×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
意 外 に 面白かったですが、正直なところ、7割圧縮の『アベンジャーズ』って感じでした。いい意味も、悪い意味も含めてです。7割でも、『アベンジャーズ』クラスと比較ができるってのは全然作品としては面白いといえるもの。
以下ネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ザック・スナイダー監督が娘さんが亡くなられて降板し、アベのジョス・ウェドン監督が途中から引き継いだとのこと。多人数を扱うヒーロー映画に定評のある、という感じ! でもザック・スナイダー版を望む声が多いとききました。てのも、2時間にまとまっちゃってるんですねこれ…。ザック・スナイダー版3時間のバージョンを観たい、という意味ですね。確かに、人物描写も7割圧縮で駆け抜けてます。『アベンジャーズ』は、メインヒーロー5人全員を単発映画で描いた後に『アベンジャーズ』でさらに作品時間は143分。こっちは、メインヒーロー6人中、単発映画で紹介されてるのはスーパーマンとワンダーウーマンだけ(バットマンは…登場はしたけど説明も紹介もされていないとみなす・笑)。3人新キャラを紹介しつつ仲間集めて反目して敵も描いてアクションして彼の復活を描きつつラストバトル、で120分…ある意味職人芸ですよ!(笑) でもやっぱ腹八分目、いや七分目でした。足りぬ。でも逆にすごいとすら思った。
あ、バットマンさんの背景については相変わらずノー説明! ゴードン警部とか、名前すら登場しなかったよな? ゴッサムシティの空に投光器でバットシグナルを描く、が、ゴードン警部とバットマンの間の暗号で、とか、一切説明なし。なんでそう、知ってる前提なのよ(笑)。逆にもうおもろなってきたわw
でもですねーおもんない3時間映画見せられるくらいなら、適度に面白い2時間でいいよ、って公開前は思ってました。今でもそう思うけど、適度に面白かったから、3時間でも頑張れたな、とも思いました。
適度に7割映画に監督がまとめたおかげと、多分評価や収入の上でマーベルに追いつけないのが、ダークすぎる路線のせいだと認めたあたりと、で、かーなーりライトな作品になって、確かに確かに見やすくなったけども、マーベルにはかなわないし、そこで勝負しても勝てないと思う。でも確かに見やすくなった…。でも尖ったところもなくなった…。軽妙な会話や決める台詞のあとにニヤリと笑うカットはいらないのよ! ツッコミはテンポが命なのよ! そこで勝負しないほうがいいよマーベルと!!
ヒーローが都心部で戦って、一般人に被害がでること。それそのものが映画のテーマのひとつでもあったのに、ちゃんと廃発電所の跡地の荒野とかで決戦はじめて、ドラゴンボールみたいな気遣いしだしたなwとも思いました。いいの? そこ解決しないまま話ライトな方向にいっていいの? 私はいいけど。みたいな。
彼の復活があんなに前面にでてくるとは思わなかったー。知らなかった。びっくりした。最後の最後にちょこっと出たりしないかな? くらいに期待してたけど。あんな、いいんすかね、人の蘇生なんてデリケートな、マーベルならドラマシリーズ2期分くらいコールソン捜査官が悩んだ問題、あんなスカッと実行しちゃって。宇宙人だからいいのかな?(さべつ)
まあ今この世で一番ゴージャスなイケメンだと思ってるので、全然うれしかったですけど。仲間たちVS彼、も、仲間のピンチに真打ち登場な彼、も、お約束ながらとてもかっこよかった。お約束だいすき。間違いでも、気の迷いでも、生き返ってくれるに越したことはねえや。敵になった彼もかっこよかったしー。彼女の顔みたとたん険がとれて、ほろほろー、ってなるのもかわいかったです。
スーパーマンの存在が受け入れられない世の中、は大層辛かったから、今作、ほんとこのシリーズの尖った、ダークなとこ、なくなりましたけど、結局そこが観ててしんどいとこやったから…彼が受け入れられてる世界は、良かったです。
ちなみにヒーローの存在って、私は、災害の逆みたいなもんやと思うんですよ。例えば落石にぶち当たって死ぬ。偶然。そこにヒーローがいて助かった。偶然。たまたま遭遇した交通事故。くらいな感じで、たまたま遭遇したヒーロー(によって助かった)、ぐらいな存在では、と。だからー、責任とかなくないー? って。本来死ぬはずやったひとが助かったんでしょー? それ以上もとめんなや、みたいな。宝くじぐらいな存在じゃない? そらたまには宝くじめぐって殺人とかおこることもあるかもやけどさ。まあヴィジョンが言うように因果関係があるなら話は別ですけどな…。
ワンダーウーマンの冒頭のアクションが最高にかっこよくて、一気に、あ、この映画楽しめそう! って思わせてくれました。ふしぎー、男性が作る男性ヒーロー中心の、ヒーロー映画ってジャンルで、ほんとに彼女は重要な位置に就いた。だってこのチームで一番の武闘派、彼女だもんな。一番前衛に立つの、彼女だもんな。すげえことよな。
そしてフラッシュくんは最高の清涼剤でした。役者もいいー。予告のときから最高だった。完璧なポジションを果たしてた。あと今までアクアマンさんのこと全然かっこいいと思ってなかったのに、いざ本編みてみたらくそかっこよかったです。指輪物語のドワーフみたいな、ヒゲのキュート枠かと思いきや、セクシー人魚姫(髭)だったすてき。サイボーグさんは今にも敵に回りそうな顔つきだった。でも物語の技術的に難しいところを全部彼が便利に解決してたようなw
うむ、とがったところが無くなったのは残念なようなでも楽しめた。うーん今後どういう方向性でやるのが正解なんだろうな…。
以下ネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ザック・スナイダー監督が娘さんが亡くなられて降板し、アベのジョス・ウェドン監督が途中から引き継いだとのこと。多人数を扱うヒーロー映画に定評のある、という感じ! でもザック・スナイダー版を望む声が多いとききました。てのも、2時間にまとまっちゃってるんですねこれ…。ザック・スナイダー版3時間のバージョンを観たい、という意味ですね。確かに、人物描写も7割圧縮で駆け抜けてます。『アベンジャーズ』は、メインヒーロー5人全員を単発映画で描いた後に『アベンジャーズ』でさらに作品時間は143分。こっちは、メインヒーロー6人中、単発映画で紹介されてるのはスーパーマンとワンダーウーマンだけ(バットマンは…登場はしたけど説明も紹介もされていないとみなす・笑)。3人新キャラを紹介しつつ仲間集めて反目して敵も描いてアクションして彼の復活を描きつつラストバトル、で120分…ある意味職人芸ですよ!(笑) でもやっぱ腹八分目、いや七分目でした。足りぬ。でも逆にすごいとすら思った。
あ、バットマンさんの背景については相変わらずノー説明! ゴードン警部とか、名前すら登場しなかったよな? ゴッサムシティの空に投光器でバットシグナルを描く、が、ゴードン警部とバットマンの間の暗号で、とか、一切説明なし。なんでそう、知ってる前提なのよ(笑)。逆にもうおもろなってきたわw
でもですねーおもんない3時間映画見せられるくらいなら、適度に面白い2時間でいいよ、って公開前は思ってました。今でもそう思うけど、適度に面白かったから、3時間でも頑張れたな、とも思いました。
適度に7割映画に監督がまとめたおかげと、多分評価や収入の上でマーベルに追いつけないのが、ダークすぎる路線のせいだと認めたあたりと、で、かーなーりライトな作品になって、確かに確かに見やすくなったけども、マーベルにはかなわないし、そこで勝負しても勝てないと思う。でも確かに見やすくなった…。でも尖ったところもなくなった…。軽妙な会話や決める台詞のあとにニヤリと笑うカットはいらないのよ! ツッコミはテンポが命なのよ! そこで勝負しないほうがいいよマーベルと!!
ヒーローが都心部で戦って、一般人に被害がでること。それそのものが映画のテーマのひとつでもあったのに、ちゃんと廃発電所の跡地の荒野とかで決戦はじめて、ドラゴンボールみたいな気遣いしだしたなwとも思いました。いいの? そこ解決しないまま話ライトな方向にいっていいの? 私はいいけど。みたいな。
彼の復活があんなに前面にでてくるとは思わなかったー。知らなかった。びっくりした。最後の最後にちょこっと出たりしないかな? くらいに期待してたけど。あんな、いいんすかね、人の蘇生なんてデリケートな、マーベルならドラマシリーズ2期分くらいコールソン捜査官が悩んだ問題、あんなスカッと実行しちゃって。宇宙人だからいいのかな?(さべつ)
まあ今この世で一番ゴージャスなイケメンだと思ってるので、全然うれしかったですけど。仲間たちVS彼、も、仲間のピンチに真打ち登場な彼、も、お約束ながらとてもかっこよかった。お約束だいすき。間違いでも、気の迷いでも、生き返ってくれるに越したことはねえや。敵になった彼もかっこよかったしー。彼女の顔みたとたん険がとれて、ほろほろー、ってなるのもかわいかったです。
スーパーマンの存在が受け入れられない世の中、は大層辛かったから、今作、ほんとこのシリーズの尖った、ダークなとこ、なくなりましたけど、結局そこが観ててしんどいとこやったから…彼が受け入れられてる世界は、良かったです。
ちなみにヒーローの存在って、私は、災害の逆みたいなもんやと思うんですよ。例えば落石にぶち当たって死ぬ。偶然。そこにヒーローがいて助かった。偶然。たまたま遭遇した交通事故。くらいな感じで、たまたま遭遇したヒーロー(によって助かった)、ぐらいな存在では、と。だからー、責任とかなくないー? って。本来死ぬはずやったひとが助かったんでしょー? それ以上もとめんなや、みたいな。宝くじぐらいな存在じゃない? そらたまには宝くじめぐって殺人とかおこることもあるかもやけどさ。まあヴィジョンが言うように因果関係があるなら話は別ですけどな…。
ワンダーウーマンの冒頭のアクションが最高にかっこよくて、一気に、あ、この映画楽しめそう! って思わせてくれました。ふしぎー、男性が作る男性ヒーロー中心の、ヒーロー映画ってジャンルで、ほんとに彼女は重要な位置に就いた。だってこのチームで一番の武闘派、彼女だもんな。一番前衛に立つの、彼女だもんな。すげえことよな。
そしてフラッシュくんは最高の清涼剤でした。役者もいいー。予告のときから最高だった。完璧なポジションを果たしてた。あと今までアクアマンさんのこと全然かっこいいと思ってなかったのに、いざ本編みてみたらくそかっこよかったです。指輪物語のドワーフみたいな、ヒゲのキュート枠かと思いきや、セクシー人魚姫(髭)だったすてき。サイボーグさんは今にも敵に回りそうな顔つきだった。でも物語の技術的に難しいところを全部彼が便利に解決してたようなw
うむ、とがったところが無くなったのは残念なようなでも楽しめた。うーん今後どういう方向性でやるのが正解なんだろうな…。
PR
『アルスラーン戦記』が完結するとな。さすがの田中芳樹も、…いやまあ、未完のまま世を去る作家も多くいる。ちゃんと残り時間を計算してくれててよかった。これであと残るは『創竜伝』かー。これ難しいよな正直。リアルタイムの日本を扱ってたから、物語開始当初と、世界が、日本があまりにも変わったよな。
しかしもはやアル戦の結末にさほど執着がないどころか、青春の1ページでもあったから、永遠に終わらず存在し続けてくれてももういいやって思ってたとこもあり複雑…。と思いつつ未読の5冊をポチっとな。
荒川弘版コミックス新刊は相変わらず最高でした。ダリューンの窮地に狼狽するアルスラーンの後ろに、ちゃ―――んとナルサスをちゃーんと描いておいてくれてる。ジャスワント勧誘の、アルスラーンの人たらしっぷりも完璧でござる。原作よりも、二人の共通点「自分が何者かわからない」を際だたせてあり、ジャスワント加入を自然にしている。すごし。少しずつ挿入されるオリジナル要素もすごくいい。そしてルシタニア勢を描きたいって意味のコメントがありましたが、これもすごく嬉しい。敵サイドに愛着を持ってる作家さんが描くなら、絶対に丁寧で深みがでると思う…。魅力的な敵、というのは名作の絶対条件だろ!
そして未読の既刊5冊が届いたので、観念して、続きを読み始めました。最初は今更たいして興味もないな…とか思ってたけど、読み始めたらやっぱおもしれー。『アルスラーン戦記』だっつうのに、アルスラーンが登場するのが5章中1章しかなかったり(笑)。さすが。ギスカールとヒルメスにはなんか頑張って欲しいな。どっちも苦労したんだから、ちょっと報われてほしい。あとクバード×メルレインは昔から割と一押し。角川カセット文庫で、メルレインの声優中原茂さんなんすよー私の初恋の声優さんですから! すき!
