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『キャプテン・マーベル』観てきました。マーベル・シネマティック・ユニバースの中で、キャプテン・アメリカ1作目(第二次世界大戦中)に次ぐ、古い時代を扱っている作品。1990年代半ばとのことですが、ダイヤルアップ接続でカリカリカリ…ってローディング音のするパソコンで、インターネットで検索できるということは98年とかそんくらいですよね。
 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最後でほんの少しフックがあったのですが、IW公開当時はキャプテン・マーベルのことを全然知らなかったので、あとから調べて知りました。なので、来月公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』での、起死回生の一手になるはずの存在が彼女。

 以下ネタバレ















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 ス、スタン・リーィィィイ!!!!!!

 か、科学担当の人ぉぉーーーー!!!



 ってなりました。あんなんずるいよスタン・リー御大…。

 前半は、面白いけど、当然普通に面白いけど、MCUの中で抜群に面白いってほどでもないかな? と思いながら観ていました。でも後半ぐぐっとよくなった。爽快でした。クリー人というものに関して私の記憶がおぼろげだったので、普通に騙されたし、なので、中盤ですっかり状況がひっくり返されてからは夢中になって観ました。
 MCUにおいて初めての女性単独ヒーロー、女性監督。登場人物の多数が女性。良かったのは、主人公であるキャロルが男勝り(あえてこの言葉)で、少女時代から無謀とも思える挑戦を何度も何度も繰り返して、倒れては立ち上がって男たちを見返してきた、その心意気と実力が、実はスーパーパワーを持った異星人だったから…ではなく、それはそもそも彼女、ただの地球人の彼女が生まれ持った資質だったというのが、すごく尊いと思った。キャロル・『やられたらやり返す』・ダンヴァース。キャロル”アベンジャー”ダンヴァース。熱い…!!

 MCUをずっと観てきて、特にエンドゲームを牽引するであろう彼女の物語を楽しみにしていたファンとしては、登場する人物、小物、エピソード、それこそ冒頭のマーベルロゴひとつとってみても、全てにフオォォォってなりながら観ちゃうけど、これ単独で観た場合、どうなのかなー。コールソン捜査官とか、あれ必要な登場人物だった?? ってなっちゃういそう。コールソンはもう少し出番あってもよかったんじゃないかなー! 私ら的には、彼はドラマの方でめたくそ活躍してんの知ってるから、まああんなもんかなって気もあるけども。

 登場人物はなんか全員に死亡フラグが出てたような感じだったんですが、案外みんな死ななかったな(笑)。科学担当さんくらい…。
 あ、あと、AIとのアクセス方法がえっちぃ。推しをあそこに座らせたいやつ。

 猫のグース。ツイッターで、「終盤グースが急にフューリーを引っ掻いたりしたのは、四次元キューブの影響で凶暴化していたからでは?」という指摘を読んで、なるほどなーと思った。
 ていうかキューブって結局どういう変遷をたどったんだっけ…と少し思い出せなかったんですが、第二次世界大戦のころにヒドラが狙っててキャップが奪い返して、氷の海からハワード・スタークが拾い上げて…今回の年代的にはハワードの死後? ですよね? キューブを力の源としたエンジンの開発のためにペガサス博士の手に渡って、でもそれは、うっかりするとクリー人に奪われる寸前だったってこと…ですよね。
 それからグースが呑み込んで、またシールド預かりになる、と。

 ご都合だったのは、キャロルが地球に降ってきて、まだただの不審者だったはずなのに、いきなりフューリー捜査官と出会っちゃうとこかしら。まあ別にいいんですけども。


追記を閉じる▲

最も残虐な悪、というようなダークな煽りがつけられた、マーベル映画の新作。配給元がソニーということでアベンジャーズとかとは関係がない。

以下ネタバレ



















愛? 愛だよね? いや恋? 恋の映画?

