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職場のアメコミ好き同僚が、「今でも2ヶ月に一回は観てる、50回以上観た」って言うお気に入りの名作映画『羊たちの沈黙』を貸してくれました。ずっと観たいと思ってたのでこれを機に、伝説級の悪役殺人鬼ハンニバル・レクター博士を勉強しよう! と思って今週はハンニバル週間です!
『羊たちの沈黙』
24年前の映画だというのに、最初から最後までたるむことなく観きってしまった。さすがアカデミー賞5部門受賞は伊達じゃないぜ。
深淵をのぞきこんで、そこにはまってしまうのは簡単なことで、誰でもすぐにそこに陥れる。だから深淵には近づかないようにするのが得策なのだけど。
覗いてみたいという欲求は、これまた誰にでもある。みたいなことを思う映画。
えっそんなえっていう展開もあったりするんですけど、そんなことよりどんなことよりハンニバルさんの語り口が素敵でもっとお話ききたいなーって思うよね…!
あと、女性が主人公であることがいかに珍しいか、がメイキングやドキュメンタリー映像で繰り返し語られてて、時代だなあーという感じ。24年前の映画界ってそんな時代だったんやな…。
『ハンニバル』
こちらは14年前の映画。『羊~』の10年後という設定。
海外では同じ題材を複数の漫画家が手がけるとかふつうやけど、私の頭はなかなかそれに追いつかなくて、ルーカス監督じゃないスター・ウォーズがまだ怖いぐらいなのだけど。リドリー・スコット監督になったとたん溢れ出るこの女軍曹感よ(前作主演のジョディ・フォスターが同じ役を演じるのを嫌がったそうで、キャストも変わってる)。
これ単体でみても系。でも前作を観てて、待ちに待ってたら、冒頭の雰囲気だけでもうきゃーってなっちゃうな。前作も、24年も前の映画なのに、四半世紀もたてば時間の進み方からして変わるというのに、無駄がない、と感じた。でも今作もー。映像美というか、なにもせず人物がじっとしているカットでも美しく、役者の雰囲気と街の雰囲気があって、一番盛り上がったところはクラリスからの電話をレクター博士がとったところ!! はわわーってなった!
ホラーとサスペンスの色の上で描かれるドラマや社会の上での女性の地位とか、いろんなものが無駄なく描かれてた前作と、雰囲気も何もかも違うー。ジャンルも違うなこれ。でも全然面白かった。ラストはなんとなく知ってたんですけど、なんで手首切り落とすのかは知らなくて、あって思ったとき、ちょっと泣けてしまいました。どんだけクラリスのこと好きなん博士…!
それにしても喫煙シーンが多いのが昔の映画ってかんじ。将来人間が滅びた後に宇宙人が地球の研究とかしたら、2000年代初頭ごろに煙草がなぜか消滅、とか、あるときを境に現れる板状の耳にあてる物体はなんなのか、とか論争になるだろうな…。
『ハンニバル』(連続ドラマ)
現在視聴中! 『レッド・ドラゴン』『ハンニバル・ライジング』を貸してくれるのを待てずに先に最新作のドラマ版観ちゃってます!
以下シーズン1ねたばれ
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うわあーなにこれすっごいなww 腐女子向けって言っちゃあなんだが二人が出会った瞬間から恋の予感しかしないそれも絶対不幸になる鬱系の恋いいぞもっとやれwww っていうかなんでクロフォードさんがローレンス・フィッシュバーン?! 映画とのイメージに一個の共通点もない。
それにしても若き頃のレクター博士の! 酷薄そうなエレガントな雰囲気よ!!
手料理www手www料理wwwっっうえwwwいじめっこwwwwww人食いハンニバルさんってそういう食べ方するっけwww
もっとこういきなり相手の喉笛に噛み付いて引きちぎる、みたいな、映画のハンニバルってそういう、丁寧な物腰の下の野獣性がウリだったと思うwww こっちめっちゃ気品あるwww
ハンニバルを題材にした公式BL同人誌と捉えてよろしいかwwwなんかこう自分で選んでは絶対見ない辛気くささwwwレクター博士と思うとにやにやして見てしまうがwww
マーベル作品見慣れてきちゃってなんか最近私脳筋だなってwww こういうゆったりじんわりしたドラマひっさしぶりにみたww 脳筋的にはすごくテンポのゆっくりしたドラマなんだけど、でも雰囲気あるから観れちゃいました。なぜかうっかり吹替版を見はじめてしまったのでそのまま見てるが、井上和彦×浪川大輔おいしいですぺろぺろ。しかし井上和彦のええ声で冒頭に「前回までのハンニバルは」って言わすのやめいwww さーて来週のサザエさんは!!
