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さーてED感想かくぞー! とはいえ初日初回観た後合流した友人(ブラックパンサーからMCUにハマった強者)と3時間語り合ったので、言いつくした感は…うそ、言い尽くせない。5秒ごとに一時停止して逐一感想を述べていきたい。












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 泣きすぎて頭痛い。IWの時は最後までわくわくだったけどなー! 今回は最初からエンドロールまで何回も泣いた。最後の結末が衝撃すごくてエンドロール入った瞬間が一番泣いた。びっくりして。

 ていうか公式ツイッターさー、まだ公開初日の日付になる前に視聴したげいのうじん達の感想垂れ流すのもやめてくんない?! 宣伝したいにしても、最低限の礼儀として初日の日付になってからでしょう?! それでもミュート案件だけどもさー。

 全体3時間の内、ラスト20分(バトルの結末以降)と、それまで、のふたつに分けて考えたい。全体180分のうち160分間の、尊いしかない全ての素晴らしい部分と、最後20分の、素晴らしいんだけどもあまりに辛くて受け止めきれてない辛い、『トニーの結末(そうしか仕方なかったけど辛いどうにかしてほしかった)と、スティーヴの決断(えっ?!それはベストだったかしら?!!)』について、のふたつに分けて考えたい。でないともう、つらみで全体が見えなくなる。


 いやーでも素晴らしかったけど。神の所業だったけど。過去改変ものって結局よくわかんなくなるズルいってとこもあるんだけど、過去の人間関係の答え合わせだな、って思ったりしました。やっぱりみんな少しずつ心残りがあったんだよね。
 スティーヴ強火担最大手のルッソ監督による、『キャプテン・アメリカ4』かな? とすら思った。過去作品を裏側から眺めるとか、シリーズをずっと見てきたファンへのサービスが過ぎるぜ! 当然のごとくみんなのやり取りが尊かったけども、いやーやっぱルッソ兄弟はキャップの描写に関しては緻密だぜ。エレベーターでしょ。吊り橋ファイトでしょ。アメリカの尻てお前ほんま。ヒドラキャップとかまじどこの同人誌だってばよ?!! キャップVSキャップとかほんま最大手でないとできない神の御業だし、「ロキか?」でそれを実現する鮮やかさときたら。締め技も、VSウィンソル戦の踏襲だし、そこへあの、あのセリフですよ…。神かよ。「Bucky is alive.」最高かよ。お前それが、自分が一番動揺する言葉だってわかってんのかよ。 あっあっあと左から失礼ー!!!

 皆で過去に旅立つところもさ。いや、映画前半観てて、やっぱナタ姐って、いやそらバッキーもサムもキャップの相棒だけどさ、真の相棒はむしろナタ姐かもしれないよな、ずっと一緒にいてくれて、自分の弱いところも、ナタ姐の弱いところも知っててさ、いやでもバッキーが相棒だけどもね?! …と思いながら、あの過去への旅立ちを見ててさ。
 家族を失った、仲間を失った、で自分の一部を失った、でキャップが映るわけでさ。あーそうだなって。ナタ姐は相棒で、バッキーは、もう自分の一部かあ、って…。せやな…って。
 予告でもあったキャップの涙、ナタ姐への涙だったんか。それもさいこうやな…さいこうやな…。