 面白かったけど、普通に面白かったです。マーベル映画なら、めたくそ面白かった!!! でもはや当然と、こっちゃ思っちゃってるから、そういう意味では…ごめんな、普通に面白かったでした。

 予告や煽りで、めたくそダークな、悪い宇宙人に寄生された主人公の悲劇、みたいにフリをしておいての、ど根性ガエルな可愛さ(笑)は悪くないよー個人的には。暗いのやだなって思ってたので。
 敵のドレイク博士との会話の、「傷ついた」「ごめん」「今夜日記に書く」はすごい可愛い。あとカーチェイスのシーンでトムハの台詞を「死んじゃう」と訳したアンゼたかしよ…。可愛い映画やとわかってるな…。

 あっでも続編ありきってかんじの構成は、めっちゃ面白かったなら許せるけど、普通くらいの面白さではマイナスになっちゃう私。ハ? 自信ありすぎじゃない? って思っちゃうなー。特にあんな、別世界線とか、風呂敷広げすぎでしょっていうか、特にスパイダーマンをMCUと取り合うつもり? 身の程知ら(略

 色んなバース(世界線)があるってのを一般に認めさせて、スパイダーマンを色々使い倒そうとしているのか…な…?

 ポップでキッチュな寄生生物との共生は好物なんですけど、あいにく日本には『寄生獣』があるんだぜ! ってことで、ヴェノムがエディを気に入るのに、「過程」がなかったのは、うーんって感じでした。まあ、恋ってことでいいんだけどね。共生する相手はかなり相性難しそうだったのに、後半はラスボスにも元カノにもスカッと寄生しとるし。なんか理由つけられたろうに。宿主が受け入れ姿勢なら、割といける、とかさ。

 展開は割と雑。何がどう雑か説明するのもうむり(笑)。
 普通くらいには面白かったはずなんですよ、私は原作に全然思い入れないし。でも、ツイッターのTLに流れてきてた、トムハかわいいヴェノムかわいい同担拒否強火のど根性ガエル、という評価が的確すぎて面白すぎて、それが映画のネタバレになっちゃっててw 知らずに見たら意表つかれて、あんま暗いのやだなーって思ってた私は意外で楽しめたろうに。ああ、心臓弱ってるとかそのへんの設定の始末がないのとか雑。ヴェノムの心情が雑。いや恋だというなら仕方ないけどな。

『しをちゃんとぼく』が完結していたことを知らなくて、紙媒体で全2巻買いました。え、3回くらい普通に泣いた。最終回衝撃すぎた。せっ切な…! いい漫画…最後の最後まで、不死者の、死に対する考察が、毎回めたくそ深くて、最後まで全然緩まなかった。いい漫画…。
 継続して買っている漫画の中で、おお振りとかFSSみたいに、いつ出るかわかんないようなの以外で(笑)ちゃんと継続したいナンバー1は今は『吸血鬼すぐ死ぬ』です。ゴールデンカムイとかニンジャスレイヤーとか鬼滅とかもそりゃあ買ってるんだけど、それよりもこっち。『銀の匙』はちょっともういつ出るかわかんない枠。




『オーシャンズ8』観ました! ジョージ・クルーニー主演名作映画『オーシャンズ11』のリブートでありながら続編。今度宝塚で再演も決まったそうですね!

以下ネタバレ

















 かっこいいの極み~!!

 最高だったのは、誰のために今日の盗みをやるのか、の、デビーの女子トイレでの演説ww場所もいいww
 どう控えめに言っても全然面白かったんだけど、オーシャンズの名を冠してしまったのはかえって減点要素になるのでは? とも思った。めっちゃ面白いのに、『オーシャンズ11』を先に観てしまっていると、だってあれ抜群に面白いじゃないですか。おんなじぐらい面白かったとしても、前作を超えない限り、なんかこう…ねえ?! でももちろん、「女性にとっての『ブラックパンサー』」、という観点では満点だし、面白いし、うん、面白かったです。すごいよなーここ十年ほどで映画の世界ががらりと変わった。

 被害者になりかねない彼女がああなるのも最高の極み! アン・ハサウェイのキュートさすごかったっす。彼女がキュートででもピーキーなところもあって魅力的だったからすごく見応えあった。かっこよすぎワロタ。吹き替えもっかい観たかった。

オタクなのになんでそんな部屋きれいなの、と友人に言われたことがあります!(そいつは性格もだが服が多すぎて足の踏み場がなかった) 今なんとなく思い出した自慢。なぜか、というと、一度、和室が汚すぎて、床にものがありすぎて、出現したGと戦うことすらできずに部屋から撤退したことがあるからです。Gを叩くにもスプレーするにも十分な空間と平面が必要なんだよ!
 洋間に引っ越した今も床面だけは死守しています。ついでに花粉症が悪化してから埃をはらうのが楽なようにさらに片づけるようになった。必要に迫られると人間成長するんだよ。
 ネットで資料が探せるようになったのもほんと大きいですよね…それでも紙の本が好きなんだけど。


『アントマン&ワスプ』は公開二日目に観ました!
 海外ネキニキたちが「え?! まだ公開してない国があったの?! 日本いままでなにやってたの?!」と言っていたとのことですが、ほんまにな。でもそのおかげで、『インフィニティ・ウォー』を映画館で観れなかった、という友人が、うまく追いつけたのでよかったです。

 あのねえもう感想とかでない。だってめっちゃ面白かったんですよ。感想とか…もういいよね。全部面白かった。ポール・ラッドとマイケル・ペーニャがほんとすごい。あとおかんまじチート。量子がどうとかめっちゃくちゃ難しい話してるんですけど、全編をひっきりなしの笑いというオブラートでくるんで、難しい話を飲み込ませようとしてくるんですよw ある意味力技ww
 で、『IW』のブルーレイが直後に届いたんですけど、ちょっと…シリアスすぎて観る気が起きなくて、『アントマン』1のブルーレイを衝動買いしましたw 今はこういう面白いやつ見たい気分なんだよw

トム・クルーズが常軌を逸したノースタントアクションをどんどんエスカレートさせていく映画の最新作。公開されてもうそろそろ一か月近く経つのにまだ映画館満席!
 トム・クルーズ自身がイーサン・ハントのアクションをほぼ全部やってるってことは、イーサン・ハントは実在するってことだよねw って思うw キアヌ・リーヴスのジョン・ウィックも同様。

 以下ネタバレ

























 面白いとか面白くないとかじゃなくてもうイーサン・ハントがイーサン・ハントすぎてまじイーサン・ハントだった大変に満足。ヘリのシーンは予告で見たときからあほwww まじトム・クルーズあほwww すきwwww って期待してたので、キター!! ってなりました!
 どうも007とMIを同時期に見たせいで記憶が混乱してるのと、私はどうも、基本イーサン・ハントを楽しんでるだけのようなので、前作のストーリーが全く記憶になくw ストーリーの理解は混乱を極めた。でもなんも複雑な話ではなく、御年56歳のトム・クルーズが、20代のアクション俳優みたいに、いや以上に、全力でビルの上を走り回る姿を楽しむためのストーリーですww

 面白かったと思うんですけど、あの人が裏切り者でもなんの意外性もないなとは思った。あとジェレミー・レナーがいないのが寂しい。

 イーサンの彼女もう身バレしとんのかよ。あかんがなそこはもう触れたんなや。スパイが一般人女性と結婚なんて、うまくいくわけはない、って思ってたけど、もういいかな、って思えてたのに。愛した女は二人、ってカウントもおかしない? あの人割と…20世紀の映画っぽかったころは割ともっと…。
 でもまあ、難しい形の愛だとは思ってたから、たまに訪れるイーサンへのご褒美、という彼女ではなく、ストーリーに絡めるのであれば…そういう進み方もありなのかなあ。彼女の到達した思考は尊いよな。彼がいるから、彼が世界を護っているから、自分は生きがいのある人生を送れていて、夜安らかに眠れると…。

 ウォーカーさんの、「I am Walker.」って挨拶を何人にもスルーされるとかw なんだったのかよくわからない最初の雷雲ダイブとか、あのキャラ付けほんまなんやったんや? なんかの伏線かとか思ってたのになんら関係なく、普通にお前がアレなんかーい。って。ヘンリー・カヴィルの無駄遣いじゃない?! もったいない!

 あとあの人の死はもったいない。007のMの死は物語上必要だったけどー。

 あんまりストーリーが頭に入ってないので多分次作までにまた忘れそう。彼女は元MI6で、シンジケートの潜入捜査をしてて、MI6への信用を取り戻して、イーサンには足を洗えと言われてた。
 白い方の彼女は慈善活動してて、裏では資金洗浄と武器密売、でもCIAの協力者。次作見る私へのメモ。シンジケートの残党がアポストル。これでおっけー。