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マッドマックス観た! むっちゃ昔の映画の続編というか最新作。公開開始後かなりたっててもうじき先行レンタルも始まるのですがまだ根強い人気。女の人ひとりで観に来てるのが、私以外にもちらほらいて、このひとたちとはいいお酒が飲める気がした!


以下ネタバレ




























 世界が核の炎に包まれた後の世紀末、男のヒャッハーと女のヒャッハーが、砦のヒャッハーたち相手にヒャッハーしまくってヒャッハーな映画。モヒカンは出てこないがハゲはいっぱいでてくる。一生分くらい出てくる。
 ところで世紀末って言われてたけど何世紀末だろうな。前作までとちゃんと続いてる話なのだとしたら、20世紀末か。

 評判がよかったのは聞いてたので、異様な安心感の中で観させてもらいました。今ごろ観に行ったのでパンフが買えなかったのが心残り。砦の描写がいちいち気が狂ってて(誉め言葉です)最高だったので、設定とか知りたいなー!!
 初作の上映が1979年で、同じ監督が新作を撮ってるってのがもうすごいし、それがまたどえりゃあ面白いし、『怒りのデス・ロード』っていうサブタイトルも馬鹿っぽくて最低…いや最高だし、配給会社がつけたあだ名が『ソニック・カーマゲドン』だっていうのもほんと最高だし。(カーマゲドン…伝説のバカゲーのひとつ。いかに通行人を芸術的に残虐に轢くかでコンボやボーナスが決まったりするゲーム)
 ちなみに前作までは…観…たことあるかなあ…? 少なくとも記憶にはない。初作は観たような気もする。でも全然問題なく観れた。主人公が元警官のマックスさんだってことも、冒頭で語られるが、別に忘れて構わない。

 とにかく、ほんともう狂ってて、でもすんごく丁寧なの。こんな丁寧に繊細に描かれたヒャッハーが他にあろうか! いやない!
 で、バイオレンスシーンはありながらも、随分配慮されてんなって思いました。決定的なグロいところは見せないと言うか。手錠を腕ごとショットガンでぶっ飛ばそうとするシーンとか、うっと思ったが、結局なかった。男女や人種差別についても、あと身体に障害のあるひとたちも沢山でてくるけど、差別にならないようにすごーくすごーく気を使ってるんだろうなという感じ。こんなにヒャッハーなのにとても分別のある映画。いや私の頭がおかしいのかな? だったら仕方がないが。というかそんだけ縛ってもこんだけヒャッハーなものが撮れるんだなあ。すごいなあ。

 気が狂ってるといえば戦場の陣太鼓とエレキギターが最高に気が狂っててよかった。舞台オタなら『メタルマクベス』の王専属シンガー冠くんを思い出さざるを得ない。

 前日譚コミックスがあるようですが、あれ、ウォーボーイズってジョーの実子たちかと思ってたけど養子らしい。そーなんや。女たちが、マックスが殺そうとするニュークスを、やめて、ウォーボーイズよ、と助命を請うシーンがあったから、女たちは、自分達の誰かが生んだ息子として、憎からず思ってるのかな…とか考えてたけど違うんだな。私あの肌の白いハゲた若者たちはみんなジョーの子供なんだと思ってた。

 はー。なんかもう楽しかったんでこれといって感想が出てこない。退屈しなかったです。丁寧なヒャッハー映画でした。
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DMC話題の続きだが、4にバージルがプレイアブルキャラでいるっていうから勘違いしてたけど、バージルシナリオはずっと以前の話なんだな。時系列で言うと3のあと、1の前ってことか。…ちがうな、20年前に死んだという1での話と、3で、既に矛盾してたんだっけか。単純に順番には並べられないのか…。
 時系列とかいうと舞台版はほんと矛盾になるけど、やっぱ舞台版も3から1の間って思うのが自然かも。女の子達は4仕様なんだけど、鈴木ダンテは3のイメージ。
 しかし1のネロ・アンジェロ戦見直すとほんっとーにバージルなんだな…幻影剣使ってはる…わああ…せつない…せつない…アアア

 私にしては珍しいことに、3本のゲームを同時進行している。だが正直『BASARA皇』は新作として期待していた割にはあまりにも拡張パック的だったので止まってる…。官又の人たち歓喜なのはわかるんですよ! 三兵衛騒乱のマップとかよすぎるよね!! でもなあ! 他がなああ!

 アイマスドエムは肩の筋肉おかしくなったので気をつけながらやってます。結構まじめに育ててる。

 んで急に友人から、ほんと突然に「今この場で買え」と『ファイアーエムブレムif』を押し付けられました。FEだなんて…『聖戦の系譜』以来ってことは…かるく20年近くやってないんじゃあ…。
 一つの物語を、『白夜王国』『暗夜王国』と、大きくふたつの分岐で描く、ifの物語。ユニット型SRPGの草分け的存在のFEの新作ですが、こう、なんといったらいいか、…自軍キャラを自室に引き入れて、タッチペンでキャラをぐりぐり撫で回すと喘ぎ声がでて親密度があがる、というなんの苦行かというシステムが幅をきかせており、SRPG部分や重厚な物語なんかがかすむぐらいのバカゲー要素として君臨している。誰かやめようって言わなかったのかこのシステム。
 ちなみにポケモンと触れ合うことで親密度があがるシステムにちなんで「パルレ」と呼ばれているらしいが、私はなんか間違えて「オルド」って呼んでしまうことよ。(オルド…騎馬民族のテント型宮殿の意。ゲーム『蒼き狼と白き牝鹿』における子作りシステムの名称)
 あと、白夜王国の王子リョウマ兄さんの声が中村悠一氏なので、キャプテンアメリカを撫で回してる気分です。

 かつてのFEはそれまでのファンタジーなゲームで当然だった、キャラが死んだらすぐ蘇生できるという常識を覆して、一度死んだらどんな重要キャラもそれきり、しかもセーブは面クリ後一回しかできず、ステージ間でアイテムの受け渡しやユニットの配置などの親切もなく、つまり、「扉の鍵を持ってないユニットが小部屋に閉じ込められてしまう初期配置」になった場合ほぼ詰み。(使用ユニットの増減で多少の修正が利くのと、さすがにそこまでの鬼畜仕様はファミコン初作のみでスーファミからは改善されました)
 ところがもう、死んだキャラがその場で復活できる「フェニックスモード」とかいうもはやゲームとして体裁を成していないじゃないかという難易度設定が搭載されてる時点で、もう私の知ってるFEじゃなくなった。…ただ、時間の無いオトナには正直助かる…。どうせどうにかしてクリアすんだから、手間は少ない方がいいんだよ。
 私にもなけなしの誇りが残っているので、一段階上の「カジュアル」(死んでも面クリ後復活)でプレイしています。しかしキャラの使い捨てが可能となると、もうファイアーエムブレムに一切難しいところはない。

 まあそんで親密度上げたあとは子作りなんだけど、ぐりぐりやってるうちにレベルも無駄にあがってしまい、逆に続きをやる気が失せていま17章で止まってます(笑)。ていうかなー! 主人公がかわいいなー! ペルソナ4の番長的なかわいさ! 主人公おとしたいな!!

舞台『戦国BASARA vs Devil May Cry』をライビュで観て、DMCは勉強不足だったことを悔いて現在1~3まで勉強いたしました! うおおおなんやこの兄弟燃えるな!! バージル萌えるな!!! 舞台では弟っぽかったけど…お互いの剣を交換して攻撃とか、銃を使わないことが美学なのに、「今回だけはお前に付き合ってやる」からの二人同時「「Jack pot!」」とかかっこよすぎて震えた。アーカム戦の鬼ぃちゃんとの共闘ムービーは5回くらいみたwww かっこよすぎるwww やばいwww
 お互い剣で刺したくらいでぶっ壊れたりしないのわかってるから、あの鬼ぃちゃんのあの弟へのハードな扱いは、プロレス技かけるくらいの感覚なのかなーと思った。なんかもうツンツンなのに、あのシーンの息の合い方が尋常じゃなさすぎて燃えまくって眠れないくらい興奮した!! ストイックすぎて!!
 英語歌詞調べてたらますますフイタ。戦闘BGMがダンテバージョンとバージルバージョンがある! 「だから愛する貴様には俺を恐れながら 墓穴で苦しんで欲しい」「精神を破壊し、誇りをも奪ってやろう」とかどうなんだ歪んだ兄弟だな。

 あと自分メモ。「Jack pot!」後のバージルの「品のない言葉だ」は、その決めセリフに対してではなく、「not very classy for Someone's Dying Words」アーカムの断末魔に対しての感想だ、と。へー。これは勘違いしちゃうなあ…。

 ゲームのジャンル名に「スタイリッシュ」ってついたのは、私の記憶ではDMCが初めてな気がする。後のBASARAやベヨネッタともいくらか共有する世界観やアイテムなどが登場する、単純な操作で華麗なアクション、というジャンルの走りですかね。一応1から順に、クソゲーと呼ばれる2、バージルの登場する3も勉強しました。
 2に関しては、もっさりで地味なだけでクソゲーとは思わなかったのですが、もっさりで地味ってスタイリッシュの真逆なんすよね…。実況主さんが最後に言ってたのが、ファンだからこそ許せないところもあったけど、ファンだからこそ許せるゲームでもあったって。それもわかるっていうか。寡黙で決め台詞も言わないダンテもかっこいいんだ。でもファンが求めていたものじゃないし、武器の種類が剣だけってのも、初見ボス戦でハメが見つかるってのも、幾つかのバグも、致命的とはいえないまでも、アクションゲーとしては看過できないよね…。
 そこへいくと3のバカっぽいシャレオツな演出の数々は、ニーズに合致してたんだろう。1の革新性、3の完成度と比べると、どうみても見劣りはする。

 1~4のグラフィックアーツという本が欲しすぎてガクガクしてます。オークションではっせんえんとかになってる…。電子書籍じゃ意味ないんだよ! 紙でほしいんだよ!!

間の1時間いらないんじゃないかな! 間の1時間いらないんじゃないかな!

 あでもこれ98分の映画だ。60分取ったらオープニングしか残らんわ。


 以下ネタバレ。
































 最初の20分は楽しめた。原作と世界観は違うけど、漫画連載な長期スパンでことが運ぶんじゃなければ、スケールダウンさせるのはしょうがないし。軍艦島と揶揄される狭い範囲内での出来事に見えてしまうのはまあ仕方ない。けどもとにかく私は冒頭登場する超大型巨人の造形が原作で一番好きなのだが、壁の真下からその巨大な、不気味な、高熱の蒸気を吹き上げる超大型巨人を見上げたときの絶望感、ああ、もう死ぬしかないんだ、という気分にさせられました。あのデザインがとにかく好きで、あれが余すところ無く描写されてたのでそこはもう、「え、面白くないって覚悟してきたけど、もしかしてこれ楽しめちゃったりして?!」と期待を抱かされました。いや無理に抱こうとしてた。

 あとはもう話が進まねーこと進まねーこと。映画のラストをエレン巨人化に持ってきて98分、って無理すぎるでしょ…あれ原作のどの部分よ? 2巻?
 ただ、「面白く無さデビルマン級」と聞いて俄然観てみたいと思ったのだが、やはりデビルマンの壁は厚かった。あれを超える映画なんてやっぱりそうそうないよね。進撃実写は「期待通りの面白く無さ」、デビルマソは「期待以上想像を絶する面白く無さ」。この差は大きい。デビルマソは、その辺にあるB級映画と違って、まともな金額とまともな原作を使って、その辺のB級映画をはるかに(生ぬるいわこんな表現)下回るという点もすごい。
 公開10年も経つのにいまだにデビルマソ談議になってしまいそうになるので割愛。

 ということで、
 あれこれ期待よりは面白いんじゃね?→ いらいらする映画やな…→ これはwwwひどいwww
 という変遷を98分で辿った私たちだが、一緒に観たメンバーの中に、原作未読という貴重な人物が一人混じってて。

「私原作知らないから結構これ好きだったですよ! 楽しめた!(・∀・)」

 えそうなん?! そっか、だとしたら、映画単体としては成り立ってるってこと?! うちらのはどうしても「原作付き映画としてどうか」の感想やし。映画単体としては成立してるってこと?!

「私B級ホラーのスプラッタとか大好きなんで!(・∀・)」

 …B級ホラー映画として成立してるってこと?!! 間の襲撃とかいらんくない? 赤ちゃん巨人のとことか。

「あでも命の危機に突然エロ要素とか、背後から襲撃くるぞ…くるぞ…キター!! って感じで!!(・∀・)」

 なるほど…湖のキャンプ場でジェイソン的な…。

「でもあのシキシマって人は受け入れられません( ̄- ̄)」


 全 否 定。


 そう、リヴァイ兵長をリストラして代替キャラクターとして投入されたシキシマさんのインパクトが凄すぎて、他のなによりもそっちに目がいってしまう。そもそも原作を実写化するときに一番の人気キャラから逃げるというのは、テニスの王子様実写にあたって跡部様をリストラして別の人に置き換えるようなもの。じゃ最初からすんなよ!! どんな批判を浴びたって当たり前だろ! それが怖けりゃ最初から実写化スンナ!!
 だが映画を観終わって、シキシマさんのポジションにリヴァイ兵長がいたと想像すると、それはそれでそら恐ろしいものがあるのであった。
 シキシマさん初登場時の、剣を振りぬくシルエットだけはかっこよかったな~。

 あと良い部分は皆が言ってるけどハンジさん。ハンジさんのイメージが作品によって違って~成分の比率がちょっと似てるからかもしれないという分析がすごく納得。違うのによかった。

 悪いというか消化し切れなかったのは、謎のままの設定や中2くさい格好の良いセリフが、ただの中2セリフなのか、後編で明かされる伏線なのか、判別できないところ。エレンには親がいないのに家に戻ろうとしたこと。爆弾を奪おうとしたんは何者? 後なんか色々あったような気もしたが気のせいかも。よく覚えてないや。
 最後の爆薬紛失して、エレンが岩キックで壁の穴塞ぐラストだと思ったらそうでもなかった。あれー?
 ああそうだ、あとアクションシーンに関しては、これはアニメが先にあったのが不幸だったねって思いました。原作でイマイチこの作品が好きではないと思った某テキストサイト管理人さんでも、あのアニメのあの動きのよさをみて、「あの漫画読んでこの動きを想像できる人なら、そりゃ面白いかもね」とおっしゃってたんですよね。あれにはちょっと勝てないわなあ。
 とはいえ今時のアクション映画すごいんで、アニメと比べて見劣りするもんじゃないんで。

 この映画を観に行く決心をしたのもやはりN様の映画レビューだったわけですが、「壁の穴なんてTOKIOに任せればよかったのに」っておっしゃってたので想像してみました。

 松岡「仕方ないよね。そういう場所なんだから。付き合ってくしかないよ」
 国分「共存しましょうって。また人間が戻ってきましたよって知らせる感じで。ゆくゆくは、手から餌をあげたい」
 山口「壁作るってどのレベルから作るの? 石材から?」

 ―石材所―

 長瀬「こんにちわー」
 クレーン城島「きたよ~」キュラキュラキュラ


 あれ…なんだろうこの平和感…。

 ところでこの映画を意気揚々と観に行ったところ、「そんなもん見る暇があったらもっと他に観るものがあるだろう。マッドマックスとかミッションインポッシブルとか」と言われたので、最終日に慌ててマッドマックスとターミネーター観てきました! 感想はまた!

ギャアアア馬場イベレポやエリザWキャストレポなど、投げ文下さった方々ありがとうございました!! 相変わらずここは七夕の笹やでぇー!! なんだそりゃWキャスト全然違うやないかー!! とか、馬場イベ自由ww とか、大変興味深く拝見しましたいやー観たかった。すげえな。

 あと進撃実写版みた。シキシマさんがポエマーな森山栄治に見えたのは私だけだろうか。感想はまた後ほど。