんなに泣いてたのに、二日経って、「今観てきた! うわーん! なんで死んじゃうの?!」ってなってる友人に、でも仕方ないよね、とか冷静な意見を返してしまってる自分ヨクナイ! って思った。直後は自分もそうなってたくせに。ごめんな友人…。

 サノスのこと、前作では、制作側の必死の描写が功を奏してて、憎いとまでは思わなかったのですけど(アウトやしサイコパスやけどそれでも)、ここに至って、ほんまいらんことしてくれたわはよやっちまえー! って思えるようになってて、不思議だなーって。

 まとまらないまま終わる。しかしまー、続編出せば出すほどダメになっていくのが常のこの世界で(暴言)、毎回毎回面白さ更新して、こんな大掛かりな結末まで持ってこられるってほんと、この時代に生きててよかったとすら思う。スパーダーマンFFHは、フェイズ4の始まりではなくて、フェイズ3の終わり、なんですね?! ひえ…。こわ…。どんなつらい(ピタトニ的に)映画になるの…。
 うわーんでも、アイアンマンで始まったこのシリーズが、スパイダーマンで(一旦)おわるの。なんなの。尊いの。ひどい。すき。
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 泣きすぎて頭痛い。IWの時は最後までわくわくだったけどなー! 今回は最初からエンドロールまで何回も泣いた。最後の結末が衝撃すごくてエンドロール入った瞬間が一番泣いた。びっくりして。

 ていうか公式ツイッターさー、まだ公開初日の日付になる前に視聴したげいのうじん達の感想垂れ流すのもやめてくんない?! 宣伝したいにしても、最低限の礼儀として初日の日付になってからでしょう?! それでもミュート案件だけどもさー。

 全体3時間の内、ラスト20分(バトルの結末以降)と、それまで、のふたつに分けて考えたい。全体180分のうち160分間の、尊いしかない全ての素晴らしい部分と、最後20分の、素晴らしいんだけどもあまりに辛くて受け止めきれてない辛い、『トニーの結末(そうしか仕方なかったけど辛いどうにかしてほしかった)と、スティーヴの決断(えっ?!それはベストだったかしら?!!)』について、のふたつに分けて考えたい。でないともう、つらみで全体が見えなくなる。


 いやーでも素晴らしかったけど。神の所業だったけど。過去改変ものって結局よくわかんなくなるズルいってとこもあるんだけど、過去の人間関係の答え合わせだな、って思ったりしました。やっぱりみんな少しずつ心残りがあったんだよね。
 スティーヴ強火担最大手のルッソ監督による、『キャプテン・アメリカ4』かな? とすら思った。過去作品を裏側から眺めるとか、シリーズをずっと見てきたファンへのサービスが過ぎるぜ! 当然のごとくみんなのやり取りが尊かったけども、いやーやっぱルッソ兄弟はキャップの描写に関しては緻密だぜ。エレベーターでしょ。吊り橋ファイトでしょ。アメリカの尻てお前ほんま。ヒドラキャップとかまじどこの同人誌だってばよ?!! キャップVSキャップとかほんま最大手でないとできない神の御業だし、「ロキか?」でそれを実現する鮮やかさときたら。締め技も、VSウィンソル戦の踏襲だし、そこへあの、あのセリフですよ…。神かよ。「Bucky is alive.」最高かよ。お前それが、自分が一番動揺する言葉だってわかってんのかよ。 あっあっあと左から失礼ー!!!

