忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


以前(2016/03/28)の日記で観たいと書いた、悪徳警察官ケビン・ベーコンが、盗まれたパトカーを追いかけて地の果てまで追ってくる映画『コップ・カー』観ました。以下ネタバレ。



























 あーなつかしいなあサンテレビとかで深夜にやってる系だー。夜更かしした中高生の心に、トラウマとか不条理とか無情とかを教えてくれるやつだ。私にとっては『スピリッツ・オブ・ジ・エア』とかがそうだ。

 前にも書いたが、ターミネーターみたいにケビン・ベーコンが追跡してくるのかと思いきやそうではなくて、ホーム・アローンのように子供のいたずらに大人が振り回される…のでもなくて、ホラーか? コメディか? どっちかってーと保安官が可哀想だった。がんばってんのになあ。

 上記のような2パターンは、予告見た誰でもがそう思ったらしく。アテが外れたがっかり、ととるか、意外性! いい意味で裏切られた! ととるかは微妙なとこ。別に面白かぁなかったが、こういう映画を若い頃に見ると人生が豊かになると思うよ。それはハリウッド超大作には与えられない種類の豊さだよ。終盤暮れていく空と、後部座席に座る親友のタイムリミットを感じながら、間に合わないとわかっているのに誰にも頼れずただアクセルをふかすしかない少年、とか、心情が想像できてやばい。ああいうときの暮れゆく空ってそれだけで怖いよね。
PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック