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最近読んだ漫画めも。
 pixivコミックは色々読んでいるのですが、漫画として、描いてる人がうまいなあ…! って思うのが、『であいもん』『メタモルフォーゼの縁側』。主人公の行動が毎回ギリギリアウトすれすれでひええってなるのに、読んでると受け入れさせられてしまう魅力のあるのが『響』。
 不死者から見た生命への、死への考察が鋭すぎて、作者は不死者にちがいない、でないとこんな考察に至らないって思うのが『しをちゃんとぼく』
 あと『王様ランキング』読んだ…うおおお完結してないのかこれええええつらああああ 「変化があった時はしっかりとコミュニケーションをとれ」というのは至言…。どのキャラの話もいいけどヒリング様がキュート…。


 手塚と跡部の試合がアニメリメイクされたので早速劇場観に行きました。何回この試合観てるかわかんないくらいアニメでも原作でもテニミュでもみてんのに、まだ普通に二回くらい泣いたからな?!
 どうかしてる、まったく。

 ここまで原作に忠実に描いたのに、どーしてなのかな、と思ったのは、跡部は原作では試合の後に無言でベンチに座る、なのに。アニメのとき、その後に一言あって、私は、まあいいけど、そういう解釈もいいけど、いらないなって思ったんすよね。
 今回リメイクしたのに、また別の一言を付け加えたのは、うーん、…別にいいけど、やっぱり私はいらないなって思う。

 諏訪部さんの演技がやっぱところどころ無茶苦茶熱くて、跡部にとってのこの試合への価値、ってのが伝わってきた。あ、もう、15年くらいかけて死ぬほど語ってきたのでこれ以上はやめますけど(笑)。
 二人の挿入歌の熱さと、手塚の想いを背負ったリョーマの背中アップからの皆口さんカバーゆがっげーは、卑怯。卑怯…。
 あとねえテニミュ観すぎて、「俺様の美技に酔いな」の台詞のあとにべたまのソロ曲が始まらないのが拍子抜けだったw
 そういやこの劇場公開にあわせて二人の1stシングル曲がテニラビに追加されましたが、これは次82のホットイリュージョン追加ありますね! 楽しみですね! あと立海ヤング漢の新曲が出るそうで、当時のジャケ写に比べて今の仁王くんのキャラデザがめっちゃイケメンになってて、当時の作画崩壊がまじ笑えるw 頭ウニやんww 今めっちゃ美少女www

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『アルスラーン戦記』が完結するとな。さすがの田中芳樹も、…いやまあ、未完のまま世を去る作家も多くいる。ちゃんと残り時間を計算してくれててよかった。これであと残るは『創竜伝』かー。これ難しいよな正直。リアルタイムの日本を扱ってたから、物語開始当初と、世界が、日本があまりにも変わったよな。
 しかしもはやアル戦の結末にさほど執着がないどころか、青春の1ページでもあったから、永遠に終わらず存在し続けてくれてももういいやって思ってたとこもあり複雑…。と思いつつ未読の5冊をポチっとな。

 荒川弘版コミックス新刊は相変わらず最高でした。ダリューンの窮地に狼狽するアルスラーンの後ろに、ちゃ―――んとナルサスをちゃーんと描いておいてくれてる。ジャスワント勧誘の、アルスラーンの人たらしっぷりも完璧でござる。原作よりも、二人の共通点「自分が何者かわからない」を際だたせてあり、ジャスワント加入を自然にしている。すごし。少しずつ挿入されるオリジナル要素もすごくいい。そしてルシタニア勢を描きたいって意味のコメントがありましたが、これもすごく嬉しい。敵サイドに愛着を持ってる作家さんが描くなら、絶対に丁寧で深みがでると思う…。魅力的な敵、というのは名作の絶対条件だろ!

 そして未読の既刊5冊が届いたので、観念して、続きを読み始めました。最初は今更たいして興味もないな…とか思ってたけど、読み始めたらやっぱおもしれー。『アルスラーン戦記』だっつうのに、アルスラーンが登場するのが5章中1章しかなかったり(笑)。さすが。ギスカールとヒルメスにはなんか頑張って欲しいな。どっちも苦労したんだから、ちょっと報われてほしい。あとクバード×メルレインは昔から割と一押し。角川カセット文庫で、メルレインの声優中原茂さんなんすよー私の初恋の声優さんですから! すき!
 ヒルメスがかわいいと感じられるようになるとは、私も年とったな…。でも余裕もでてきて、頑張ってもいるし、応援したくなる。
 年とったといえば、キャラの死が昔より堪えるようになった。…年もだけど。銀英伝は、一気に読んだから、そういうかんじはなかったんだけど。リアル中二病のころから好きだった世界の、もう何十年付き合ってきた人が、死ぬのは堪える…。田中芳樹のえぐいとこは、何十年もアルスラーンの十六翼将という言葉を使ってきておいて、まさかそれがこんなに短い間の存在だとは、というところ…。読者にむかって罠をしかけてきよる。自分の遅筆を逆手にとる(笑)。
 そして、アルスラーン当人は、頼りがいがでたかといえばそんな様子はなく、ただ、人を通り越して仏か神のようになりつつある。

