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なんかぼやけた邦題のついた『オデッセイ』を観ました。原題は『THE MARTIAN』直訳して『火星人』ではあんまりなので、小説版の邦題は『火星の人』。まあ、そうなるかな…。しかしオデッセイてわかるようなわからないようなな。よくわからない英単語を邦題にするのなら、マーシアン、とかでいいやんかなあ。
ところで私が今まで通り抜けてきたマイブームの中に宇宙開発ってのもはいってまして!! 往年のGLAYファンとしては、火星ものっていうとガタタッって感じなんですよ! 初のドームツアーが、ドームの宇宙船的な外観になぞらえて、宇宙がテーマだったんですが、そのツアーパンフに、メンバーを宇宙飛行士にしたパラレル小説が載ってたんですよねー(笑)。HISASHIが宇宙船をサポートする人型のアンドロイド設定という、本人の趣味全開の設定なのですが、じつは火星人の生き残りとかそういう秘密があったりとか(笑)(笑)、大変オタクにやさしいツアーパンフでした。
あと中高生のころ大好きだった同人作家さんが、科学者と宇宙飛行士ものパラレルをよく描いてらしたので、ええまあそんなこんなで、まだインターネットもさほどない時代、宇宙探査ものの資料を集めに図書館に通ったものですよええ。中でも火星は、そんなわけで火星は。今でも火星探査の新しいニュースとかは気にして見ています。
そんなわけで。(以下ネタバレ)
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だからですね、マーズ・パスファインダーが登場したときは震えた。当時の火星探査の最先端だったあれは、私の火星ものブームを象徴するような言葉だから!!
だからもう、火星の赤い大地と青い夕焼けを、地に足のついた近未来SFで見れるそれだけで、もう私としては幸せなものなのですが。
大半が火星でひとりぼっちのサバイバル、なので、最近見てるヒーローもの映画からしたら地味だけど、地上側のドラマに結構時間が割かれているので雰囲気が変わってそれはそれでいい。んもうとにかく素晴らしいのは原作の着眼点というか、こんな悲惨な設定なのに、なぜディスコミュージックを聴きながら畑を耕してじゃがいもを育てる絵ヅラ?! という意外性。
でもってすかさず原作も読んでみました。面白かった! 小説と映画どっちから見るか、小説から読む利点は、やはり主人公のユーモアあふれる文章をあますところなく楽しめるということ。映画から見る利点は、専門的な機械や居住区や宇宙船を、その後小説で読む時に明確にイメージできるようになること。どっちもいい!
実は、映画は前評判からくる期待の高さから、見終わったあとは少し拍子抜けた気がしたのだけど、とんでもない、良い映画だった。いい映画化だった。原作とあわせると特にそう思う。原作の素晴らしさは原作でしか表現できないけれど、映画という媒体に移して、損なわれてはいなかったし、映画にするために付け加えるべきことは加えられていたし、いい映画だった。
原作でも映画でもいくつか涙ぐむシーンがあった。どこ、とはっきりはいえない。なんとなくじーんとくる、みたいな。原作は最後の打ち上げにそなえるだけのとことか。ここまで長い旅をワトニーと共にしてきたから、振り返ってたのかな。
筆致は軽快だけど、それこそがこの作品の素晴らしいところだけど、それが深刻さを逆に想像させてくるのは後半になってから。しかしこれは日本語訳が見事だったんじゃないかな。かわいすぎるよ。
映画観終わったあとは拍子抜け、なんて書きましたけど、実はもっかい吹替えでも観たいなーなんて思ってる。
ところで私が今まで通り抜けてきたマイブームの中に宇宙開発ってのもはいってまして!! 往年のGLAYファンとしては、火星ものっていうとガタタッって感じなんですよ! 初のドームツアーが、ドームの宇宙船的な外観になぞらえて、宇宙がテーマだったんですが、そのツアーパンフに、メンバーを宇宙飛行士にしたパラレル小説が載ってたんですよねー(笑)。HISASHIが宇宙船をサポートする人型のアンドロイド設定という、本人の趣味全開の設定なのですが、じつは火星人の生き残りとかそういう秘密があったりとか(笑)(笑)、大変オタクにやさしいツアーパンフでした。
あと中高生のころ大好きだった同人作家さんが、科学者と宇宙飛行士ものパラレルをよく描いてらしたので、ええまあそんなこんなで、まだインターネットもさほどない時代、宇宙探査ものの資料を集めに図書館に通ったものですよええ。中でも火星は、そんなわけで火星は。今でも火星探査の新しいニュースとかは気にして見ています。
そんなわけで。(以下ネタバレ)
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だからですね、マーズ・パスファインダーが登場したときは震えた。当時の火星探査の最先端だったあれは、私の火星ものブームを象徴するような言葉だから!!
だからもう、火星の赤い大地と青い夕焼けを、地に足のついた近未来SFで見れるそれだけで、もう私としては幸せなものなのですが。
大半が火星でひとりぼっちのサバイバル、なので、最近見てるヒーローもの映画からしたら地味だけど、地上側のドラマに結構時間が割かれているので雰囲気が変わってそれはそれでいい。んもうとにかく素晴らしいのは原作の着眼点というか、こんな悲惨な設定なのに、なぜディスコミュージックを聴きながら畑を耕してじゃがいもを育てる絵ヅラ?! という意外性。
でもってすかさず原作も読んでみました。面白かった! 小説と映画どっちから見るか、小説から読む利点は、やはり主人公のユーモアあふれる文章をあますところなく楽しめるということ。映画から見る利点は、専門的な機械や居住区や宇宙船を、その後小説で読む時に明確にイメージできるようになること。どっちもいい!
実は、映画は前評判からくる期待の高さから、見終わったあとは少し拍子抜けた気がしたのだけど、とんでもない、良い映画だった。いい映画化だった。原作とあわせると特にそう思う。原作の素晴らしさは原作でしか表現できないけれど、映画という媒体に移して、損なわれてはいなかったし、映画にするために付け加えるべきことは加えられていたし、いい映画だった。
原作でも映画でもいくつか涙ぐむシーンがあった。どこ、とはっきりはいえない。なんとなくじーんとくる、みたいな。原作は最後の打ち上げにそなえるだけのとことか。ここまで長い旅をワトニーと共にしてきたから、振り返ってたのかな。
筆致は軽快だけど、それこそがこの作品の素晴らしいところだけど、それが深刻さを逆に想像させてくるのは後半になってから。しかしこれは日本語訳が見事だったんじゃないかな。かわいすぎるよ。
映画観終わったあとは拍子抜け、なんて書きましたけど、実はもっかい吹替えでも観たいなーなんて思ってる。
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