 皆で過去に旅立つところもさ。いや、映画前半観てて、やっぱナタ姐って、いやそらバッキーもサムもキャップの相棒だけどさ、真の相棒はむしろナタ姐かもしれないよな、ずっと一緒にいてくれて、自分の弱いところも、ナタ姐の弱いところも知っててさ、いやでもバッキーが相棒だけどもね?! …と思いながら、あの過去への旅立ちを見ててさ。
 家族を失った、仲間を失った、で自分の一部を失った、でキャップが映るわけでさ。あーそうだなって。ナタ姐は相棒で、バッキーは、もう自分の一部かあ、って…。せやな…って。
 予告でもあったキャップの涙、ナタ姐への涙だったんか。それもさいこうやな…さいこうやな…。

 ナタ姐の件…。
 はー。そうやんなー。良き人間に、なりたかったんやもんな…。ソウルストーン探しでヴォーミアに行ったのがあの鷹さんとナタ姐で、ハッ?!! はああっっっ?!!!!! ってその時はなったけど、後から考えると、……他では絶対に無理な、最高の二人の組み合わせと言わざるを得なかったな…。だってあの局面で、自分が死ぬと言ってガチ戦いを始める、他にもそういう組み合わせはあり得るけども、この二人ほどふさわしい二人はいないよ。それでもつらい。つらみしかない。
 ブダペスト以来! かあ…。おでここつん。最高。最の高。 おててぎゅっ。最高。暗殺きょうだい。
 AoUで鷹の妻帯者設定と、ナタ姐×バナーという展開になったとき、可愛いけど、やっぱりあのときは受け入れがたかった。鷹とナタ姐のコンビが素敵だったから、その関係性を棄ててまでやることかなあ? って。
 だけども、今この時になれば、鷹さんが「父」の立場だからこその名場面がいくつもあった。ワンダとの関係はその最たるものだけど、AoUのときの、「こんな状況で武器が弓、笑えるだろ」の台詞は、当時は、寂しいこと言うなあ、私は頼りになるヒーローだと思ってるのに…、って感じた。だけど後になれば、あれはすごく愛される名シーンになったなって。それでもやるしかない、やると決めたなら立て、一歩外に出れば、――君もアベンジャーズだ。それって、シリーズ全体に通ずる魂ですらあるよな、って、今となれば思う。今になって、この言葉に涙が浮かぶ!
 そういえばグッズ展開でハブられがちな鷹さんが、鷹さんと、ローニンの両パターンのキーホルダーとか出てて、すごいw って思った。ていうかあの地味なキャラのイメージのある鷹さんが、堂々たるメインを張っていて、上記のように、私の中ではずっと頼れるヒーローだった鷹さんが、画面上や物語上でもここまで活躍してるの、ほんとすごい嬉しい…。
 ラストバトルで、ガントレットから一番近い場所にいたのが鷹さんだったときは、あ、死んだな、って思いました(笑)。そっか、ナタ姐と鷹さんは、どっちもか、って。でも良かった。父として、生き残ってくれた。
 そうや真田広之チョイ役すぎワロタワロタ。MCUに日本の真田広之が参戦してくれんのすっげえ! って思ったけど…けど…のに…!(笑) あとほんまに日本の世界観がニンジャスレイヤーすぎませんか!!!!!! 好き!!!!(正直)
 そうだ、ワンダちゃんが最後に鷹さんに「二人」って言ったの、私勝手にもう一人はピエトロのことだと思っちゃったんだけど、多分ヴィジョンのことですよねw 鷹さんに話すなら、ピエトロのことかなって…。いやでもヴィジョンですよねきっと。ワンチャンピエトロって線もある??

 ヴィジョンのことはそういえばほぼノータッチになってしまった。IWで「指パッチン前」に死んでしまったキャラ、ヘイムダル、ロキ、ガモーラは、絶望視されてたけど、…あんな! あんな方法で救われるとは思わなんだです(ヘイムダル以外)。ロキはな~!(笑) ズルいな~!! 一年間喪に服し、周りから可哀想な目で見られていたロキまさかの復活…。今回最後の最後まで、ソーが少し扱いが悪かったと思ったけども(ハンマーがキャップの手に渡ったのは滾ったな…。高潔すぎて神の領域。AoUのお遊びシーンがこんな回収されるなんてなあ…)、これはもうガーディアンズを交えたソーの今後の出番が見込めるわけだからいいよね?! とも、ラストになれば思った。でも、IWで守った、「ラグナロクのソー」、あの最高にかっこいいイカすソーは、あまりにも存在しなかった。仕方ないのかなあ? だってビッグ・スリーとはいえ、あの人は地球の人ではないから、地球の2大ヒーローの最期に焦点をあててしまうと、どうしてもそうなっちゃう…?
 いいよね?!って思ったのは、別世界線とはいえ、ロキ復活したんやからソーロキはそれだけでもええやん!! って思ったんですよ。でもよくわかんないそのへんは。ちゃうんかな? 復活ではないの? だったらごめん。

