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待ちに待った『ジョン・ウィック:チャプター2』観ました。えっ私が前作観たのもう1年以上前?! 時の流れについていけない。
 おれのかんがえたさいきょうの暗殺者である前作の感想で、リアル中二病をキアヌ・リーブスと共に過ごしたと書きましたが、でも彼の作品を網羅とかはしていない。いつでも観れるかなってのと、評判あんまりよくないのも多いのと(笑)、あとやっぱ深みにはまりすぎたくなくて…(笑)。結局観たのは、『スピード』『マイ・プライベート・アイダホ』『マトリックス』三部作、…くらいだったか。ジョン・ウィックと前後して、ようやく『コンスタンティン』は観ました。あと『ディアボロス』は今後の楽しみにおいてある。
 んでこの『2』を観た人の感想で、「キアヌは一体何世代分の中2を虜にすれば気が済むのか」と言っていたがまじそんなかんじ。中二病ってのは、浪漫と同義だと思ってて、うん、だから、そんなかんじ。(語彙力…)


 以下ネタバレ





































 最の高。

 最高でした。もうずっとにやにやしながら観てた! はーもう素敵。
 伝説の暗殺者”闇の男(ブギーマン)”ジョン・ウィック。苦手なもの:引退。
 梅田で観たらパンフレット売り切れとかぬかしやがるので難波まで買いに行きました。パンフに「キレのある華麗なアクション」という表現があったけどまさにその言葉の通り。キレがあって、華麗なの…(語彙力…)。とんでもなくセクスィーで、特に、ソムリエに武器を選んでもらってそれを動作確認する一連の動きがもう、もう、せくすぃー。基本無口なのもいい。たまに返す言葉が重くなるから。電話は基本無言で切るとことか。でも受。総受。昔から変わらない。キアヌをどんだけひどい目に合わせるか、というのは、マトリックスのころから変わらぬ、キアヌを撮る監督の願望のような気がする。

 彼のセクシーさと絶え間ないもの悲しさとは、近いと思うのは、クリスチャン・ベールのバットマン。そんなにつらそうなら死んだほうがましって思う。あと手塚国光。最強の男とはかくありたい、というかんじ。あの男に死に際に「また会いましょう」って言って「sure.(もちろん)」と返された、なんかもうそんだけで、満足な気持ちで死ねる…! それだけのために死んでもいい。

 一切情報を入れないようにしていたので、ローレンス・フィッシュバーンが登場したときは滾った。『マトリックス』で救世主と彼を生涯探し続けた男を演じた彼が、ネオとモーフィアスが、また同じ画面にいるだなんて! その関係性も、どことなく『マトリックス』の信頼関係を匂わせるかのような? 

 そして伝説の鉛筆先輩じゃないですか! スタッフほんまわかってんなあと思う。鉛筆先輩とか、素敵なコンチネンタルホテルとか、ファンが期待したとこちゃんと見せてくれんの。犬も無事。字幕もよかったなー。遺憾ながら。って。ほんま彼の復帰人生それっばっかり。毎回本気で引退するつもりだから、武器も防具も全部破棄しちゃうの…。んで昔の恩を着せてモーフィアスからもらったなけなしの7発の銃弾、大事に使うんかと思ったらあっという間に撃ち尽くすしww
 ホテルに代表される、あの世界観。世界観が素敵だから、それらから丁重な扱いを受けるジョンがより一層かっこよく見える。世界が彼を輝かせている。そういうキャラの描き方があるんだなー。

 ストーリー。最後にソレを破るなら、最初にアレを破っても、よかったんじゃないか、なんて野暮なことはいいませんよ。ええ言いませんとも。

 しかし続編が、前作のラストからわずか5日後から始まるらしいと聞いたときは全洋画民が震え上がったものだが、こりゃ…3作目は…今作の一時間後から始まるんですなこりゃ…。ひええ

 前作のN村さんのレビューを読み返して、ふと、ジョンが「天罰は怖い」と言ったのは、自分が犯してきた罪の罰として、奥さんが死んだと思ってるのかな、とか思った。
 そして勢いが余ってるので、今から1のDVDポチるぞっと。
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