 ナタ姐の件…。
 はー。そうやんなー。良き人間に、なりたかったんやもんな…。ソウルストーン探しでヴォーミアに行ったのがあの鷹さんとナタ姐で、ハッ?!! はああっっっ?!!!!! ってその時はなったけど、後から考えると、……他では絶対に無理な、最高の二人の組み合わせと言わざるを得なかったな…。だってあの局面で、自分が死ぬと言ってガチ戦いを始める、他にもそういう組み合わせはあり得るけども、この二人ほどふさわしい二人はいないよ。それでもつらい。つらみしかない。
 ブダペスト以来! かあ…。おでここつん。最高。最の高。 おててぎゅっ。最高。暗殺きょうだい。
 AoUで鷹の妻帯者設定と、ナタ姐×バナーという展開になったとき、可愛いけど、やっぱりあのときは受け入れがたかった。鷹とナタ姐のコンビが素敵だったから、その関係性を棄ててまでやることかなあ? って。
 だけども、今この時になれば、鷹さんが「父」の立場だからこその名場面がいくつもあった。ワンダとの関係はその最たるものだけど、AoUのときの、「こんな状況で武器が弓、笑えるだろ」の台詞は、当時は、寂しいこと言うなあ、私は頼りになるヒーローだと思ってるのに…、って感じた。だけど後になれば、あれはすごく愛される名シーンになったなって。それでもやるしかない、やると決めたなら立て、一歩外に出れば、――君もアベンジャーズだ。それって、シリーズ全体に通ずる魂ですらあるよな、って、今となれば思う。今になって、この言葉に涙が浮かぶ!
 そういえばグッズ展開でハブられがちな鷹さんが、鷹さんと、ローニンの両パターンのキーホルダーとか出てて、すごいw って思った。ていうかあの地味なキャラのイメージのある鷹さんが、堂々たるメインを張っていて、上記のように、私の中ではずっと頼れるヒーローだった鷹さんが、画面上や物語上でもここまで活躍してるの、ほんとすごい嬉しい…。
 ラストバトルで、ガントレットから一番近い場所にいたのが鷹さんだったときは、あ、死んだな、って思いました(笑)。そっか、ナタ姐と鷹さんは、どっちもか、って。でも良かった。父として、生き残ってくれた。
 そうや真田広之チョイ役すぎワロタワロタ。MCUに日本の真田広之が参戦してくれんのすっげえ! って思ったけど…けど…のに…!(笑) あとほんまに日本の世界観がニンジャスレイヤーすぎませんか!!!!!! 好き!!!!(正直)
 そうだ、ワンダちゃんが最後に鷹さんに「二人」って言ったの、私勝手にもう一人はピエトロのことだと思っちゃったんだけど、多分ヴィジョンのことですよねw 鷹さんに話すなら、ピエトロのことかなって…。いやでもヴィジョンですよねきっと。ワンチャンピエトロって線もある??

 ヴィジョンのことはそういえばほぼノータッチになってしまった。IWで「指パッチン前」に死んでしまったキャラ、ヘイムダル、ロキ、ガモーラは、絶望視されてたけど、…あんな! あんな方法で救われるとは思わなんだです(ヘイムダル以外)。ロキはな~!(笑) ズルいな~!! 一年間喪に服し、周りから可哀想な目で見られていたロキまさかの復活…。今回最後の最後まで、ソーが少し扱いが悪かったと思ったけども(ハンマーがキャップの手に渡ったのは滾ったな…。高潔すぎて神の領域。AoUのお遊びシーンがこんな回収されるなんてなあ…)、これはもうガーディアンズを交えたソーの今後の出番が見込めるわけだからいいよね?! とも、ラストになれば思った。でも、IWで守った、「ラグナロクのソー」、あの最高にかっこいいイカすソーは、あまりにも存在しなかった。仕方ないのかなあ? だってビッグ・スリーとはいえ、あの人は地球の人ではないから、地球の2大ヒーローの最期に焦点をあててしまうと、どうしてもそうなっちゃう…?
 いいよね?!って思ったのは、別世界線とはいえ、ロキ復活したんやからソーロキはそれだけでもええやん!! って思ったんですよ。でもよくわかんないそのへんは。ちゃうんかな? 復活ではないの? だったらごめん。

 で、ヴィジョンというか、ジャーヴィスが。ハワードパパの執事のジャーヴィスが。あれドラマ版(エージェント・カーター)の設定が映画に入ってくるの案外初めてですよね。あああとパパとトニーの再会シーンの前に、パパが「アーニム?」と呼びかけたのもぐっとくる。ゾラ博士の名前をここで出す…。全部の作品観てきた甲斐があるぜまったく。
 「過去の人間関係の答え合わせ」と冒頭に書きました。まあ過去改変ものの醍醐味でもあるんだけど、ソーとフリッガ様、トニーとハワード、それからスティーヴとペギー。ビッグ・スリーの過去遡行で、スティーヴだけ、ペギーと直接対面しなかったんですね。だからなのかな…あのラストは…。(ラストについては後述)

