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ゴールデンカムイ8巻の変態感やばいな。なんていうか、真似できない明るさがまじでやばい。すき。このまんが、なのに割とみんな幸せそうなのがいいよな。前向きというか…。
『シン・ゴジラ』の感想に、プロフェッショナルが、私にはわからないような難しい用語を操りながら問題を解決していくのがすき、と書きましたが、この漫画も知らないことばかりでたいへん楽しいです。
さて『X-MEN』新三部作のラストが公開になりました。ウルヴァリンをメインに、教授と磁界王という袂を別った旧友同士が、ミュータントと人類のあり方を巡って対立する旧三部作。ウルヴァリン主人公のスピンオフ(これはまだ進行中)。そして、教授と磁界王の出会いと別れ、過去改変を経て今作『X-MEN:アポカリプス』は、旧三部作からは別の世界線となった新たなる歴史において、最初にして最強のミュータント、アポカリプス(CV:松平健)がラスボスの超大作完結編、ですが、私らの興味は目下、教授と磁界王の数十年に渡る痴話喧嘩にいかなる決着がつくのかということ! 以下ネタバレ!!
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ん、んんんー?
いいとこも面白いとこもわくわくするとこもあったし、これはなー…と思うとこもあったんだけど、とにかくラストシーンでトラスクさん(前作の悪役)のロボット兵器が出てきたのが、え? なんで? って思ってそれでいっぱいになってしまった。なんで??
ところで『X-MEN』の旧三部作、というか、シンガー監督のテンポって、なんか私乗れないなあとずっと思いながら観てて、なのにうまくアメコミ沼にはまれたのと、『DoFP』(前作)がすごく楽しめたのと(今となっては思うところもあるが)で忘れてたが、そうそう、旧三部作のときもこういう感じで全然乗れなかったんだよーって思い出しました。全体に私にとって散漫に感じる。
じじいになってもあれだけ頑固だったエリックが改心(彼の思想が間違ってるといいたいわけではなく。んー、翻身?ちがうな、心変わり?)するような理由は、特に見あたらなかったかな。あれでまた姿を消した先でも同じことになりそうやし。ミュータントが世界を救った、っていう感謝もいつまで続くかわかったもんじゃないんだから。
ていうか最終局面にピーターがいた理由が、あそこで息子だと明かさなければ、あまり意味というかピーターの価値がなかった。パパと感動の再会、てのはまあ陳腐かもしれんけど一つの大きな要素には違いなかったはずなのに。いやまあ、陳腐かな。あそこで言い出せないってのも可愛いんだけどね。今更、しかも過去に捨てた女の子供とかでてきたら、世界の破滅とかのテンションじゃなくなるかもな男は(笑)。
エリックは改心したというよりは、ヤケになって暴れてただけ、と見ると、頭が冷えただけって感じもする。なんか、心の動きがあんまみえないと思ったのは、なにも考えてないからではあるまいか。エリックをアホ扱いしすぎですか。そうですか。
帰宅して冷静に考えてみると、エリックとストームがアポカリから離反したのは、仲間を、ミュータントの仲間を、切り捨てたから、ということでいいのかな。(それすらもよくわかってなかった私)(でもだとすれば、君らは最初から見る目がなさすぎや。)でもそれと、ラストでなんかX-MENたちと和解したっぽい雰囲気になるのとは、関係ないやん。なんでなん。
アメコミ友人はこの映画すごく面白かったと言っていて、私なんかよりよほど詳しい人なので、そうか…じゃあ個人の解釈だな…とは思った。でエリックのことも、「原作でもブラザーフッドだったりX-MENだったりするし、今後また変わるかもってことかな?」と解釈してた。そう…いうものですか…。わ、私はなんか、なんの決着もついてないって思った…。というか、人間からすれば大量殺人鬼には違いないし、そのあと脱走してるし、強大な力をおそれた人間は俺たちを攻撃するだろう(だから迫害される前に戦え)、てのは元々の彼の信条だし、その通りだし、今更だし、うん、今更だし。元々だし。
