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まあまずはこの顔をみてくださいよ。

 夢にでてきそうでしょう。



 この紙でできたダッ○ワイフの頭部の中身が2013年度ハリウッドで最もハンサムな男優だって考えるだけで胸が熱くなるね。



 普段私が絶対観なさそうな映画。是非や答えが出る系の映画ではないからそこをどうこう語ることはできないんだけど、薄々いや重々予想はしてたとおりにヒイイな感じでむしろそれに関しては満足で(笑)、ポップな予告が今思い出すと逆に薄ら寒くてよかったですよね(笑)。だからもう嫌な予感と不安感でいっぱいでにやにやしながらみてました(笑)。もっとわけわかんなくても落胆しないよう…と覚悟してたけど、割にきちんとしてた…。ライブのシーンが短くてよかった。客に石投げられるような通俗的な否定シーンがなくてよかった。わかってても見たくねえよそんなもん。

 内容は、謎のハリボテというか仮面を絶対に取らない天才ミュージシャン・フランクとそのバンド、キーボーディストとして加入した凡人ジョンの目線で展開する奇妙な、奇妙な音楽活動。オモシロな外見と裏腹に、予告でもうすうす感じられるけれども、こころを病んだ人ばっかが寄り集まって、ひっそりと自分の中身を音楽という形に変えていっているという危うい生活をしてる。

 だが、そんなオモシロの皮…いや仮面を被った鬱映画だろうとなんだろうと、ダッ○ワイフの頭部を被った最強ミュータント磁界王マグニートー(笑)というオモシロいものを腐女子に提供してくれただけで、もう我々にとってのこの映画の価値は充分なのだった。あのアイドルがこんなオモロい衣装を!的な萌え。でもそれも映画見たあとでは無邪気にきもかわいいとか言いづらいから、やっぱ公開までが楽しい映画だったやもしれません。



 以下ネタバレもあるかな…一応下げる。

























 オチ的に、夢オチとか、そもそもフランクなんていなかったんやとか、ファイトクラブなアレとかでなければもうなんでもよかったので(ファイトクラブは好きですけど、今やられても今更でしかない)、いや極端な話それでも別にだめとはいいませんけど! ですがそれはそれでぶち壊しになるのでそうじゃなかったんでよかったです。
 カンザス州の家行ってからのシーンでジョンにフランクが返事をしたとこでなんかぶわって涙でてしまって(笑)。くやしい泣いてしまったくやしい(笑)(笑)。なんなのよー。
 なので、重々承知の上で見に来た私としては、それを楽しんだ上で泣かしてもらったんでむしろ大満足なのかもしれません! なにそれ!
 しかしそうと承知せずに観てしまった方には不幸な出会いだったと同情を禁じ得ない。でもま、そんなひとわざわざ梅田スカイビルまで見にきたりしないかー。

 少年ジャンプの編集後記で絶賛お薦めされてて、それは不幸な出会いにしかならなそう、とNかむら様がおっしゃってましたが、全くそうだと思いつつも、そういう経験がこどもを大人にするのかもしれないと思ったりもします。娯楽大作しか見ない私の中では高校生の時に観た「スピリッツ・オブ・ジ・エア」がそういう存在。

 問題としては、さして他人事ではない身近な問題だが、なんだろなー、見終わった後全然やな感じが残ってないのは逆に驚きました。さっきも書いたけどありきたりな否定描写が少なかったことと、覚悟して観たってのと、クララがほんまに刺したことと(笑)、あともう最後10分間のファス氏ですかね…いい映画観たって気分になってるもん今(笑)。
 いや決して…「ただしイケメンに限る」なんて…思ってなんかは…ゴニョゴニョ。
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