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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』観てきました。前作『ウィンター・ソルジャー』を素晴らしいガイドさん付きで観てから、実際にこの目で見る日がくるとは思ってなかった。それくらい待った。2016年4月ってのは、永遠と同義だと思ってた。
洋画沼の方々が、ほんとうにこの、キャプテン・アメリカVSアイアンマンのシビル・ウォー(内戦)という構図に心を痛めてて、引き裂かれそうになってて、映画のプロモーションもいたるところでチームキャップかチームアイアンマンか、という風に煽ってて、公開日に自分は死ぬかも、みたいなTLばっかりで。でもなんか私は、この監督に絶大な信頼感を持ってて(監督の事なんも知らないのに・笑)、絶対大丈夫で絶対面白いから、絶対楽しみ! っと思って公開初日を迎えたのでした。
以下ネタバレ。
洋画沼の方々が、ほんとうにこの、キャプテン・アメリカVSアイアンマンのシビル・ウォー(内戦)という構図に心を痛めてて、引き裂かれそうになってて、映画のプロモーションもいたるところでチームキャップかチームアイアンマンか、という風に煽ってて、公開日に自分は死ぬかも、みたいなTLばっかりで。でもなんか私は、この監督に絶大な信頼感を持ってて(監督の事なんも知らないのに・笑)、絶対大丈夫で絶対面白いから、絶対楽しみ! っと思って公開初日を迎えたのでした。
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そんな私ですら何度もはわわーはわわー!!! ってなったので、ほんと皆さん大丈夫だったろうかとw でも、面白かったーたくさんいっぱい大事なシーンがあって、3作越しで描かれた、ペギーとの出会い、ペギーとの再会、ペギーとの別れ。という構図がほんと美しかった。エージェント13とのキス! は! ほんと遅いww なんであの時キスしようって思ったのかはよくわからないが、しかしもやしよくやった、と深くうなずく新旧相棒コンビがもう、あのシーンやっぱこの映画で最高のシーンですよね!?
忘れないうちに書いておきたい、スタッフロールで流れる作中のBGMのタイトルに『LEFT HAND FREE』(英語わかんない人なのでアレなんですが、左腕から解き放たれた、という風に思っていい?)ってあって、うわーそれってバッキーの左腕のことかよー。と思ったことと、『Bonnie and Clyde』って曲があって、うわーそれって犯罪者カップルが車に乗って二人きり愛の逃避行ってことかよー勘弁しろよースティーブとバッキーは最期までいっしょに帰らない旅に出るカップルなのかよーMCU界のカップルなのかよー! と思って他の記憶がいくつか飛んだ。
まだ今字幕1回しか観てないのでとにかく忘れないうちに書いておきたいのは、前半のカーチェイスでの、バッキーのバイクぶんどり方がえげつなくかっこよかった…。バッキーに関しては、2年間案外ちゃんと生活してたみたいでよかった。いい笑顔で果物買ってたww そっかーでも今回の黒幕がいらんことしなかったら、もっとずっと身を隠していられたのか…。暗示が復活することもないなら殺戮もせずにすんでて。でもスティーヴとの再会もなかったか。
例えばバッキーがいなければ、バッキーという旧友が絡んでこなければ、キャップVSアイアンマンの対立は起きなかったんじゃないか、と、そんな気も一瞬するけど、そうじゃなくて。バッキーは、今回の事件の象徴なだけで。キャップは、今回のように、真実を見落として間違った方向に世間が組織が進んでいってしまうことがある、だから、真実を見抜いて行動するため、自分たちが組織に属してしまうのには反対、なんだね。そこがもやっとするから、どうしても協定に賛成できない。世間の言ってることはわかるけどどうしてももやっとしてて、そこにペギーの言葉と、バッキーの存在に後押しされて、あの行動を取ったんだと思う。バッキーのため、バッキーのせいじゃない。
ただまあ、軍人だったキャップがそう思うんだー、とは思ったかな。アベ1の時、コールソンを喪って消沈するメンバーに、「兵士なら…」といいかけて、他ならぬトニーに「私達は兵士じゃない!」と言い返されたじゃない(アベでのキャップは全体的に「戦場にしか居所がない兵士」として描かれてる気がする。監督差?)。トニーも『アイアンマン2』とかで、兵器(アイアンマンスーツ)の管理を軍にさせるべき、と責められて、「これは私のペースメーカーであって兵器じゃない」と反論して、独立を認めさせたじゃない。どっちかっていうとトニーも、独立勢力であることを当然望んでいる。
でも彼は罪悪感も責任感も人一倍でかいから、力なき市民へのストレスを少しでも軽減させたい、今妥協しないともっとひどい待遇を押し付けられる、ということも分かってて仕方なく協定を飲むんだろうな。監督の違い、とかの生臭い事情を除けば(笑)、そういうかんじかなと理解しているが。だからなんか…ほんっとトニーさん可哀想だった。そんなときにペッパーまで側にいないの。なんでー。なんか続編で展開あるのかなあ。