いやなんか、三部作のラストだから、なんかある程度決着つくと勝手に期待してたんですよ。そしたら全然終わらせる気なさそうで、それって旧作ラストのときも私同じように思って、それを今回シンガー監督が、(不評だった、他監督の撮った旧作ラストを暗に示して)「映画の三作目って大抵駄作なのよ」なんてメタい台詞言わせたアレも、クスッとするよりも、お前が言うなって思っ(以下自主規制)
あとX-MENってグループ名は、キューバのあとにモイラがぼそりと呟いただけの言葉だったはずで、レイブンたちは知る由もないはずだが。細かい事ですか。細かいといえばモイラが潜入捜査時にカーペットはいだのがきっかけでアポカリ復活、みたいに見えるから、あそこもなんとかしてほしかった。
最初の方のいきさつがあまり気に入らなくて、つーか弾みで撃たれた矢がぽすっと刺さって、ってなんか…ひどい…。あと妻は誰が殺したん??(友人が言うには矢が奥さんにも刺さってたそうです。うそやんあんなぽすっって感じやったのにめっちゃ強弓…)
最初のいきさつというと、アポカリはやっぱなんとなくウルトロンとかぶるな。全世界スキャンで全てを理解とか、弱いものが世界を支配してる。間違ってる。なかんじとか。別に悪いこたない。あとカイロの地下から蘇って現代にカルチャーショック受けてるとことかまじDIO様w 車の飾りを指で撫でるとこが旧OVA版のDIO様と一緒!! エジプトってとこがまたなー。
しかしじっとりとした恋愛ラブサークルであることよ。昔好きやった彼女、とか、あこがれてた人、とか、やけぼっくいに火がつきそうでつかない生焼けww でも昔、『FC』の初期にモイラを挟んだ三角って構想があったときいて、それはやめてくれてよかったなーって思ったんですが、今ならちょっとチャールズといい感じになるのもまあ受け入れられなくはない…レイブンを挟んで無いってのが大きいし、なんか浮かれとるチャールズもちょっと可愛かったからwww でもとってつけた感はあった。チャールズそんなモイラのこと、20年経った今こんな浮かれるほど好きだったか? まあ、20年ぶりに姿を見て、ぶわわっときたのかな。…違うな2度ほど覗き見してたんだっけかこの変態。
なんかレイブンはFCのころには明らかにチャールズに恋愛感情を持っていたし(チャールズしかいない彼女にとっての、妹としての嫉妬、も半分)、エリックにも男女の関係はあったけど、20年経って、全然恋愛感なくなってスッキリしたなーって思った。レイブンかっこよかった。自立してた。ハンク頑張んなきゃ…。いやハンクも頑張ってるから、これからいいカップルになると思う。
だから、恋愛とか嫉妬とかじゃなくなったからこそ、エリックに対して家族と呼びかけられるんだな。そしてそれは、その自立は、やっぱりチャールズのもとを離れてこそ得られたものだな。
というか、新三部作は、驚くほど、レイブンの物語だったんだなあって。主役だよねもう。
あの強力なアポカリプスにどう対抗するのかっていうのが、チャールズを奪われたらおしまい、というポイントに絞って戦うのはなるほどと思ったし、そこをタイムリミットにするのは大変わかりやすい。反面、前半は、こ、こんなに強力な敵をどうやって倒したらいいんだ?! と思ったけど、後半はなんか、尻すぼみでした。
いいとこ書くよー。同じ人物の、今までのシリーズとの立ち位置の違い、はすごく面白かった。自分で物事を決められなかった(決めさせてもらえなかった)レイブンが、指揮し指導する、率いる、先頭に立つ立場になったこと。今まで他に己に敵うものがなかったから、いつでも先頭に立って指導者でありつづけたエリックが、初めてその必要がなくなること。世界を滅ぼしかけたジーン=フェニックスが、世界を破滅から救ったこと…。
モイラもなんか、やってることがFCをなぞってるようで面白かったなww こやつ記憶ないくせに同じことしよるwwwって。
私は続き物の作品を観るには、出来れば順番を崩さずそれまでの全作品を観てから挑むべきと思ってます。でないと、上記のような良かった点が、軒並み理解不能なシーンになっちゃうじゃないですかー。『FC』だけとか、新三部作だけとかじゃ、だめじゃないですかー。おヒュー様の登場(即退場)だって、ウルヴァリン三部作観とかなきゃじゃないですかやっぱー。「これだけ観ても楽しめるよ!」なんて信じない。(楽しめる人もいる。それは知ってるけど、私にはむり、というか、いやだー。)