 以下既刊『戦旗不倒』までネタバレ






















 中盤を過ぎた田中芳樹作品てのは、乱立した死亡フラグの中で誰が死ぬのかを探るミステリのよう。けど、医療の発達した銀英伝と違って、中世ペルシアでは、病や怪我でもぽろっと死ぬんだよな…。エステルの件はだいぶ昔にネタバレ聞いてたのですが、そっかあ、そんなかあ…って思いました。でもほんと再会したせいでアルスラーンの心から離れなくなっちゃったって面はほんとあるよな。
 アルフリードの件は、ナルサス×アルフリードの長い同人誌をシリーズでずっと読んでたので、でも結ばれるとは思えなかったんですよずっと。でも、あんたの頭を守ってるんじゃない、の台詞はしびれたなあ…。あれにはナルサスもしびれるよね。
 ヒルメスが彼を斬った後の心情って、そのまま田中芳樹の心情で、読者の心情だったんだろうね。あの人が描く世界絵図が、本当に華やかで色彩溢れていて、でも大丈夫だよヒルメスたん、多分あの人なんか仕掛けてるよ。信じようヒルメスたん…。
 にしてもしっちゃかめっちゃかなパルスの状況、あと一巻でほんとに終わるんですか…。

 はあ、既刊全部読み終わると、読まなければ、彼は彼女は、私の中で生きたままだったはずなのになあ、と軽く後悔すらしています。戦旗不倒、というタイトルの意味に気づいたとき、あ、この人の死は避けられないなと思って、でもこの人にしてはあっさりだったのは、その死後になにか布石をしているんだな? とは期待してる。
 最終巻読まなければ、私の中で『アルスラーン戦記』は終わらずにすむけど、ネタバレを目にしないで生きてくのは難しい時代だから、発売日に買って読みます。あー、やっぱ何十年来の知人が死ぬのつらい…めっちゃ堪えた…今読んでよかった。15巻の発売日に読んでたら、その状態のまま一年半やったもんな…。こんなに堪えるとは思ってなかった。でも考えてみりゃこのお話の中で、彼が一番好きだったんだあ。彼の死に際し、彼の親友も、彼の主君も、彼の愛弟子も傍にいなかったこと、誰にも最後の言葉を伝えてないところが、つらいんだ。でもそれは、絶対最終巻で回収されると思ってる。彼を殺したのがあの人だったのならもう文句はないし。避けようのない死だったと思うから。
 …え、やばい泣けてきたぞ(笑)。うう。最高のコンディションで最終巻を迎えられそうです。くっそー。

自分ブクマ。ソー3ネタバレ。なんとシネマトゥデイさんが助けてのシーンの吹替版を動画でアップしているw なぜだww コメントに銀魂みたいなことすんなwってついててわろた。




 へ? 青学9代目卒業? へ? はやくない??!

 …(計算) 峰・ルド・吹・氷、六・立・比、氷・四・立で4校3校3校…か…ええ…いや早いでしょ…半々にしようよ…春ってことはドリライ的なもので卒業か。ええー…。言葉がない…。




 定価出して買う、っていうのが、作品への最上級の評価だと思うので、無限の財布をもたない私は古本も買うし立ち読みもするしネカフェも使います。その中でほんとにいいと思ったものは買う。
 でもなんか縁というか、出会いでもあるので、ふと目に留まってぱっと定価出すこともある。電子書籍になって、ノータイムで買えるようになって、危険だけど楽しいです(笑)。『昭和元禄落語心中』は間違いなかった。昨日衝動買いしたのは『ちひろさん』! なんかちょろちょろなんで?! と思うところで泣けました。素敵なまんが! ちひろさんの前職時代の漫画もあるのですが、続編の方が、より深い。夜の街を舞台にしないほうが、より闇が深い気がする。
 と、読んでて『ショムニ』の作家さんだと知る。あ…あー、なるほどー。いや漫画もドラマも知らないけとね。なんかがっつり骨太な代表作持ってて当然の雰囲気だった。お弁当やさんで働く自由な女性ちひろさんが主人公の、ジャンルとしてはヒューマンドラマになるのかもだけど、その言葉からは全く真逆の殺伐さとかこそがいいところです。
 あと私は最近無数にある料理をテーマにした漫画が大好き。二つに分かれると思ってて、『ソムリエ』とか『神の雫』とか、ドラマ重視のものと、『めしぬま』とか『山と食欲と私』『ごほうびおひとり鮨』『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』とか、食べ物そのものがメインのものと。(読んでないけど、『食戟のソーマ』とか『ミスター味っ子』とか『鉄鍋のジャン』とかはバトル漫画なのでまた違う(笑))でも、なんで好きかの理由のひとつに、食がテーマ(のひとつ)の漫画に、本気で暗いものってないんですよね…。美味しい、を描くからには、絶対にそれはないの。だから好きなのかも。
 半面、今なら何でも食を絡めればそこそこ売れるだろ! みたいな態度が見え隠れする漫画はすっぱり切ります。なめんな。偏見かもしれないが4コマ漫画に多い。スマホで読むのに4コマは大きさ的にきついってのもある。