 で、ヴィジョンというか、ジャーヴィスが。ハワードパパの執事のジャーヴィスが。あれドラマ版(エージェント・カーター)の設定が映画に入ってくるの案外初めてですよね。あああとパパとトニーの再会シーンの前に、パパが「アーニム?」と呼びかけたのもぐっとくる。ゾラ博士の名前をここで出す…。全部の作品観てきた甲斐があるぜまったく。
 「過去の人間関係の答え合わせ」と冒頭に書きました。まあ過去改変ものの醍醐味でもあるんだけど、ソーとフリッガ様、トニーとハワード、それからスティーヴとペギー。ビッグ・スリーの過去遡行で、スティーヴだけ、ペギーと直接対面しなかったんですね。だからなのかな…あのラストは…。(ラストについては後述)

 ガモーラ。木とwwwアホのwwww二択wwwwwしかなかったwwwww
 もうネビュラがねーネビュラがキュートで! 冒頭のトニーさんとのお遊び最高にキュート! 野良猫に遊び方教えてる! みんなのツンデレ妹!! ウォーマシンとネビュラ、ってどういう組み分けだよw って思ったけど、望まぬうちに機械になった者同士、のあの会話ひとつで意味あるよね。

 オコエというかワカンダ組はちょっと出番少なかったですかね! でもまあ、ガーディアンズもだし、IWに出番あった組は全体的にどうしてもそうなるか。

 アントマンはもうアントマンすぎてアントマンだった。最後さー最後お葬式にピム博士がいる、それだけでもなんかもう…!


 サノスが最初にあっけなく退場して、えっこの映画どこにいくの?!!! ってなっちゃいました。過去作品との答え合わせやキャラ間のやり取りにかなりの時間を割いたけど、ラストバトルはほんと景気が良かった。サノスを皆で、みんなで! 囲むところを、一年間待ってたんだ…。ラストバトルの、ピーターがガントレット持って逃げ惑うところにヒロイン集結のシーンは、もう……女子力(物理)すぎて最高だった(批判もあるんですか。なるほどな。でもかっこよかったからいい)。ヴァルキリーの乗馬姿も最高にイカス。そう、今回、ヒロインというか女性キャラが何人も復活登場してて、フリッガ様、ジェーン、ペギー、あとなんといってもエンシェント・ワン…!!!!! ああ~さいこう…。また動くエンシェント・ワンが見られるなんてー!!
 あーそうだペッパーも! ペッパーはトニーさんを心配するがあまり、ともすればアイアンマンの足枷になりがちだけど、最後の最後の戦いにはスーツ着て参戦してくれるんだぜ?! しかもツイッターで見かけましたが、瀕死のトニーさんに最後にかける言葉、「大丈夫」は、原文では「We will be alright.」だと。私たちは大丈夫、って言うの、最高のヒロインじゃないですか…?! ああ、だからこそやっぱりペッパーが可哀想で可哀想で可哀想なんですけど!! やっぱり彼は生き残ってこそだったのでは?!!!(ヒロインで思い出したけど今ロス捜査官は何してんだろうな。)