興がのったので13話1シーズンを2日で観た。こんな連続殺人鬼のサイコパスの話を一日中みても、ちっとも気分が陰鬱にならないのは、ひたすら若レクター博士が素敵なせいですね…。私もともと松永病患者なんで、レクター博士なんて好きに決まってますわ。ノーガードでウェルカム状態ですわ。すごい総攻なんだけど、れ、れくたーはかせ受もいいよね…ごくり
結局ずっと私の中でもやもやしてるのが、ハンニバルさんが人を殺す基準なんですよ。「内臓を持つに値しない」は確かに基準のひとつなんだけど、だけじゃない。無礼なやつは殺す、だけじゃなく、パッツィ夫人とかは結構「美味しそう」だから食べちゃおうかな、だったし。食いついた看護婦に至っては理由とかなさそうだった(いやあるのかもしれないが)。博士にアプローチしまくってた陽気なぽっちゃりゲイの人のことも、一瞬助けようとしたよね?(ほんまに一瞬だけやったけど(笑))でもまあ、肉のストックしてる博士を見てると、
単に
食べたいときに
これにしようって感じで
適当にその時の気分で選んでるのかな…
普段は牛丼ばっかチョイスする人でも、たまには親子丼食べたくなったりするもんな…ばらついてみえるのは単にそういうことなのかな。
アビゲイルだって、別に殺さずに済ませても、すむならそれでよかった感じ。多分殺すことにはなるだろうけど(そのための布石をちまちま築いてたんだし)、そうならなかったら、彼女にとってはラッキーだね。くらいは思ってそう。
肝心のウィルに関しては。興味深かった、が一番の理由だよね。ずっと見守っていたかったから真剣に心配もするし、その独特さが、博士なりにとても大切に感じてたはずよね。(いざって時に罪をなすりつける相手がいなくなると困るから、無事を心配してた、ってのはロマンなさすぎなので却下します)
ただ、それとこれとは別だと。ウィルに自分の罪をなすりつけて収監するってのと、ウィルが大切、とても興味深い、ってのは、別に、両立するもんね。今も変わらずウィルのこと大切だよねきっと。
ドラマ版を見て、うーむ、と思ったところが、あれですよクロフォードさんなんかすごく…ミリアム候補生? を、クロフォードのミスで死なせたって過去があるくせに、『羊たちの沈黙』で同じように候補生を殺人鬼の元に向かわせるとか、もちろんシチュエーションを重ねてるのはわざとだろうけど、クロフォードまじ懲りねえなww って風になっちゃってるよねwww
あとミリアム候補生が失踪した時点で、FBI側は外科医が犯人だって確証持っちゃうじゃんね。あの後なんで重ねて調査しなかったのか。で、ハンニバルも、あそこで彼女を殺したのなら、そのまま行方をくらませないと、彼女一人殺したってだめじゃんね。
『羊たちの沈黙』
24年前の映画だというのに、最初から最後までたるむことなく観きってしまった。さすがアカデミー賞5部門受賞は伊達じゃないぜ。
深淵をのぞきこんで、そこにはまってしまうのは簡単なことで、誰でもすぐにそこに陥れる。だから深淵には近づかないようにするのが得策なのだけど。
覗いてみたいという欲求は、これまた誰にでもある。みたいなことを思う映画。
えっそんなえっていう展開もあったりするんですけど、そんなことよりどんなことよりハンニバルさんの語り口が素敵でもっとお話ききたいなーって思うよね…!
あと、女性が主人公であることがいかに珍しいか、がメイキングやドキュメンタリー映像で繰り返し語られてて、時代だなあーという感じ。24年前の映画界ってそんな時代だったんやな…。
『ハンニバル』
こちらは14年前の映画。『羊~』の10年後という設定。
海外では同じ題材を複数の漫画家が手がけるとかふつうやけど、私の頭はなかなかそれに追いつかなくて、ルーカス監督じゃないスター・ウォーズがまだ怖いぐらいなのだけど。リドリー・スコット監督になったとたん溢れ出るこの女軍曹感よ(前作主演のジョディ・フォスターが同じ役を演じるのを嫌がったそうで、キャストも変わってる)。
これ単体でみても系。でも前作を観てて、待ちに待ってたら、冒頭の雰囲気だけでもうきゃーってなっちゃうな。前作も、24年も前の映画なのに、四半世紀もたてば時間の進み方からして変わるというのに、無駄がない、と感じた。でも今作もー。映像美というか、なにもせず人物がじっとしているカットでも美しく、役者の雰囲気と街の雰囲気があって、一番盛り上がったところはクラリスからの電話をレクター博士がとったところ!! はわわーってなった!
ホラーとサスペンスの色の上で描かれるドラマや社会の上での女性の地位とか、いろんなものが無駄なく描かれてた前作と、雰囲気も何もかも違うー。ジャンルも違うなこれ。でも全然面白かった。ラストはなんとなく知ってたんですけど、なんで手首切り落とすのかは知らなくて、あって思ったとき、ちょっと泣けてしまいました。どんだけクラリスのこと好きなん博士…!