 電子書籍で読んで、改めて書店で探したのは『社畜と幽霊』『魔法少女俺』あと今後も頑張ってほしい『スーパーヒロインボーイ』です。不良高校生がある日プリキュア的な女児アニメを観てなぜかどハマリするも、なかなか自分でその事実を認めようとしないという漫画なんですけど(笑)、どっかのレビューで、「自分を見ているようで楽しんで読んでたが、キャラショーを観に行く回があまりにリアルすぎて耐えられなくなったので☆3」というw 大変リアルなレビューがついてましたw
 上記は無料公開で読んだ後にちゃんと買い直した、ってやつですが、電子書籍で買って、そのあと紙でも買い直したのは、最近は『ニンジャスレイヤー』『ゴールデンカムイ』です。アニメ化おめでとう! キャラデザ大貫健一! わが青春のアニメーターだぜ。残酷描写とかはあれかな、ジョジョのアニメみたいに謎の光とかで隠すのかな…。11巻も相変わらず元気な変態が一杯で気が狂っててほんと楽しい漫画ですよ! 賭場に鶴見中尉が現れるときにのれんを手でズパアと分けて出てくるの、映画『レオン』のゲイリー・オールドマンですねwww
 先日ヤンジャン本誌に谷垣のフンドシグラビアが掲載されてましたけど、なんでこの漫画は谷垣を性的な目で見たがるんだwww 青少年が変な性癖に目覚めたらどうするつもりだwww

ツイッターで掲載始まったころから見てましたが、web連載を経て単行本化。買うつもりはしてたのですが、買ってほんとよかったです。書き下ろしめちゃ多くて、この方社長秘書しながらこのペースで一冊描きあげるってすごくないですか…! すごく描くの速そうではあるけど…。ご自身が裸(笑)なのも速さの一因なのかな。
 そして、構成がすごくよくて、ためになる雑学から、目の見えなくなる話ときて、最後の加筆1ページがすごく効いてました。目の見えなくなる話は、面白かったしためにもなったけど、なんで急にこの話をされたのかな? と思ってたんですが、腑に落ちました。いい本。

『ユーリ!!! on ICE』を初見で一気に全話見るという贅沢を敢行。やばい人間としての機能が低下する。

 以下最終話までネタバレ




























 古い時代のオタクですから、フィギュアスケートくらい一度は当然ハマってます。長野五輪のときにね! キャンデロロとかにね!!!
 何でこれリアルタイムで見なかったのかというと、いやなめてたわけじゃないんです、これ良かった場合、週一とか待てないなって予感してて、まとめてみるってのもまたそれはそれで贅沢だろうしいいなって…でもこれはやばい人間としての機能が損なわれる。すいませんすごかったです1話半分でもうわかった(笑)(笑)。すごい(笑)(笑)しってたけど(笑)。清潔なエロスは暴力、ってまさしくこのアニメのことですね。

 作品についての議論は尽くされているでしょうから今更何も言えませんけども、トップアスリートの、それも、表現をするアスリートの傲慢さ貪欲さがかっこよくて最高でした。最終回のユーリの2つの滑走はどっちも泣いた…神々しくて泣いた。

 キスと指輪に関しては、リアルタイムで見てなかったので、正常な判断は下せないな。そういうシーンがあることは知ってて見たので。この描写が加わった時点で、私は冷めることも確かにある(『バッテリー』は、作者の方がBLも書く人だと知った瞬間冷めた)。でもそれが影響しないこともある…(宝塚でヤンミキ(トップ男役コンビ)の最後の公演でキスシーンがあった時は、禁じ手すぎてびっくりしたけど、別にそれを縛る必要もなかったな、と感じた。影響しなかったどころか、よくやってくれたと思った。)。リアルタイムでみててどっちに転んだかはわからないな…。

 私にとっては中盤から、これはあれだ、リョ塚リョ好きにはたまらんやつだと気づいて、なんかだから…ちょっと言葉ではもう…。カプでもいいんですけど、それよりテニスだ、みたいなとこが好きなんだ。いやカプでもいいんですけど。

 なんかヴィクトルのほんとの目的みたいなところがずっと不明瞭で(なんでユーリを選んだのかとか)、変な落とされ方するんじゃないかとヒヤヒヤしてたので、ヴィクトルが狡知な人ではなくて、ただの貪欲でアホな天才でよかったです。変な計算とかじゃなくてよかった。よかったですうう~。誰も不幸にならなくて、変に漫画ぽい展開しなくてよかったー。なんだただの両想いかあ。よかったーだばぁ(泣) いいアニメをみた。やっぱ画面越しに見る天才は最高だな。(現実にはあんまり接していたくないが。)