予告でもあった、サイロック姐さんとストームの戦場への登場シーンは最高にかっこいい。
ナイトクローラーは一点の非の打ち所もなく可愛い。天使。昔のも好きだったけど、これは天使。
チャールズのグーパンチ。最高だぜ。
父親が虐殺を始めてる一方で、せっせと人助けをする息子クイックシルバーというのも対比といえるかな。クイックシルバー活躍シーンはほんとかっこいい!! まじクール!! 最強ちゃうかと思ってたクイックシルバーたんが、一度動きを止められてしまえば脆いってのもよかったかな。
エリチャエリ的にはー。んーまあ、脳内で再会したとたんもらい泣くチャールズとか、最後の最後で『FC』の初対面の夜を思い返すとか、飛んできた鉄骨でエーックス!! とかまあ見所もあるけど。
まあなんだ、なんか、消化不良というか、観たかったものは、あんまり観れなかった…ような…。
全体に、予告で見たシーンはすごくかっこよかったのに、て感じ。ウルヴァリンがとくに、予告見たときはホギャー!! ってなったのに、あそう、そんな感じですか…って。絶対全裸だと思ったのに破れパンツ履いてたのも萎えた。着せるか脱がすかどっちかにしろ。(よう考えたらなんで破れとんねん。あの実験にズボン以外が弾け飛ぶ要素ないがな)つーか、『DoFP』ラストの少佐がミスティークの変身だった、という演出は、まるで意味なかったんやな。ちょっと客を脅かしたかっただけやな。
チャールズがハゲるいきさつは、真っ当なものだったはずだが、どうしても笑う。あんなんどういう理由でも笑うわ。
なんか、世間の洋画クラスタさんが面白かったという割には、どうして私は乗れていないのだろう、と考えるに、どうにもこれが『X-MEN』シリーズの最終話にふさわしい展開だったとは思えないのですよ。マグニートーは、アポカリプスを倒すのに協力しただけで、和解したわけでもない。(和解する理由があったようには私には見えない。)(和解する事なんか結局ありえないのかもしんないけど…前作の内容からいって、そういう方向を期待したの。私は。)なんか結局、二人の痴話喧嘩三部作(六部作)だと思っていたのに、その決着が、一回世界リセットまでしたのに、大していや全然進まなかった。なんかねー『DoFP』のほうが最終話っぽかった気さえする! どうですか?! 並べ替えてみてくださいよ! 今まで成し得なかった、分かり合えなかった二人の、ありえるはずのない和解、共闘。崩壊した世界を歴史改変によって救いだして、ようやく得られた平和。ウルヴァリンが失くした愛しい女がもう一度この手に戻ってくる。ほらー。なんかこっちの方がシリーズ最後っぽい。
だからその…なんだ、あれだ、鉄骨エーックス!! だけでなく、二人がもっとあからさまに共闘してくれたらなあ…ってこと…かな、私の要求は…。結局そこなくして、最終話とはいえぬと思っているのかな私は…。だから、観たいものが観れなかった気分なのかな。勝手に期待してただけかもしんないけど。
今読み返して恐ろしくなった。この間までアメコミなんか全然知らなくて、原作も読んでないのにこんなこと書いて。こんなでかいこと。でも修正のしようもないからこのまま載せるよ…。吹き替えどうしよっかなー。クイックシルバーの活躍だけでももう一回見る価値あるけどなー。
『シン・ゴジラ』の感想に、プロフェッショナルが、私にはわからないような難しい用語を操りながら問題を解決していくのがすき、と書きましたが、この漫画も知らないことばかりでたいへん楽しいです。
さて『X-MEN』新三部作のラストが公開になりました。ウルヴァリンをメインに、教授と磁界王という袂を別った旧友同士が、ミュータントと人類のあり方を巡って対立する旧三部作。ウルヴァリン主人公のスピンオフ(これはまだ進行中)。そして、教授と磁界王の出会いと別れ、過去改変を経て今作『X-MEN:アポカリプス』は、旧三部作からは別の世界線となった新たなる歴史において、最初にして最強のミュータント、アポカリプス(CV:松平健)がラスボスの超大作完結編、ですが、私らの興味は目下、教授と磁界王の数十年に渡る痴話喧嘩にいかなる決着がつくのかということ! 以下ネタバレ!!
