忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


めっ…めっ…


 以下ネタバレ畳む




























































 えっもっ何…こっ…えっ……

 言葉を失いすぎて、も、もう…?! えっすごっ…困るくらいすごっ…

 畳みかけるすべての細かな要素が最高だった。いままでのMCUのどの作品にも似ていないしすごかった。有り体に言って前2作の雰囲気とか全てぶっ壊したけど、ぶち壊し抜けたけど、ていうか、神々の黄昏、最終戦争、ラグナロクの名を冠する映画をこう描くって、まともな人間の考える事じゃない。監督変態すぎる。

 誉めてますよ?!

 全ての要素がすごかったけど、音楽がもう、ゴキゲンすぎて、あとやっぱりロキというキャラが最高で、でもそれだけじゃないんだなー! もうド頭から、ほんま今までの雰囲気ぶち壊しwww とか思ったけど、その御機嫌な底抜けな雰囲気が、兄上にマッチしてるから困る。こういう雰囲気が、可能なキャラは確かに兄上なんだ…。でももちろん、初登場のころの兄上から成長してるからこそ、でもあるけども。1のころの兄上じゃむりだと思うもの。そして「成長」については兄上本人からも言及があるというね。2のころの兄上でもだめだ。ロキを信用はしてないけど、信じてるって案配が、今回の兄上ほんと成長したし、かっこよすぎ惚れる。

 すごくすごかったです。字幕初回観た後、そのままもっかい吹き替えみようかと思ったくらい。徹頭徹尾面白かったけど、はじめの方特にもうこれ以上ないくらいすごかった。これだけ完全に色々ぶちこわし抜いておきながら、ちゃんとMCUしてて、むしろドクター・ストレンジのくだりとかほんま、こういうの見たいねんって気持ちを満たしまくってくる。そう、こういうの見たいねん。現実を超越した大魔法使い。兄弟の確執と共闘と、和解はしなくてもいいただ共闘してほしかった。2のとき(2の共闘も可愛かったんだけど)やっぱもっとそういうのみたかったって思ったから、今回そこめっちゃ満たされました…。地球の服装の兄弟とかもさいこう。まじそういうのん見たかった。目の保養っすー。地球で写真にこやかに撮られてるのも最の高。1で一番好きなシーン、ダーシーの向けたカメラにめっさいい笑顔するとこなんで。
ヴァルキリーも可愛いー。登場シーンむっちゃキュート。シフもジェーンも出てこなくて新しいヒロインこのひと? 好きになれるかなあなんて思ったのバカみたい。
 ああでも、ウォリアーズ・スリーの扱いは、ヘラの強さヤバさを強調する目的のためにしても、雑じゃないか。助ける展開あっただろーに。ソーがまったくこの件に触れないのも、彼らに愛着あったひとらは辛いよな…。あれだけはいくらなんでも雑かなって…。

 パンフで監督が「この映画ではそれら(ソーのハンサムで道徳観のあるヒーロー像)を全部窓から投げ捨てた」って言ってて、自分のやってることを理解しきってて笑ったw 公式が再大手、なんて用語で語れるレベルの作品ではないけれど、あまりの投げ捨てっぷりに、ソーを題材にした二次創作かと思ったくらいです。
 そうそう、ジェーンとは別れたらしい。残念。あんな大物女優をちょい役にすることはできないし、さりとて彼女がいるとどうしても話が地球に引っ張られるから邪魔(言い過ぎ)だなあとは思ってたんですけど、監督が思いっきり窓から投げ捨てたもののひとつ。地球人の彼女がいないとすごく話がすっきりします。(でも別に細々続いててもいいとも思うんですけどね…そういうとこボヤかして描かないのがこの監督なんだろうな。ウォリアーズ・スリーだってほんと言うとぼやかせたはずだ。捕えておいてあとで助けるとかさ。)どっちかっていうとダーシーちゃん可愛かったので、ジェーンと別れると彼女との接点もなくなったのかと思うともったいない。

 前2作は、面白かったけど、なんか、題材とキャラを扱いかねてる…というか、なんかもっとこう、まだソーというキャラと世界をもっとなんか出来る気が、ちょっとしてたの。今回の描き方が別に最適解とは思わないけれど、こういう拡張の仕方があったことにもう度肝抜かれて、ほんで壊しただけじゃなくめたくそ面白かったからなんも文句ないっす。こういうのを、私の中では、抜群っていうんだな。(『ワンダーウーマン』の自分の感想読み返しながら)
 扱いかねてるというのは私の勝手な思い込みなのかもしれないけど、あまりにもあのアスガルドという世界が現実味がなくて、どっか嘘くささすら感じてて、それが、実際嘘で塗り固めた繁栄だったんよな、というのに妙に納得すらしたわ。そして三部作のラストとしても、あんだけのことをされれば、文句はない。いやー。