 結末20分について。

 トニーさん。
 5年間平和な家族との暮らしをしていて、見てるこっちも、なんかもうこのまま平和に暮らしてってほしいって思って、彼の意思を無視はできないよね…って思って、でも。そうなんだな、砂になったピーター・パーカーのことだけは、トニーさんの、無視できない心残りだったんだな…!! はー尊い。はー。ピタトニ的にはほんま…。
 IWでの二人のラストシーン、ほぼアドリブだったというあのシーンももはや伝説の名シーンだけど、今回の、トニーさんが死んでゆくのを目の当たりにしたトムホの表情めたくそ最高でもう?! 語彙がなくなる! あの子ほんまどないなっとんの?!!! トニー呼びもまさかアドリブ?! って言われてたけどどうなんすかねえ! あー、「ハグはまだ早い」って言ってた二人がもうハグハグですよもう…駆け抜ける恋…。
 ああしかし、アントマンとスパイダーマンは、明るい映画が観たい時用だったのに、私もうスパイダーマンを明るい気持ちでなんか観れない。次回作どないな雰囲気で始まるん?
 てかピーターは5歳ぶん年を取り損ねてますよね? ネッドと学校で再会できてたってことは、ネッドも砂になってたのかな?? その辺の世界どないなってんねやろな。過去改変ものはその辺がわからなくなる。でも改変後も全員記憶引き継いでるから、なかったことにはなってない。それって世界中は、どういう認識してるんだろう。次回作どういう世界観で始まるんだろう(笑)。

 アイアンマンで始まった世界だから、アイアンマンの死で終わるべきなのかもしれない。彼がいれば、世界はどうしても彼に頼ってしまう。きっと制作陣とRDJが話し合って決めた結末なんだろうけど、そうあるべき結末なんだろうけど、それでもほんとに辛くて、だってこの世界にもうアイアンマンはいないんだよ?! そんな世界すぐには受け入れられない。うしろめたさを引きずったまま、前に進んでくれ、かあ、こういう我々の気持ちまで見越した序盤の台詞なんだなあ。
 何を曲げてでも生きていて、ただ生きていてほしかった人だけど、「ただ生きてる」状況が絶対に合わない人だから、彼に頼らないで映画がこの先、世界がこの先続いていくには、彼は死ぬしかない。
 でも辛いです。ペッパーの気持ちが辛い。(そうだ、IWの吹き替え見ててわかったんだけど、IWの感想のときに書いた、「私も…」という台詞は、フライデーの声で、私も圏外になっちゃいます的なセリフで、ペッパーは終始行かないでって言ってた。メモ。)

 ただ、他に方法はなかった、あそこでああするしかなかったから、他の誰かがやるよりも、トニーさんがやってなんぼ、なんです。わかってる。ああでも、トニーさんを(映画的に)生き残らせるのもできなくはないはずなんですよ、ガントレットを使ってハルクが生き残れるなら、多分キャプテン・マーベルとかでも大丈夫そうじゃない? (あれあと、野暮なこと言えば、ストーンは別に最後壊れてないから、また使えるんでは…? ダメ?)
 でもそういう展開にしない、と、制作陣が、RDJが、決めたんですよね。だったら仕方ないけど。でも辛いー!




 スティーヴについて。

 中盤で、サムのやっていたカウンセリングの仕事を、スティーヴが引き継いでるんですよね。それがラストへの布石だったんでしょうね、今度はサムがキャップの仕事を引き継ぐ、って。私はなんかまだ、二代目キャプテン・アメリカ、とか、アメコミでは当然のそういうのちょっと理解できないんですけど。友人と話してて、でもこないだのスパーダーバースでもだけど、やると決めたら、皆がヒーロー、皆がスパイダーマンなんだ、って。大事なのはガワじゃないって。そうだなーそれもわかるんだけどなー。一歩外に出れば、君もアベンジャーズだ。
 でもほんとうに、びっくりしすぎて、衝撃すぎて、エンドロール入った瞬間が一番泣いた。