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いいとこも面白いとこもわくわくするとこもあったし、これはなー…と思うとこもあったんだけど、とにかくラストシーンでトラスクさん(前作の悪役)のロボット兵器が出てきたのが、え? なんで? って思ってそれでいっぱいになってしまった。なんで??
ところで『X-MEN』の旧三部作、というか、シンガー監督のテンポって、なんか私乗れないなあとずっと思いながら観てて、なのにうまくアメコミ沼にはまれたのと、『DoFP』(前作)がすごく楽しめたのと(今となっては思うところもあるが)で忘れてたが、そうそう、旧三部作のときもこういう感じで全然乗れなかったんだよーって思い出しました。全体に私にとって散漫に感じる。
じじいになってもあれだけ頑固だったエリックが改心(彼の思想が間違ってるといいたいわけではなく。んー、翻身?ちがうな、心変わり?)するような理由は、特に見あたらなかったかな。あれでまた姿を消した先でも同じことになりそうやし。ミュータントが世界を救った、っていう感謝もいつまで続くかわかったもんじゃないんだから。
ていうか最終局面にピーターがいた理由が、あそこで息子だと明かさなければ、あまり意味というかピーターの価値がなかった。パパと感動の再会、てのはまあ陳腐かもしれんけど一つの大きな要素には違いなかったはずなのに。いやまあ、陳腐かな。あそこで言い出せないってのも可愛いんだけどね。今更、しかも過去に捨てた女の子供とかでてきたら、世界の破滅とかのテンションじゃなくなるかもな男は(笑)。
エリックは改心したというよりは、ヤケになって暴れてただけ、と見ると、頭が冷えただけって感じもする。なんか、心の動きがあんまみえないと思ったのは、なにも考えてないからではあるまいか。エリックをアホ扱いしすぎですか。そうですか。
帰宅して冷静に考えてみると、エリックとストームがアポカリから離反したのは、仲間を、ミュータントの仲間を、切り捨てたから、ということでいいのかな。(それすらもよくわかってなかった私)(でもだとすれば、君らは最初から見る目がなさすぎや。)でもそれと、ラストでなんかX-MENたちと和解したっぽい雰囲気になるのとは、関係ないやん。なんでなん。
アメコミ友人はこの映画すごく面白かったと言っていて、私なんかよりよほど詳しい人なので、そうか…じゃあ個人の解釈だな…とは思った。でエリックのことも、「原作でもブラザーフッドだったりX-MENだったりするし、今後また変わるかもってことかな?」と解釈してた。そう…いうものですか…。わ、私はなんか、なんの決着もついてないって思った…。というか、人間からすれば大量殺人鬼には違いないし、そのあと脱走してるし、強大な力をおそれた人間は俺たちを攻撃するだろう(だから迫害される前に戦え)、てのは元々の彼の信条だし、その通りだし、今更だし、うん、今更だし。元々だし。
いやなんか、三部作のラストだから、なんかある程度決着つくと勝手に期待してたんですよ。そしたら全然終わらせる気なさそうで、それって旧作ラストのときも私同じように思って、それを今回シンガー監督が、(不評だった、他監督の撮った旧作ラストを暗に示して)「映画の三作目って大抵駄作なのよ」なんてメタい台詞言わせたアレも、クスッとするよりも、お前が言うなって思っ(以下自主規制)
あとX-MENってグループ名は、キューバのあとにモイラがぼそりと呟いただけの言葉だったはずで、レイブンたちは知る由もないはずだが。細かい事ですか。細かいといえばモイラが潜入捜査時にカーペットはいだのがきっかけでアポカリ復活、みたいに見えるから、あそこもなんとかしてほしかった。