それにしても喫煙シーンが多いのが昔の映画ってかんじ。将来人間が滅びた後に宇宙人が地球の研究とかしたら、2000年代初頭ごろに煙草がなぜか消滅、とか、あるときを境に現れる板状の耳にあてる物体はなんなのか、とか論争になるだろうな…。
『ハンニバル』(連続ドラマ)
現在視聴中! 『レッド・ドラゴン』『ハンニバル・ライジング』を貸してくれるのを待てずに先に最新作のドラマ版観ちゃってます!
以下シーズン1ねたばれ
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うわあーなにこれすっごいなww 腐女子向けって言っちゃあなんだが二人が出会った瞬間から恋の予感しかしないそれも絶対不幸になる鬱系の恋いいぞもっとやれwww っていうかなんでクロフォードさんがローレンス・フィッシュバーン?! 映画とのイメージに一個の共通点もない。
それにしても若き頃のレクター博士の! 酷薄そうなエレガントな雰囲気よ!!
手料理www手www料理wwwっっうえwwwいじめっこwwwwww人食いハンニバルさんってそういう食べ方するっけwww
もっとこういきなり相手の喉笛に噛み付いて引きちぎる、みたいな、映画のハンニバルってそういう、丁寧な物腰の下の野獣性がウリだったと思うwww こっちめっちゃ気品あるwww
ハンニバルを題材にした公式BL同人誌と捉えてよろしいかwwwなんかこう自分で選んでは絶対見ない辛気くささwwwレクター博士と思うとにやにやして見てしまうがwww
マーベル作品見慣れてきちゃってなんか最近私脳筋だなってwww こういうゆったりじんわりしたドラマひっさしぶりにみたww 脳筋的にはすごくテンポのゆっくりしたドラマなんだけど、でも雰囲気あるから観れちゃいました。なぜかうっかり吹替版を見はじめてしまったのでそのまま見てるが、井上和彦×浪川大輔おいしいですぺろぺろ。しかし井上和彦のええ声で冒頭に「前回までのハンニバルは」って言わすのやめいwww さーて来週のサザエさんは!!
興がのったので13話1シーズンを2日で観た。こんな連続殺人鬼のサイコパスの話を一日中みても、ちっとも気分が陰鬱にならないのは、ひたすら若レクター博士が素敵なせいですね…。私もともと松永病患者なんで、レクター博士なんて好きに決まってますわ。ノーガードでウェルカム状態ですわ。すごい総攻なんだけど、れ、れくたーはかせ受もいいよね…ごくり
結局ずっと私の中でもやもやしてるのが、ハンニバルさんが人を殺す基準なんですよ。「内臓を持つに値しない」は確かに基準のひとつなんだけど、だけじゃない。無礼なやつは殺す、だけじゃなく、パッツィ夫人とかは結構「美味しそう」だから食べちゃおうかな、だったし。食いついた看護婦に至っては理由とかなさそうだった(いやあるのかもしれないが)。博士にアプローチしまくってた陽気なぽっちゃりゲイの人のことも、一瞬助けようとしたよね?(ほんまに一瞬だけやったけど(笑))でもまあ、肉のストックしてる博士を見てると、
単に
食べたいときに
これにしようって感じで
適当にその時の気分で選んでるのかな…
普段は牛丼ばっかチョイスする人でも、たまには親子丼食べたくなったりするもんな…ばらついてみえるのは単にそういうことなのかな。
アビゲイルだって、別に殺さずに済ませても、すむならそれでよかった感じ。多分殺すことにはなるだろうけど(そのための布石をちまちま築いてたんだし)、そうならなかったら、彼女にとってはラッキーだね。くらいは思ってそう。
肝心のウィルに関しては。興味深かった、が一番の理由だよね。ずっと見守っていたかったから真剣に心配もするし、その独特さが、博士なりにとても大切に感じてたはずよね。(いざって時に罪をなすりつける相手がいなくなると困るから、無事を心配してた、ってのはロマンなさすぎなので却下します)
ただ、それとこれとは別だと。ウィルに自分の罪をなすりつけて収監するってのと、ウィルが大切、とても興味深い、ってのは、別に、両立するもんね。今も変わらずウィルのこと大切だよねきっと。
ドラマ版を見て、うーむ、と思ったところが、あれですよクロフォードさんなんかすごく…ミリアム候補生? を、クロフォードのミスで死なせたって過去があるくせに、『羊たちの沈黙』で同じように候補生を殺人鬼の元に向かわせるとか、もちろんシチュエーションを重ねてるのはわざとだろうけど、クロフォードまじ懲りねえなww って風になっちゃってるよねwww
あとミリアム候補生が失踪した時点で、FBI側は外科医が犯人だって確証持っちゃうじゃんね。あの後なんで重ねて調査しなかったのか。で、ハンニバルも、あそこで彼女を殺したのなら、そのまま行方をくらませないと、彼女一人殺したってだめじゃんね。
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