 私は、公式が出してきたものは、できるだけうまく噛み砕いて、うまく腹に収めたいと思ってる方です。もちろん二次創作する人間だから、受け入れた上で、ifを考えもするけども。
 だからそのときはほんとびっくりしたけど、スティーヴがそれを、借り物の力を全部返して(CWの感想で、アイアンマンの悲壮感とキャプテン・アメリカのスパっとした切り捨て方?の差は、力も盾も全て、スティーヴにとっては借り物だから、と書いたきがする)、なんなら家族っていった皆のことも捨ててスティーヴ・ロジャースとしての人生をもっかいやってみたいと思ってたのなら、実は思ってたんなら、それを汲んでやりたい気持ちはありつつ、でもでもつらー! と思ってて、でもなんか彼の気持ちを汲みつつもちっと辛くない方法はなかったのかな?! って思ってて。
 家族と自ら呼んだ人々をあっさり捨てたことについてはまだうまく噛み砕けていない。特にバッキーを「現代」にひとりぼっちにする行為だと思うと。ほんまにそこなんでなん?
 バッキーがいともあっさりした表情でそれを受け入れたから、あーでもスティーヴはお母さんの葬式のときも、バッキーの申し出を、ありがとう、でも大丈夫だ、とスッと断るとこあるから、バッキーは、スティーヴがそういう、自分勝手?な孤独な奴だってわかってるから納得…なの…?

 でトニーさんの結末は、ああするしかなかった、だけど、スティーヴの決断は、他にどうにかできなかったかな? と考えていて、はっと閃いたんだけども、

 あれっ?! バッキーと一緒に過去に戻ってストーン返しの作業やったらよかったんやん?! って閃いた。その後スティーヴが同じ選択をしたとして、バッキーだけが、一緒に過去に残るに相応しい相手やんけ。って。
 別にペギーとキスENDとも両立するやん。

 そう考えてたら、むしろ、あんな大事な任務をなんでスティーヴ単身に任せたんや?と、むしろそれが不自然に感じてきた。そう出来たのに、しなかったのではとすら。だってそうしたら、今までどうり、ペギーのことを好きな異性愛者、でもバッキーはマイボーイ、という(ファンにとっての・笑)両立を叶えられたのに…。そうしたくなかったんでしょーか。 今まで頑なに女性とのキスシーンを入れてきたのもそういう…? クリエヴァがペギーよりバッキー派wみたいなところあるからそれに引きずられてたけど、スティーヴはずっと、やっぱペギー一筋だったんかなあ。うんでも上記のバッキーと過去に残るルート、我ながらいいと思うんですけどどう?

 まだこれから考えるんだけど。家族、っていったのを捨てたのと、「最後までいっしょだ」の言葉を反故にした、と考えると、なんで? なんでそうする必要あった? って思います。トニーの結末みたいに、そうしか仕方なかったなら、嫌だけど、代案出せないなら受け入れるしかないんだけど、やりようがあった気がしてならない。

 で、ここからは、皆さんの考察とか感想とか読んでからなんですけど。

 あっ…なるほど…バッキーとは事前に相談していた、と見るべきなのか。そうやんな、バッキーの落ち着いた態度、サムに譲った態度は、知ってたと思うほうが自然か。そっか…。バッキー自身が選んだのか。かもな…。うええそれも辛いんですけど。
 小宮山先生の感想読んでて、そうか、バッキーは自分を許せてないから、平穏な人生をやり直しさせてくれるチャンスがあっても、それを自分に許さないかも、かー、なるほどな…。
 けどそうなると、過去改変もののわけわからんとこやけど、…過去に残ったスティーヴは、どういうふうに人生を過ごしたのかって。例えばバッキーがハワードを殺すその日を、阻止せずに過ごした、の…?
 阻止してしまったらどうなるの?
 過去改変、わからねー。

 過去改変周りは、ラストのおじいちゃんスティーヴが、量子世界スーツを着ていないってことは、ずっとこの本編世界線で生きてきたスティーヴが、歩いてここまで来て、若い自分が旅立つところもベンチに座って見てたってことっすよね。そうなると、別世界線が生まれるタイプの過去改変ではなく、ひとつの世界を書き換えるタイプですよね。え? それで矛盾ない?? おかしい気もする。わかんない。
 石返却後、この世界戦の過去までは、スーツ着て戻って来た、ってことよな? ちがう?
 あ、ペギーについては、私もダンスの約束はしたけど結ばれてはいないと思う。