 はーロキ最高。ロキすげえ。ロキは本当にコロコロ態度替えるキャラで信用ならないのだけど、ただひとつ、民衆に対しての王、という構図、王とは崇めてくれる民衆あってのもの、という、そういう意味で王座を求めてるってとこだけはぶれてなくて、冒頭のゴキゲン変装タイムも、最後に船とともに民衆を迎えにくるとこも、そこが一貫してんだよな。(まあ、偽りの王を崇めていた罪だ、とかいって虐殺とかしそうでもあるけどな)

 あ、あとトニバナの人がうらやましすぎる。なんでそんなことを?!! なんでそこでその服を! 着せようと思ったの! か! バナーずっとトニーに包まれてるってことですよ…ひどい! もっとやって!

 そういや最初の頃の予告映像で、ヘラがムジョルニアを受け止めるシーンは地球の裏路地かどっかの戦闘だったのに、いつのまにか草っぱらに変更されてたんですが。最初は老人ホーム? にパパがいる予定だったからなのかな?(笑)

 あっ…あー、ロキが蛇を出してくる話にはんか既視感があったんだが、1の削除シーンだ。あれも兄上が蛇好きだから出したってことか。なんじゃそら! そして8歳のころから冗談で刺してくる弟って一体! …でもたぶん、兄上も、昔からロキが本物か映像かわかんないから、無造作に岩とか投げつけたりしてたと思うんだ。でもほら二人とも神様だからあんまり堪えてないだけなんだと思うんだ。DMCのダンテとバージルみたいなもんで、それくらいプロレス技かけるくらいのノリなんだ。
 そしてストレンジ先生にはぜひとも最後にもう一度登場して、お前さっさと出てけっつったやないけ何戻ってきとんねん、と突っ込んでほしかったが、たぶんそれはインフィニティ・ウォーの冒頭に含まれるだろうので勝手に楽しみにしておく。
 いやー、MCU界カプ王者であるソーロキが、王者の貫禄を見せつけたいい映画でした。はー、王者まじ王者。明日もっかい吹き替えで観るつもりなので、また書き加えるかも!
PR


追記を閉じる▲






















































 えっもっ何…こっ…えっ……

 言葉を失いすぎて、も、もう…?! えっすごっ…困るくらいすごっ…

 畳みかけるすべての細かな要素が最高だった。いままでのMCUのどの作品にも似ていないしすごかった。有り体に言って前2作の雰囲気とか全てぶっ壊したけど、ぶち壊し抜けたけど、ていうか、神々の黄昏、最終戦争、ラグナロクの名を冠する映画をこう描くって、まともな人間の考える事じゃない。監督変態すぎる。

 誉めてますよ?!

 全ての要素がすごかったけど、音楽がもう、ゴキゲンすぎて、あとやっぱりロキというキャラが最高で、でもそれだけじゃないんだなー! もうド頭から、ほんま今までの雰囲気ぶち壊しwww とか思ったけど、その御機嫌な底抜けな雰囲気が、兄上にマッチしてるから困る。こういう雰囲気が、可能なキャラは確かに兄上なんだ…。でももちろん、初登場のころの兄上から成長してるからこそ、でもあるけども。1のころの兄上じゃむりだと思うもの。そして「成長」については兄上本人からも言及があるというね。2のころの兄上でもだめだ。ロキを信用はしてないけど、信じてるって案配が、今回の兄上ほんと成長したし、かっこよすぎ惚れる。

 すごくすごかったです。字幕初回観た後、そのままもっかい吹き替えみようかと思ったくらい。徹頭徹尾面白かったけど、はじめの方特にもうこれ以上ないくらいすごかった。これだけ完全に色々ぶちこわし抜いておきながら、ちゃんとMCUしてて、むしろドクター・ストレンジのくだりとかほんま、こういうの見たいねんって気持ちを満たしまくってくる。そう、こういうの見たいねん。現実を超越した大魔法使い。兄弟の確執と共闘と、和解はしなくてもいいただ共闘してほしかった。2のとき(2の共闘も可愛かったんだけど)やっぱもっとそういうのみたかったって思ったから、今回そこめっちゃ満たされました…。地球の服装の兄弟とかもさいこう。まじそういうのん見たかった。目の保養っすー。地球で写真にこやかに撮られてるのも最の高。1で一番好きなシーン、ダーシーの向けたカメラにめっさいい笑顔するとこなんで。
ヴァルキリーも可愛いー。登場シーンむっちゃキュート。シフもジェーンも出てこなくて新しいヒロインこのひと? 好きになれるかなあなんて思ったのバカみたい。
 ああでも、ウォリアーズ・スリーの扱いは、ヘラの強さヤバさを強調する目的のためにしても、雑じゃないか。助ける展開あっただろーに。ソーがまったくこの件に触れないのも、彼らに愛着あったひとらは辛いよな…。あれだけはいくらなんでも雑かなって…。