 ガモーラ。木とwwwアホのwwww二択wwwwwしかなかったwwwww
 もうネビュラがねーネビュラがキュートで! 冒頭のトニーさんとのお遊び最高にキュート! 野良猫に遊び方教えてる! みんなのツンデレ妹!! ウォーマシンとネビュラ、ってどういう組み分けだよw って思ったけど、望まぬうちに機械になった者同士、のあの会話ひとつで意味あるよね。

 オコエというかワカンダ組はちょっと出番少なかったですかね! でもまあ、ガーディアンズもだし、IWに出番あった組は全体的にどうしてもそうなるか。

 アントマンはもうアントマンすぎてアントマンだった。最後さー最後お葬式にピム博士がいる、それだけでもなんかもう…!


 サノスが最初にあっけなく退場して、えっこの映画どこにいくの?!!! ってなっちゃいました。過去作品との答え合わせやキャラ間のやり取りにかなりの時間を割いたけど、ラストバトルはほんと景気が良かった。サノスを皆で、みんなで! 囲むところを、一年間待ってたんだ…。ラストバトルの、ピーターがガントレット持って逃げ惑うところにヒロイン集結のシーンは、もう……女子力(物理)すぎて最高だった(批判もあるんですか。なるほどな。でもかっこよかったからいい)。ヴァルキリーの乗馬姿も最高にイカス。そう、今回、ヒロインというか女性キャラが何人も復活登場してて、フリッガ様、ジェーン、ペギー、あとなんといってもエンシェント・ワン…!!!!! ああ~さいこう…。また動くエンシェント・ワンが見られるなんてー!!
 あーそうだペッパーも! ペッパーはトニーさんを心配するがあまり、ともすればアイアンマンの足枷になりがちだけど、最後の最後の戦いにはスーツ着て参戦してくれるんだぜ?! しかもツイッターで見かけましたが、瀕死のトニーさんに最後にかける言葉、「大丈夫」は、原文では「We will be alright.」だと。私たちは大丈夫、って言うの、最高のヒロインじゃないですか…?! ああ、だからこそやっぱりペッパーが可哀想で可哀想で可哀想なんですけど!! やっぱり彼は生き残ってこそだったのでは?!!!(ヒロインで思い出したけど今ロス捜査官は何してんだろうな。)




 結末20分について。

 トニーさん。
 5年間平和な家族との暮らしをしていて、見てるこっちも、なんかもうこのまま平和に暮らしてってほしいって思って、彼の意思を無視はできないよね…って思って、でも。そうなんだな、砂になったピーター・パーカーのことだけは、トニーさんの、無視できない心残りだったんだな…!! はー尊い。はー。ピタトニ的にはほんま…。
 IWでの二人のラストシーン、ほぼアドリブだったというあのシーンももはや伝説の名シーンだけど、今回の、トニーさんが死んでゆくのを目の当たりにしたトムホの表情めたくそ最高でもう?! 語彙がなくなる! あの子ほんまどないなっとんの?!!! トニー呼びもまさかアドリブ?! って言われてたけどどうなんすかねえ! あー、「ハグはまだ早い」って言ってた二人がもうハグハグですよもう…駆け抜ける恋…。
 ああしかし、アントマンとスパイダーマンは、明るい映画が観たい時用だったのに、私もうスパイダーマンを明るい気持ちでなんか観れない。次回作どないな雰囲気で始まるん?
 てかピーターは5歳ぶん年を取り損ねてますよね? ネッドと学校で再会できてたってことは、ネッドも砂になってたのかな?? その辺の世界どないなってんねやろな。過去改変ものはその辺がわからなくなる。でも改変後も全員記憶引き継いでるから、なかったことにはなってない。それって世界中は、どういう認識してるんだろう。次回作どういう世界観で始まるんだろう(笑)。

 アイアンマンで始まった世界だから、アイアンマンの死で終わるべきなのかもしれない。彼がいれば、世界はどうしても彼に頼ってしまう。きっと制作陣とRDJが話し合って決めた結末なんだろうけど、そうあるべき結末なんだろうけど、それでもほんとに辛くて、だってこの世界にもうアイアンマンはいないんだよ?! そんな世界すぐには受け入れられない。うしろめたさを引きずったまま、前に進んでくれ、かあ、こういう我々の気持ちまで見越した序盤の台詞なんだなあ。
 何を曲げてでも生きていて、ただ生きていてほしかった人だけど、「ただ生きてる」状況が絶対に合わない人だから、彼に頼らないで映画がこの先、世界がこの先続いていくには、彼は死ぬしかない。
 でも辛いです。ペッパーの気持ちが辛い。(そうだ、IWの吹き替え見ててわかったんだけど、IWの感想のときに書いた、「私も…」という台詞は、フライデーの声で、私も圏外になっちゃいます的なセリフで、ペッパーは終始行かないでって言ってた。メモ。)

 ただ、他に方法はなかった、あそこでああするしかなかったから、他の誰かがやるよりも、トニーさんがやってなんぼ、なんです。わかってる。ああでも、トニーさんを(映画的に)生き残らせるのもできなくはないはずなんですよ、ガントレットを使ってハルクが生き残れるなら、多分キャプテン・マーベルとかでも大丈夫そうじゃない? (あれあと、野暮なこと言えば、ストーンは別に最後壊れてないから、また使えるんでは…? ダメ?)
 でもそういう展開にしない、と、制作陣が、RDJが、決めたんですよね。だったら仕方ないけど。でも辛いー!




 スティーヴについて。

 中盤で、サムのやっていたカウンセリングの仕事を、スティーヴが引き継いでるんですよね。それがラストへの布石だったんでしょうね、今度はサムがキャップの仕事を引き継ぐ、って。私はなんかまだ、二代目キャプテン・アメリカ、とか、アメコミでは当然のそういうのちょっと理解できないんですけど。友人と話してて、でもこないだのスパーダーバースでもだけど、やると決めたら、皆がヒーロー、皆がスパイダーマンなんだ、って。大事なのはガワじゃないって。そうだなーそれもわかるんだけどなー。一歩外に出れば、君もアベンジャーズだ。
 でもほんとうに、びっくりしすぎて、衝撃すぎて、エンドロール入った瞬間が一番泣いた。

 私は、公式が出してきたものは、できるだけうまく噛み砕いて、うまく腹に収めたいと思ってる方です。もちろん二次創作する人間だから、受け入れた上で、ifを考えもするけども。
 だからそのときはほんとびっくりしたけど、スティーヴがそれを、借り物の力を全部返して(CWの感想で、アイアンマンの悲壮感とキャプテン・アメリカのスパっとした切り捨て方?の差は、力も盾も全て、スティーヴにとっては借り物だから、と書いたきがする)、なんなら家族っていった皆のことも捨ててスティーヴ・ロジャースとしての人生をもっかいやってみたいと思ってたのなら、実は思ってたんなら、それを汲んでやりたい気持ちはありつつ、でもでもつらー! と思ってて、でもなんか彼の気持ちを汲みつつもちっと辛くない方法はなかったのかな?! って思ってて。
 家族と自ら呼んだ人々をあっさり捨てたことについてはまだうまく噛み砕けていない。特にバッキーを「現代」にひとりぼっちにする行為だと思うと。ほんまにそこなんでなん?
 バッキーがいともあっさりした表情でそれを受け入れたから、あーでもスティーヴはお母さんの葬式のときも、バッキーの申し出を、ありがとう、でも大丈夫だ、とスッと断るとこあるから、バッキーは、スティーヴがそういう、自分勝手?な孤独な奴だってわかってるから納得…なの…?

 でトニーさんの結末は、ああするしかなかった、だけど、スティーヴの決断は、他にどうにかできなかったかな? と考えていて、はっと閃いたんだけども、

 あれっ?! バッキーと一緒に過去に戻ってストーン返しの作業やったらよかったんやん?! って閃いた。その後スティーヴが同じ選択をしたとして、バッキーだけが、一緒に過去に残るに相応しい相手やんけ。って。
 別にペギーとキスENDとも両立するやん。

 そう考えてたら、むしろ、あんな大事な任務をなんでスティーヴ単身に任せたんや?と、むしろそれが不自然に感じてきた。そう出来たのに、しなかったのではとすら。だってそうしたら、今までどうり、ペギーのことを好きな異性愛者、でもバッキーはマイボーイ、という(ファンにとっての・笑)両立を叶えられたのに…。そうしたくなかったんでしょーか。 今まで頑なに女性とのキスシーンを入れてきたのもそういう…? クリエヴァがペギーよりバッキー派wみたいなところあるからそれに引きずられてたけど、スティーヴはずっと、やっぱペギー一筋だったんかなあ。うんでも上記のバッキーと過去に残るルート、我ながらいいと思うんですけどどう?

 まだこれから考えるんだけど。家族、っていったのを捨てたのと、「最後までいっしょだ」の言葉を反故にした、と考えると、なんで? なんでそうする必要あった? って思います。トニーの結末みたいに、そうしか仕方なかったなら、嫌だけど、代案出せないなら受け入れるしかないんだけど、やりようがあった気がしてならない。

 で、ここからは、皆さんの考察とか感想とか読んでからなんですけど。

 あっ…なるほど…バッキーとは事前に相談していた、と見るべきなのか。そうやんな、バッキーの落ち着いた態度、サムに譲った態度は、知ってたと思うほうが自然か。そっか…。バッキー自身が選んだのか。かもな…。うええそれも辛いんですけど。
 小宮山先生の感想読んでて、そうか、バッキーは自分を許せてないから、平穏な人生をやり直しさせてくれるチャンスがあっても、それを自分に許さないかも、かー、なるほどな…。
 けどそうなると、過去改変もののわけわからんとこやけど、…過去に残ったスティーヴは、どういうふうに人生を過ごしたのかって。例えばバッキーがハワードを殺すその日を、阻止せずに過ごした、の…?
 阻止してしまったらどうなるの?
 過去改変、わからねー。

 過去改変周りは、ラストのおじいちゃんスティーヴが、量子世界スーツを着ていないってことは、ずっとこの本編世界線で生きてきたスティーヴが、歩いてここまで来て、若い自分が旅立つところもベンチに座って見てたってことっすよね。そうなると、別世界線が生まれるタイプの過去改変ではなく、ひとつの世界を書き換えるタイプですよね。え? それで矛盾ない?? おかしい気もする。わかんない。
 石返却後、この世界戦の過去までは、スーツ着て戻って来た、ってことよな? ちがう?
 あ、ペギーについては、私もダンスの約束はしたけど結ばれてはいないと思う。

 上記の感想では「最後まで一緒の約束を反故にした」と興奮して書いちゃってますけど(笑)、バッキー&翼のドラマで、ちょいちょい存在を匂わせてくるといいなあ。強化人間、あれ何歳くらいの肉体なんですかね? 老いてからも一緒にいてくれるんなら、家族を捨てたことにもなんないよね。

 老スティーヴの白髪と服装が、アベンジャーズ1でロキの「跪け!」に抵抗したおじいちゃんと同じ、という、あれはスティーヴなのでは、という考察をお見掛けして滾った。発言主さんもおっしゃってたけども、アイアンマン2の勇敢な少年がピーター・パーカー説と同じ程度の、だったらいいね的なものとは思うけど。でも服装そこまで似せてるなら、そういう意図あるでしょ…確認はしていないですけど…。




 一旦こんなものか。 終わってみれば、主要人物の今作での犠牲って…ナタ姐とトニーだけ? どっちの死もまだ受け入れられないけど、エンドゲームと銘打たれたこの作品で、最小限の犠牲だったと言える…よね…。
 今回最も予習すべき作品は『アイアンマン』初作だったと思ってる。10年前じゃ忘れてる人もいるでしょ。
 チーズバーガーはトニーが拉致されて帰ってきて一番にハッピーに要求した食べ物だし、「トニー・スタークにも心はある」は言わずもがな、当時の鉄の心を持つ科学者トニーの人間性担当ペッパーさんの粋だし、エンドロール後のハンマー叩くカンカンって音、拉致されてる時に、一番最初のアイアンマンスーツを作成している時に、トニーが片手で鉄を打ってるハンマーの音だし、「私はアイアンマンだ」は映画1のラストと通ずる台詞(英語の言い回しは違うけど)やん。10年前の映画、もっかい見直してからEGに挑んでほしいわ…。特に最後のカンカンはわかんない人多いでしょ…! もったいない!

 あー大事なこと忘れてた。AoUのラストでキャップが言いそうで言わなかったあの言葉を!!  あ、の形に口を開いたところでエンドロールに突入した。それを、ああ、絶対に言うと思った! 最後の戦いのあの瞬間に、「アベンジャーズ、アッセンブル」字幕もそのままだった。いいんだ? アッセンブルという英語の意味伝わんないかもしれないのに、平易な日本語訳にするよりも、このアッセンブルという言葉を、アメコミファンに向けて表記してくれたんだぁって。

 人間の順応力ってすごいというか、色んな方の意見聞いてるうちにどんどん冷静になってこれる自分が怖いというか、初見直後はあんなに泣いてたのに、二日経って、「今観てきた! うわーん! なんで死んじゃうの?!」ってなってる友人に、でも仕方ないよね、とか冷静な意見を返してしまってる自分ヨクナイ! って思った。直後は自分もそうなってたくせに。ごめんな友人…。

 サノスのこと、前作では、制作側の必死の描写が功を奏してて、憎いとまでは思わなかったのですけど(アウトやしサイコパスやけどそれでも)、ここに至って、ほんまいらんことしてくれたわはよやっちまえー! って思えるようになってて、不思議だなーって。

 まとまらないまま終わる。しかしまー、続編出せば出すほどダメになっていくのが常のこの世界で(暴言)、毎回毎回面白さ更新して、こんな大掛かりな結末まで持ってこられるってほんと、この時代に生きててよかったとすら思う。スパーダーマンFFHは、フェイズ4の始まりではなくて、フェイズ3の終わり、なんですね?! ひえ…。こわ…。どんなつらい(ピタトニ的に)映画になるの…。
 うわーんでも、アイアンマンで始まったこのシリーズが、スパイダーマンで(一旦)おわるの。なんなの。尊いの。ひどい。すき。


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『キャプテン・マーベル』観てきました。マーベル・シネマティック・ユニバースの中で、キャプテン・アメリカ1作目(第二次世界大戦中)に次ぐ、古い時代を扱っている作品。1990年代半ばとのことですが、ダイヤルアップ接続でカリカリカリ…ってローディング音のするパソコンで、インターネットで検索できるということは98年とかそんくらいですよね。
 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最後でほんの少しフックがあったのですが、IW公開当時はキャプテン・マーベルのことを全然知らなかったので、あとから調べて知りました。なので、来月公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』での、起死回生の一手になるはずの存在が彼女。

 以下ネタバレ






















 ス、スタン・リーィィィイ!!!!!!

 か、科学担当の人ぉぉーーーー!!!



 ってなりました。あんなんずるいよスタン・リー御大…。

 前半は、面白いけど、当然普通に面白いけど、MCUの中で抜群に面白いってほどでもないかな? と思いながら観ていました。でも後半ぐぐっとよくなった。爽快でした。クリー人というものに関して私の記憶がおぼろげだったので、普通に騙されたし、なので、中盤ですっかり状況がひっくり返されてからは夢中になって観ました。
 MCUにおいて初めての女性単独ヒーロー、女性監督。登場人物の多数が女性。良かったのは、主人公であるキャロルが男勝り(あえてこの言葉)で、少女時代から無謀とも思える挑戦を何度も何度も繰り返して、倒れては立ち上がって男たちを見返してきた、その心意気と実力が、実はスーパーパワーを持った異星人だったから…ではなく、それはそもそも彼女、ただの地球人の彼女が生まれ持った資質だったというのが、すごく尊いと思った。キャロル・『やられたらやり返す』・ダンヴァース。キャロル”アベンジャー”ダンヴァース。熱い…!!

 MCUをずっと観てきて、特にエンドゲームを牽引するであろう彼女の物語を楽しみにしていたファンとしては、登場する人物、小物、エピソード、それこそ冒頭のマーベルロゴひとつとってみても、全てにフオォォォってなりながら観ちゃうけど、これ単独で観た場合、どうなのかなー。コールソン捜査官とか、あれ必要な登場人物だった?? ってなっちゃういそう。コールソンはもう少し出番あってもよかったんじゃないかなー! 私ら的には、彼はドラマの方でめたくそ活躍してんの知ってるから、まああんなもんかなって気もあるけども。

 登場人物はなんか全員に死亡フラグが出てたような感じだったんですが、案外みんな死ななかったな(笑)。科学担当さんくらい…。
 あ、あと、AIとのアクセス方法がえっちぃ。推しをあそこに座らせたいやつ。

 猫のグース。ツイッターで、「終盤グースが急にフューリーを引っ掻いたりしたのは、四次元キューブの影響で凶暴化していたからでは?」という指摘を読んで、なるほどなーと思った。
 ていうかキューブって結局どういう変遷をたどったんだっけ…と少し思い出せなかったんですが、第二次世界大戦のころにヒドラが狙っててキャップが奪い返して、氷の海からハワード・スタークが拾い上げて…今回の年代的にはハワードの死後? ですよね? キューブを力の源としたエンジンの開発のためにペガサス博士の手に渡って、でもそれは、うっかりするとクリー人に奪われる寸前だったってこと…ですよね。
 それからグースが呑み込んで、またシールド預かりになる、と。

 ご都合だったのは、キャロルが地球に降ってきて、まだただの不審者だったはずなのに、いきなりフューリー捜査官と出会っちゃうとこかしら。まあ別にいいんですけども。


追記を閉じる▲

最も残虐な悪、というようなダークな煽りがつけられた、マーベル映画の新作。配給元がソニーということでアベンジャーズとかとは関係がない。

以下ネタバレ



















愛? 愛だよね? いや恋? 恋の映画?

 面白かったけど、普通に面白かったです。マーベル映画なら、めたくそ面白かった!!! でもはや当然と、こっちゃ思っちゃってるから、そういう意味では…ごめんな、普通に面白かったでした。

 予告や煽りで、めたくそダークな、悪い宇宙人に寄生された主人公の悲劇、みたいにフリをしておいての、ど根性ガエルな可愛さ(笑)は悪くないよー個人的には。暗いのやだなって思ってたので。
 敵のドレイク博士との会話の、「傷ついた」「ごめん」「今夜日記に書く」はすごい可愛い。あとカーチェイスのシーンでトムハの台詞を「死んじゃう」と訳したアンゼたかしよ…。可愛い映画やとわかってるな…。

 あっでも続編ありきってかんじの構成は、めっちゃ面白かったなら許せるけど、普通くらいの面白さではマイナスになっちゃう私。ハ? 自信ありすぎじゃない? って思っちゃうなー。特にあんな、別世界線とか、風呂敷広げすぎでしょっていうか、特にスパイダーマンをMCUと取り合うつもり? 身の程知ら(略

 色んなバース(世界線)があるってのを一般に認めさせて、スパイダーマンを色々使い倒そうとしているのか…な…?

 ポップでキッチュな寄生生物との共生は好物なんですけど、あいにく日本には『寄生獣』があるんだぜ! ってことで、ヴェノムがエディを気に入るのに、「過程」がなかったのは、うーんって感じでした。まあ、恋ってことでいいんだけどね。共生する相手はかなり相性難しそうだったのに、後半はラスボスにも元カノにもスカッと寄生しとるし。なんか理由つけられたろうに。宿主が受け入れ姿勢なら、割といける、とかさ。