最初の方のいきさつがあまり気に入らなくて、つーか弾みで撃たれた矢がぽすっと刺さって、ってなんか…ひどい…。あと妻は誰が殺したん??(友人が言うには矢が奥さんにも刺さってたそうです。うそやんあんなぽすっって感じやったのにめっちゃ強弓…)
最初のいきさつというと、アポカリはやっぱなんとなくウルトロンとかぶるな。全世界スキャンで全てを理解とか、弱いものが世界を支配してる。間違ってる。なかんじとか。別に悪いこたない。あとカイロの地下から蘇って現代にカルチャーショック受けてるとことかまじDIO様w 車の飾りを指で撫でるとこが旧OVA版のDIO様と一緒!! エジプトってとこがまたなー。
しかしじっとりとした恋愛ラブサークルであることよ。昔好きやった彼女、とか、あこがれてた人、とか、やけぼっくいに火がつきそうでつかない生焼けww でも昔、『FC』の初期にモイラを挟んだ三角って構想があったときいて、それはやめてくれてよかったなーって思ったんですが、今ならちょっとチャールズといい感じになるのもまあ受け入れられなくはない…レイブンを挟んで無いってのが大きいし、なんか浮かれとるチャールズもちょっと可愛かったからwww でもとってつけた感はあった。チャールズそんなモイラのこと、20年経った今こんな浮かれるほど好きだったか? まあ、20年ぶりに姿を見て、ぶわわっときたのかな。…違うな2度ほど覗き見してたんだっけかこの変態。
なんかレイブンはFCのころには明らかにチャールズに恋愛感情を持っていたし(チャールズしかいない彼女にとっての、妹としての嫉妬、も半分)、エリックにも男女の関係はあったけど、20年経って、全然恋愛感なくなってスッキリしたなーって思った。レイブンかっこよかった。自立してた。ハンク頑張んなきゃ…。いやハンクも頑張ってるから、これからいいカップルになると思う。
だから、恋愛とか嫉妬とかじゃなくなったからこそ、エリックに対して家族と呼びかけられるんだな。そしてそれは、その自立は、やっぱりチャールズのもとを離れてこそ得られたものだな。
というか、新三部作は、驚くほど、レイブンの物語だったんだなあって。主役だよねもう。
あの強力なアポカリプスにどう対抗するのかっていうのが、チャールズを奪われたらおしまい、というポイントに絞って戦うのはなるほどと思ったし、そこをタイムリミットにするのは大変わかりやすい。反面、前半は、こ、こんなに強力な敵をどうやって倒したらいいんだ?! と思ったけど、後半はなんか、尻すぼみでした。
いいとこ書くよー。同じ人物の、今までのシリーズとの立ち位置の違い、はすごく面白かった。自分で物事を決められなかった(決めさせてもらえなかった)レイブンが、指揮し指導する、率いる、先頭に立つ立場になったこと。今まで他に己に敵うものがなかったから、いつでも先頭に立って指導者でありつづけたエリックが、初めてその必要がなくなること。世界を滅ぼしかけたジーン=フェニックスが、世界を破滅から救ったこと…。
モイラもなんか、やってることがFCをなぞってるようで面白かったなww こやつ記憶ないくせに同じことしよるwwwって。
私は続き物の作品を観るには、出来れば順番を崩さずそれまでの全作品を観てから挑むべきと思ってます。でないと、上記のような良かった点が、軒並み理解不能なシーンになっちゃうじゃないですかー。『FC』だけとか、新三部作だけとかじゃ、だめじゃないですかー。おヒュー様の登場(即退場)だって、ウルヴァリン三部作観とかなきゃじゃないですかやっぱー。「これだけ観ても楽しめるよ!」なんて信じない。(楽しめる人もいる。それは知ってるけど、私にはむり、というか、いやだー。)