あ、でも、『アイアンマン3』でスーツ全部破棄したのに何故か次作『アベンジャーズ』でしれっとアイアンマンとして活動してたことについて、僅かながら言及があったのはこの映画が初めてです(笑)。皆なんも触れないんだもんなあれ(笑)。
バッキーの最後については、うわあもう、私達オタクでは絶対に下せないあの決断…。腐女子は辛いけど、それを我慢できるスティーヴまじ神か狂人やとおもう…。でも実際、そうだよね、そ、そうだよね、バッキーの負担を一番に考えたら、あれがバッキー自身が安心できるって意味で、きっと最善だもの…! 普通ならあれは我慢ならないけど、でもバッキーのことを思えばやっぱりさあ…!!
そ、それでも、それでも、70年間凍らされて眠らされてたバッキーが、もう一度寒くて狭いところにはいって、ガラス面に霜がおりる描写はあまりにもつらたん…。ウッ
ブラパンさん(ひでえ略語)がスティーヴ側についてくれたのはなんだかすごく癒し。
あ、あの、バッキーが逃亡するときわざわざ大事に持って逃げたバックパックの中身に関して、映画中で言及がなかったのは大層もったいない。中の人のインタビュー記事によると、「彼は思い出した断片的な記憶を書き留めたノートを何冊もあのバックパックにいれている。アルツハイマー患者のように。彼は取り戻した記憶を再び失うことを恐れているから」うおおその設定は公式なのか中の人の解釈なのか…。でも、わざわざあのカバンを持ち出す描写があったからには、多分そういうシーンの撮影が実際にあって、カットされたとかなんだろうと思われる。
3部作のラストでありながら、シリーズは継続して撮られる、という条件でのオチのつけ方はほんと難しいよな?! なんて思ってたのですが、その条件、これだけのキャラ数、これだけのストーリー、人の心の動き、をきちんきちんと処理してまとめたのは、ほんっとうにすごいことで、監督信じてたで! と思った。信じてた以上でした。キャラたちがそれぞれ心の動きがあったもの。『アベンジャーズ3』かよ、って思うほどみんな活躍があってそのうえ新キャラまでいて。あ、でも、あと10分伸ばして、もちっとスティーヴとバッキーの旧交を温めるシーンがあってもよかったです。あったけど。あったけどもっと!!!
今思えば、ロバート・ダウニー・Jrとクリス・エヴァンスが、きゃっきゃきゃっきゃとにゃんこファイトみたいにぽかぽかやりあってるプロモーションの数々は、天国みたいだった。今後もシリーズは続くとはいえ、こう、2大ヒーローが対等にやりあう宣伝って、すごい贅沢だったと思うわけ。私はあんまりこの映画に悲観的なことを思ってなかったから、贅沢だったなーなんて思います。
それでもほんと、トニーさんは痛々しかった。彼の言ってること、したことは間違ってないし、仲間達を思っての事だし、そんな、鷹さんもそんな責めないであげてください…。キャップとの戦いの最後でマスクを剥がれた後、楯を振りかざすキャップから咄嗟に自分の「首」を守ろうとしたトニー、トニー自身が、自分のその咄嗟の行動にショックを受けていた、という指摘を読んで、ふわあぁぁぁとなりました。キャップが自分を殺すと思ってる、思って咄嗟に自分の首を守ってしまった、そんな自分にショックを受けていたと。うわあああ天才かぐわああああ。
という気持ちで明日明後日にでも吹替え版を観てこようと思います。てことでこの感想は暫定。あっひとつ言い忘れてた私ラムロウさん(クロスボーンズさん)には無限の夢と可能性がある、と思ってて(「彼のなにが貴方にそれほどの信頼をさせるの…」と言われたことがある)、なのでほんと最初で退場してしもうたのは残念でした。それでも「あいつお前のこと覚えてたぜ。お前の親友、お前の相棒、お前のバッキーがな(He remembered you―your pal, your buddy, your Bucky)」という台詞ひとつとってみても彼はほんとうに素晴らしい功績を残したキャラじゃありませんか?! 吹替え版の声優さんの演技がまたこの無限の可能性を感じさせるので(前作序盤の、キャップのフリーダイブを惚れ惚れと見送りながらの「いや…必要ない」が最高なんスよ)、今から吹替え楽しみです! 難しいこととかは吹替えみてから考えます。今はとにかく楽しかった。
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そんな私ですら何度もはわわーはわわー!!! ってなったので、ほんと皆さん大丈夫だったろうかとw でも、面白かったーたくさんいっぱい大事なシーンがあって、3作越しで描かれた、ペギーとの出会い、ペギーとの再会、ペギーとの別れ。という構図がほんと美しかった。エージェント13とのキス! は! ほんと遅いww なんであの時キスしようって思ったのかはよくわからないが、しかしもやしよくやった、と深くうなずく新旧相棒コンビがもう、あのシーンやっぱこの映画で最高のシーンですよね!?