 パンフで監督が「この映画ではそれら(ソーのハンサムで道徳観のあるヒーロー像)を全部窓から投げ捨てた」って言ってて、自分のやってることを理解しきってて笑ったw 公式が再大手、なんて用語で語れるレベルの作品ではないけれど、あまりの投げ捨てっぷりに、ソーを題材にした二次創作かと思ったくらいです。
 そうそう、ジェーンとは別れたらしい。残念。あんな大物女優をちょい役にすることはできないし、さりとて彼女がいるとどうしても話が地球に引っ張られるから邪魔(言い過ぎ)だなあとは思ってたんですけど、監督が思いっきり窓から投げ捨てたもののひとつ。地球人の彼女がいないとすごく話がすっきりします。(でも別に細々続いててもいいとも思うんですけどね…そういうとこボヤかして描かないのがこの監督なんだろうな。ウォリアーズ・スリーだってほんと言うとぼやかせたはずだ。捕えておいてあとで助けるとかさ。)どっちかっていうとダーシーちゃん可愛かったので、ジェーンと別れると彼女との接点もなくなったのかと思うともったいない。

 前2作は、面白かったけど、なんか、題材とキャラを扱いかねてる…というか、なんかもっとこう、まだソーというキャラと世界をもっとなんか出来る気が、ちょっとしてたの。今回の描き方が別に最適解とは思わないけれど、こういう拡張の仕方があったことにもう度肝抜かれて、ほんで壊しただけじゃなくめたくそ面白かったからなんも文句ないっす。こういうのを、私の中では、抜群っていうんだな。(『ワンダーウーマン』の自分の感想読み返しながら)
 扱いかねてるというのは私の勝手な思い込みなのかもしれないけど、あまりにもあのアスガルドという世界が現実味がなくて、どっか嘘くささすら感じてて、それが、実際嘘で塗り固めた繁栄だったんよな、というのに妙に納得すらしたわ。そして三部作のラストとしても、あんだけのことをされれば、文句はない。いやー。

 はーロキ最高。ロキすげえ。ロキは本当にコロコロ態度替えるキャラで信用ならないのだけど、ただひとつ、民衆に対しての王、という構図、王とは崇めてくれる民衆あってのもの、という、そういう意味で王座を求めてるってとこだけはぶれてなくて、冒頭のゴキゲン変装タイムも、最後に船とともに民衆を迎えにくるとこも、そこが一貫してんだよな。(まあ、偽りの王を崇めていた罪だ、とかいって虐殺とかしそうでもあるけどな)

 あ、あとトニバナの人がうらやましすぎる。なんでそんなことを?!! なんでそこでその服を! 着せようと思ったの! か! バナーずっとトニーに包まれてるってことですよ…ひどい! もっとやって!

 そういや最初の頃の予告映像で、ヘラがムジョルニアを受け止めるシーンは地球の裏路地かどっかの戦闘だったのに、いつのまにか草っぱらに変更されてたんですが。最初は老人ホーム? にパパがいる予定だったからなのかな?(笑)

 あっ…あー、ロキが蛇を出してくる話にはんか既視感があったんだが、1の削除シーンだ。あれも兄上が蛇好きだから出したってことか。なんじゃそら! そして8歳のころから冗談で刺してくる弟って一体! …でもたぶん、兄上も、昔からロキが本物か映像かわかんないから、無造作に岩とか投げつけたりしてたと思うんだ。でもほら二人とも神様だからあんまり堪えてないだけなんだと思うんだ。DMCのダンテとバージルみたいなもんで、それくらいプロレス技かけるくらいのノリなんだ。
 そしてストレンジ先生にはぜひとも最後にもう一度登場して、お前さっさと出てけっつったやないけ何戻ってきとんねん、と突っ込んでほしかったが、たぶんそれはインフィニティ・ウォーの冒頭に含まれるだろうので勝手に楽しみにしておく。
 いやー、MCU界カプ王者であるソーロキが、王者の貫禄を見せつけたいい映画でした。はー、王者まじ王者。明日もっかい吹き替えで観るつもりなので、また書き加えるかも!
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック