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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』観ました。今まで、半分意図的に、映画作品以外のスピンオフは無視してきたので、これもあまり…興味はなかった…。でもまあ、うん…という感じで観に行きました。


 以下ネタバレ。超ネタバレ。






























 お、思ったより全然よかったです。期待してなかったというか、スピンオフならいっぱいあるんだけどそれらはあえて避けて通ってきたので、『エピソード7』だってルーカス監督じゃないって意味ならスピンオフだし。外伝となればなおのこと。でも、観た人の感想が、結構評判よくて、じゃあまあ、一応観にいくか、ってくらいの気持ちで、なんなら渋々(笑)くらいの気持ちで観に行きました。いやー、ハードル下げすぎたってのもあるかもだけど、ひっさびさに、スター・ウォーズ見終わった! って気分を、十年ぶりに味わいました。

 そう、EP7よりも燃えたのは、ベイダーもオビワンも帝国もいなくなったあとのEP7とちがって、正史と完全同時代の話を劇場でみれて、…序盤は人名が多すぎて結構困ったし、はっきりいってたるかったんだけど、中盤勢いついて、終盤は熱かった…展開がまさにスター・ウォーズだし、泣いたし、いやもうガチ勢的には熱いといわざるを得ない。終盤ほんとよかったな…。
 旧シリーズ観てなかったらどの程度のめりこめるのかな? でも旧シリーズ見ようって気になるよね。そしてヤヴィンの戦いやターキン総督やウェッジ・アンティリーズとかの名前に反応してほしい。新規客に不親切な映画はあまり好きではない私だけど、これは、新規客を今から新たなスター・ウォーズファンにするとこができる逸品だと思う。

 EP7は、この世の中にまだスター・ウォーズの新作がある、というだけで存在に価値があるのだけど、劇場のスクリーンでダース・ベイダーを見たい、的な欲求は全く満たされなくて、その点これはすごく、満たされた…。でもこの作品自体がありえたのも、EP7という激高いハードルをJ・J・エイブラムス監督がちゃんと完走したから、その功績ありきだと思う。新エピソードがあるからこそ、旧時代のこんなおいしい部分を切り出せるんだと思う。

 足かけ40年近く登場してるターキン総督や、ラストのレイア姫をみてると、CG(ですよね?)万歳って思う。こういう夢を叶えるために、CGはあるんだよって。

 主要人物たちがどの程度生き残るのかなあって思ってたんですけど、きれいさっぱり全滅して、お、おおう…って思った。切ない。残してきた本拠地の彼女のおなかに赤ちゃんが、的な希望もなかった。仕方ない、あの設計図だけが、『新たなる希望』なのだから。だからこそ迫り来る死を待つ二人が美しいし泣けたし、そしてあそこでキスシーンとかなくて大変よかったです。あっても文句は言わないけど、いらないよね。それくらいのが美しいでしょう? あの美しい星に、美しい青空に、こつ然と真っ白いデススターが浮かび上がる絶望と熱さと美しさ。んんーどうしようもう一回観に行こうかな…!

 すごく、すっごく、スター・ウォーズだった、という気分がしています。やっぱり、正史と同時代を描く、というのが熱い。熱すぎる…。
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 お、思ったより全然よかったです。期待してなかったというか、スピンオフならいっぱいあるんだけどそれらはあえて避けて通ってきたので、『エピソード7』だってルーカス監督じゃないって意味ならスピンオフだし。外伝となればなおのこと。でも、観た人の感想が、結構評判よくて、じゃあまあ、一応観にいくか、ってくらいの気持ちで、なんなら渋々(笑)くらいの気持ちで観に行きました。いやー、ハードル下げすぎたってのもあるかもだけど、ひっさびさに、スター・ウォーズ見終わった! って気分を、十年ぶりに味わいました。

 そう、EP7よりも燃えたのは、ベイダーもオビワンも帝国もいなくなったあとのEP7とちがって、正史と完全同時代の話を劇場でみれて、…序盤は人名が多すぎて結構困ったし、はっきりいってたるかったんだけど、中盤勢いついて、終盤は熱かった…展開がまさにスター・ウォーズだし、泣いたし、いやもうガチ勢的には熱いといわざるを得ない。終盤ほんとよかったな…。
 旧シリーズ観てなかったらどの程度のめりこめるのかな? でも旧シリーズ見ようって気になるよね。そしてヤヴィンの戦いやターキン総督やウェッジ・アンティリーズとかの名前に反応してほしい。新規客に不親切な映画はあまり好きではない私だけど、これは、新規客を今から新たなスター・ウォーズファンにするとこができる逸品だと思う。

 EP7は、この世の中にまだスター・ウォーズの新作がある、というだけで存在に価値があるのだけど、劇場のスクリーンでダース・ベイダーを見たい、的な欲求は全く満たされなくて、その点これはすごく、満たされた…。でもこの作品自体がありえたのも、EP7という激高いハードルをJ・J・エイブラムス監督がちゃんと完走したから、その功績ありきだと思う。新エピソードがあるからこそ、旧時代のこんなおいしい部分を切り出せるんだと思う。

 足かけ40年近く登場してるターキン総督や、ラストのレイア姫をみてると、CG(ですよね?)万歳って思う。こういう夢を叶えるために、CGはあるんだよって。

 主要人物たちがどの程度生き残るのかなあって思ってたんですけど、きれいさっぱり全滅して、お、おおう…って思った。切ない。残してきた本拠地の彼女のおなかに赤ちゃんが、的な希望もなかった。仕方ない、あの設計図だけが、『新たなる希望』なのだから。だからこそ迫り来る死を待つ二人が美しいし泣けたし、そしてあそこでキスシーンとかなくて大変よかったです。あっても文句は言わないけど、いらないよね。それくらいのが美しいでしょう? あの美しい星に、美しい青空に、こつ然と真っ白いデススターが浮かび上がる絶望と熱さと美しさ。んんーどうしようもう一回観に行こうかな…!

 すごく、すっごく、スター・ウォーズだった、という気分がしています。やっぱり、正史と同時代を描く、というのが熱い。熱すぎる…。
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