 展開は割と雑。何がどう雑か説明するのもうむり(笑)。
 普通くらいには面白かったはずなんですよ、私は原作に全然思い入れないし。でも、ツイッターのTLに流れてきてた、トムハかわいいヴェノムかわいい同担拒否強火のど根性ガエル、という評価が的確すぎて面白すぎて、それが映画のネタバレになっちゃっててw 知らずに見たら意表つかれて、あんま暗いのやだなーって思ってた私は意外で楽しめたろうに。ああ、心臓弱ってるとかそのへんの設定の始末がないのとか雑。ヴェノムの心情が雑。いや恋だというなら仕方ないけどな。

『しをちゃんとぼく』が完結していたことを知らなくて、紙媒体で全2巻買いました。え、3回くらい普通に泣いた。最終回衝撃すぎた。せっ切な…! いい漫画…最後の最後まで、不死者の、死に対する考察が、毎回めたくそ深くて、最後まで全然緩まなかった。いい漫画…。
 継続して買っている漫画の中で、おお振りとかFSSみたいに、いつ出るかわかんないようなの以外で(笑)ちゃんと継続したいナンバー1は今は『吸血鬼すぐ死ぬ』です。ゴールデンカムイとかニンジャスレイヤーとか鬼滅とかもそりゃあ買ってるんだけど、それよりもこっち。『銀の匙』はちょっともういつ出るかわかんない枠。




『オーシャンズ8』観ました! ジョージ・クルーニー主演名作映画『オーシャンズ11』のリブートでありながら続編。今度宝塚で再演も決まったそうですね!

以下ネタバレ

















 かっこいいの極み~!!

 最高だったのは、誰のために今日の盗みをやるのか、の、デビーの女子トイレでの演説ww場所もいいww
 どう控えめに言っても全然面白かったんだけど、オーシャンズの名を冠してしまったのはかえって減点要素になるのでは? とも思った。めっちゃ面白いのに、『オーシャンズ11』を先に観てしまっていると、だってあれ抜群に面白いじゃないですか。おんなじぐらい面白かったとしても、前作を超えない限り、なんかこう…ねえ?! でももちろん、「女性にとっての『ブラックパンサー』」、という観点では満点だし、面白いし、うん、面白かったです。すごいよなーここ十年ほどで映画の世界ががらりと変わった。

 被害者になりかねない彼女がああなるのも最高の極み! アン・ハサウェイのキュートさすごかったっす。彼女がキュートででもピーキーなところもあって魅力的だったからすごく見応えあった。かっこよすぎワロタ。吹き替えもっかい観たかった。

オタクなのになんでそんな部屋きれいなの、と友人に言われたことがあります!(そいつは性格もだが服が多すぎて足の踏み場がなかった) 今なんとなく思い出した自慢。なぜか、というと、一度、和室が汚すぎて、床にものがありすぎて、出現したGと戦うことすらできずに部屋から撤退したことがあるからです。Gを叩くにもスプレーするにも十分な空間と平面が必要なんだよ!
 洋間に引っ越した今も床面だけは死守しています。ついでに花粉症が悪化してから埃をはらうのが楽なようにさらに片づけるようになった。必要に迫られると人間成長するんだよ。
 ネットで資料が探せるようになったのもほんと大きいですよね…それでも紙の本が好きなんだけど。


『アントマン&ワスプ』は公開二日目に観ました!
 海外ネキニキたちが「え?! まだ公開してない国があったの?! 日本いままでなにやってたの?!」と言っていたとのことですが、ほんまにな。でもそのおかげで、『インフィニティ・ウォー』を映画館で観れなかった、という友人が、うまく追いつけたのでよかったです。

 あのねえもう感想とかでない。だってめっちゃ面白かったんですよ。感想とか…もういいよね。全部面白かった。ポール・ラッドとマイケル・ペーニャがほんとすごい。あとおかんまじチート。量子がどうとかめっちゃくちゃ難しい話してるんですけど、全編をひっきりなしの笑いというオブラートでくるんで、難しい話を飲み込ませようとしてくるんですよw ある意味力技ww
 で、『IW』のブルーレイが直後に届いたんですけど、ちょっと…シリアスすぎて観る気が起きなくて、『アントマン』1のブルーレイを衝動買いしましたw 今はこういう面白いやつ見たい気分なんだよw