予告でもあった、サイロック姐さんとストームの戦場への登場シーンは最高にかっこいい。
ナイトクローラーは一点の非の打ち所もなく可愛い。天使。昔のも好きだったけど、これは天使。
チャールズのグーパンチ。最高だぜ。
父親が虐殺を始めてる一方で、せっせと人助けをする息子クイックシルバーというのも対比といえるかな。クイックシルバー活躍シーンはほんとかっこいい!! まじクール!! 最強ちゃうかと思ってたクイックシルバーたんが、一度動きを止められてしまえば脆いってのもよかったかな。
エリチャエリ的にはー。んーまあ、脳内で再会したとたんもらい泣くチャールズとか、最後の最後で『FC』の初対面の夜を思い返すとか、飛んできた鉄骨でエーックス!! とかまあ見所もあるけど。
まあなんだ、なんか、消化不良というか、観たかったものは、あんまり観れなかった…ような…。
全体に、予告で見たシーンはすごくかっこよかったのに、て感じ。ウルヴァリンがとくに、予告見たときはホギャー!! ってなったのに、あそう、そんな感じですか…って。絶対全裸だと思ったのに破れパンツ履いてたのも萎えた。着せるか脱がすかどっちかにしろ。(よう考えたらなんで破れとんねん。あの実験にズボン以外が弾け飛ぶ要素ないがな)つーか、『DoFP』ラストの少佐がミスティークの変身だった、という演出は、まるで意味なかったんやな。ちょっと客を脅かしたかっただけやな。
チャールズがハゲるいきさつは、真っ当なものだったはずだが、どうしても笑う。あんなんどういう理由でも笑うわ。
なんか、世間の洋画クラスタさんが面白かったという割には、どうして私は乗れていないのだろう、と考えるに、どうにもこれが『X-MEN』シリーズの最終話にふさわしい展開だったとは思えないのですよ。マグニートーは、アポカリプスを倒すのに協力しただけで、和解したわけでもない。(和解する理由があったようには私には見えない。)(和解する事なんか結局ありえないのかもしんないけど…前作の内容からいって、そういう方向を期待したの。私は。)なんか結局、二人の痴話喧嘩三部作(六部作)だと思っていたのに、その決着が、一回世界リセットまでしたのに、大していや全然進まなかった。なんかねー『DoFP』のほうが最終話っぽかった気さえする! どうですか?! 並べ替えてみてくださいよ! 今まで成し得なかった、分かり合えなかった二人の、ありえるはずのない和解、共闘。崩壊した世界を歴史改変によって救いだして、ようやく得られた平和。ウルヴァリンが失くした愛しい女がもう一度この手に戻ってくる。ほらー。なんかこっちの方がシリーズ最後っぽい。
だからその…なんだ、あれだ、鉄骨エーックス!! だけでなく、二人がもっとあからさまに共闘してくれたらなあ…ってこと…かな、私の要求は…。結局そこなくして、最終話とはいえぬと思っているのかな私は…。だから、観たいものが観れなかった気分なのかな。勝手に期待してただけかもしんないけど。
今読み返して恐ろしくなった。この間までアメコミなんか全然知らなくて、原作も読んでないのにこんなこと書いて。こんなでかいこと。でも修正のしようもないからこのまま載せるよ…。吹き替えどうしよっかなー。クイックシルバーの活躍だけでももう一回見る価値あるけどなー。
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