 上記の感想では「最後まで一緒の約束を反故にした」と興奮して書いちゃってますけど(笑)、バッキー&翼のドラマで、ちょいちょい存在を匂わせてくるといいなあ。強化人間、あれ何歳くらいの肉体なんですかね? 老いてからも一緒にいてくれるんなら、家族を捨てたことにもなんないよね。

 老スティーヴの白髪と服装が、アベンジャーズ1でロキの「跪け!」に抵抗したおじいちゃんと同じ、という、あれはスティーヴなのでは、という考察をお見掛けして滾った。発言主さんもおっしゃってたけども、アイアンマン2の勇敢な少年がピーター・パーカー説と同じ程度の、だったらいいね的なものとは思うけど。でも服装そこまで似せてるなら、そういう意図あるでしょ…確認はしていないですけど…。




 一旦こんなものか。 終わってみれば、主要人物の今作での犠牲って…ナタ姐とトニーだけ? どっちの死もまだ受け入れられないけど、エンドゲームと銘打たれたこの作品で、最小限の犠牲だったと言える…よね…。
 今回最も予習すべき作品は『アイアンマン』初作だったと思ってる。10年前じゃ忘れてる人もいるでしょ。
 チーズバーガーはトニーが拉致されて帰ってきて一番にハッピーに要求した食べ物だし、「トニー・スタークにも心はある」は言わずもがな、当時の鉄の心を持つ科学者トニーの人間性担当ペッパーさんの粋だし、エンドロール後のハンマー叩くカンカンって音、拉致されてる時に、一番最初のアイアンマンスーツを作成している時に、トニーが片手で鉄を打ってるハンマーの音だし、「私はアイアンマンだ」は映画1のラストと通ずる台詞(英語の言い回しは違うけど)やん。10年前の映画、もっかい見直してからEGに挑んでほしいわ…。特に最後のカンカンはわかんない人多いでしょ…! もったいない!

 あー大事なこと忘れてた。AoUのラストでキャップが言いそうで言わなかったあの言葉を!!  あ、の形に口を開いたところでエンドロールに突入した。それを、ああ、絶対に言うと思った! 最後の戦いのあの瞬間に、「アベンジャーズ、アッセンブル」字幕もそのままだった。いいんだ? アッセンブルという英語の意味伝わんないかもしれないのに、平易な日本語訳にするよりも、このアッセンブルという言葉を、アメコミファンに向けて表記してくれたんだぁって。

 人間の順応力ってすごいというか、色んな方の意見聞いてるうちにどんどん冷静になってこれる自分が怖いというか、初見直後はあんなに泣いてたのに、二日経って、「今観てきた! うわーん! なんで死んじゃうの?!」ってなってる友人に、でも仕方ないよね、とか冷静な意見を返してしまってる自分ヨクナイ! って思った。直後は自分もそうなってたくせに。ごめんな友人…。

 サノスのこと、前作では、制作側の必死の描写が功を奏してて、憎いとまでは思わなかったのですけど(アウトやしサイコパスやけどそれでも)、ここに至って、ほんまいらんことしてくれたわはよやっちまえー! って思えるようになってて、不思議だなーって。

 まとまらないまま終わる。しかしまー、続編出せば出すほどダメになっていくのが常のこの世界で(暴言)、毎回毎回面白さ更新して、こんな大掛かりな結末まで持ってこられるってほんと、この時代に生きててよかったとすら思う。スパーダーマンFFHは、フェイズ4の始まりではなくて、フェイズ3の終わり、なんですね?! ひえ…。こわ…。どんなつらい(ピタトニ的に)映画になるの…。
 うわーんでも、アイアンマンで始まったこのシリーズが、スパイダーマンで(一旦)おわるの。なんなの。尊いの。ひどい。すき。
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