忘れないうちに書いておきたい、スタッフロールで流れる作中のBGMのタイトルに『LEFT HAND FREE』(英語わかんない人なのでアレなんですが、左腕から解き放たれた、という風に思っていい?)ってあって、うわーそれってバッキーの左腕のことかよー。と思ったことと、『Bonnie and Clyde』って曲があって、うわーそれって犯罪者カップルが車に乗って二人きり愛の逃避行ってことかよー勘弁しろよースティーブとバッキーは最期までいっしょに帰らない旅に出るカップルなのかよーMCU界のカップルなのかよー! と思って他の記憶がいくつか飛んだ。
まだ今字幕1回しか観てないのでとにかく忘れないうちに書いておきたいのは、前半のカーチェイスでの、バッキーのバイクぶんどり方がえげつなくかっこよかった…。バッキーに関しては、2年間案外ちゃんと生活してたみたいでよかった。いい笑顔で果物買ってたww そっかーでも今回の黒幕がいらんことしなかったら、もっとずっと身を隠していられたのか…。暗示が復活することもないなら殺戮もせずにすんでて。でもスティーヴとの再会もなかったか。
例えばバッキーがいなければ、バッキーという旧友が絡んでこなければ、キャップVSアイアンマンの対立は起きなかったんじゃないか、と、そんな気も一瞬するけど、そうじゃなくて。バッキーは、今回の事件の象徴なだけで。キャップは、今回のように、真実を見落として間違った方向に世間が組織が進んでいってしまうことがある、だから、真実を見抜いて行動するため、自分たちが組織に属してしまうのには反対、なんだね。そこがもやっとするから、どうしても協定に賛成できない。世間の言ってることはわかるけどどうしてももやっとしてて、そこにペギーの言葉と、バッキーの存在に後押しされて、あの行動を取ったんだと思う。バッキーのため、バッキーのせいじゃない。
ただまあ、軍人だったキャップがそう思うんだー、とは思ったかな。アベ1の時、コールソンを喪って消沈するメンバーに、「兵士なら…」といいかけて、他ならぬトニーに「私達は兵士じゃない!」と言い返されたじゃない(アベでのキャップは全体的に「戦場にしか居所がない兵士」として描かれてる気がする。監督差?)。トニーも『アイアンマン2』とかで、兵器(アイアンマンスーツ)の管理を軍にさせるべき、と責められて、「これは私のペースメーカーであって兵器じゃない」と反論して、独立を認めさせたじゃない。どっちかっていうとトニーも、独立勢力であることを当然望んでいる。
でも彼は罪悪感も責任感も人一倍でかいから、力なき市民へのストレスを少しでも軽減させたい、今妥協しないともっとひどい待遇を押し付けられる、ということも分かってて仕方なく協定を飲むんだろうな。監督の違い、とかの生臭い事情を除けば(笑)、そういうかんじかなと理解しているが。だからなんか…ほんっとトニーさん可哀想だった。そんなときにペッパーまで側にいないの。なんでー。なんか続編で展開あるのかなあ。
あ、でも、『アイアンマン3』でスーツ全部破棄したのに何故か次作『アベンジャーズ』でしれっとアイアンマンとして活動してたことについて、僅かながら言及があったのはこの映画が初めてです(笑)。皆なんも触れないんだもんなあれ(笑)。
バッキーの最後については、うわあもう、私達オタクでは絶対に下せないあの決断…。腐女子は辛いけど、それを我慢できるスティーヴまじ神か狂人やとおもう…。でも実際、そうだよね、そ、そうだよね、バッキーの負担を一番に考えたら、あれがバッキー自身が安心できるって意味で、きっと最善だもの…! 普通ならあれは我慢ならないけど、でもバッキーのことを思えばやっぱりさあ…!!
そ、それでも、それでも、70年間凍らされて眠らされてたバッキーが、もう一度寒くて狭いところにはいって、ガラス面に霜がおりる描写はあまりにもつらたん…。ウッ
ブラパンさん(ひでえ略語)がスティーヴ側についてくれたのはなんだかすごく癒し。
あ、あの、バッキーが逃亡するときわざわざ大事に持って逃げたバックパックの中身に関して、映画中で言及がなかったのは大層もったいない。中の人のインタビュー記事によると、「彼は思い出した断片的な記憶を書き留めたノートを何冊もあのバックパックにいれている。アルツハイマー患者のように。彼は取り戻した記憶を再び失うことを恐れているから」うおおその設定は公式なのか中の人の解釈なのか…。でも、わざわざあのカバンを持ち出す描写があったからには、多分そういうシーンの撮影が実際にあって、カットされたとかなんだろうと思われる。
3部作のラストでありながら、シリーズは継続して撮られる、という条件でのオチのつけ方はほんと難しいよな?! なんて思ってたのですが、その条件、これだけのキャラ数、これだけのストーリー、人の心の動き、をきちんきちんと処理してまとめたのは、ほんっとうにすごいことで、監督信じてたで! と思った。信じてた以上でした。キャラたちがそれぞれ心の動きがあったもの。『アベンジャーズ3』かよ、って思うほどみんな活躍があってそのうえ新キャラまでいて。あ、でも、あと10分伸ばして、もちっとスティーヴとバッキーの旧交を温めるシーンがあってもよかったです。あったけど。あったけどもっと!!!
今思えば、ロバート・ダウニー・Jrとクリス・エヴァンスが、きゃっきゃきゃっきゃとにゃんこファイトみたいにぽかぽかやりあってるプロモーションの数々は、天国みたいだった。今後もシリーズは続くとはいえ、こう、2大ヒーローが対等にやりあう宣伝って、すごい贅沢だったと思うわけ。私はあんまりこの映画に悲観的なことを思ってなかったから、贅沢だったなーなんて思います。
それでもほんと、トニーさんは痛々しかった。彼の言ってること、したことは間違ってないし、仲間達を思っての事だし、そんな、鷹さんもそんな責めないであげてください…。キャップとの戦いの最後でマスクを剥がれた後、楯を振りかざすキャップから咄嗟に自分の「首」を守ろうとしたトニー、トニー自身が、自分のその咄嗟の行動にショックを受けていた、という指摘を読んで、ふわあぁぁぁとなりました。キャップが自分を殺すと思ってる、思って咄嗟に自分の首を守ってしまった、そんな自分にショックを受けていたと。うわあああ天才かぐわああああ。
という気持ちで明日明後日にでも吹替え版を観てこようと思います。てことでこの感想は暫定。あっひとつ言い忘れてた私ラムロウさん(クロスボーンズさん)には無限の夢と可能性がある、と思ってて(「彼のなにが貴方にそれほどの信頼をさせるの…」と言われたことがある)、なのでほんと最初で退場してしもうたのは残念でした。それでも「あいつお前のこと覚えてたぜ。お前の親友、お前の相棒、お前のバッキーがな(He remembered you―your pal, your buddy, your Bucky)」という台詞ひとつとってみても彼はほんとうに素晴らしい功績を残したキャラじゃありませんか?! 吹替え版の声優さんの演技がまたこの無限の可能性を感じさせるので(前作序盤の、キャップのフリーダイブを惚れ惚れと見送りながらの「いや…必要ない」が最高なんスよ)、今から吹替え楽しみです! 難しいこととかは吹替えみてから考えます。今はとにかく楽しかった。
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