ヒルメスがかわいいと感じられるようになるとは、私も年とったな…。でも余裕もでてきて、頑張ってもいるし、応援したくなる。
年とったといえば、キャラの死が昔より堪えるようになった。…年もだけど。銀英伝は、一気に読んだから、そういうかんじはなかったんだけど。リアル中二病のころから好きだった世界の、もう何十年付き合ってきた人が、死ぬのは堪える…。田中芳樹のえぐいとこは、何十年もアルスラーンの十六翼将という言葉を使ってきておいて、まさかそれがこんなに短い間の存在だとは、というところ…。読者にむかって罠をしかけてきよる。自分の遅筆を逆手にとる(笑)。
そして、アルスラーン当人は、頼りがいがでたかといえばそんな様子はなく、ただ、人を通り越して仏か神のようになりつつある。
以下既刊『戦旗不倒』までネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
中盤を過ぎた田中芳樹作品てのは、乱立した死亡フラグの中で誰が死ぬのかを探るミステリのよう。けど、医療の発達した銀英伝と違って、中世ペルシアでは、病や怪我でもぽろっと死ぬんだよな…。エステルの件はだいぶ昔にネタバレ聞いてたのですが、そっかあ、そんなかあ…って思いました。でもほんと再会したせいでアルスラーンの心から離れなくなっちゃったって面はほんとあるよな。
アルフリードの件は、ナルサス×アルフリードの長い同人誌をシリーズでずっと読んでたので、でも結ばれるとは思えなかったんですよずっと。でも、あんたの頭を守ってるんじゃない、の台詞はしびれたなあ…。あれにはナルサスもしびれるよね。
ヒルメスが彼を斬った後の心情って、そのまま田中芳樹の心情で、読者の心情だったんだろうね。あの人が描く世界絵図が、本当に華やかで色彩溢れていて、でも大丈夫だよヒルメスたん、多分あの人なんか仕掛けてるよ。信じようヒルメスたん…。
にしてもしっちゃかめっちゃかなパルスの状況、あと一巻でほんとに終わるんですか…。
はあ、既刊全部読み終わると、読まなければ、彼は彼女は、私の中で生きたままだったはずなのになあ、と軽く後悔すらしています。戦旗不倒、というタイトルの意味に気づいたとき、あ、この人の死は避けられないなと思って、でもこの人にしてはあっさりだったのは、その死後になにか布石をしているんだな? とは期待してる。
最終巻読まなければ、私の中で『アルスラーン戦記』は終わらずにすむけど、ネタバレを目にしないで生きてくのは難しい時代だから、発売日に買って読みます。あー、やっぱ何十年来の知人が死ぬのつらい…めっちゃ堪えた…今読んでよかった。15巻の発売日に読んでたら、その状態のまま一年半やったもんな…。こんなに堪えるとは思ってなかった。でも考えてみりゃこのお話の中で、彼が一番好きだったんだあ。彼の死に際し、彼の親友も、彼の主君も、彼の愛弟子も傍にいなかったこと、誰にも最後の言葉を伝えてないところが、つらいんだ。でもそれは、絶対最終巻で回収されると思ってる。彼を殺したのがあの人だったのならもう文句はないし。避けようのない死だったと思うから。
…え、やばい泣けてきたぞ(笑)。うう。最高のコンディションで最終巻を迎えられそうです。くっそー。
しかしもはやアル戦の結末にさほど執着がないどころか、青春の1ページでもあったから、永遠に終わらず存在し続けてくれてももういいやって思ってたとこもあり複雑…。と思いつつ未読の5冊をポチっとな。
荒川弘版コミックス新刊は相変わらず最高でした。ダリューンの窮地に狼狽するアルスラーンの後ろに、ちゃ―――んとナルサスをちゃーんと描いておいてくれてる。ジャスワント勧誘の、アルスラーンの人たらしっぷりも完璧でござる。原作よりも、二人の共通点「自分が何者かわからない」を際だたせてあり、ジャスワント加入を自然にしている。すごし。少しずつ挿入されるオリジナル要素もすごくいい。そしてルシタニア勢を描きたいって意味のコメントがありましたが、これもすごく嬉しい。敵サイドに愛着を持ってる作家さんが描くなら、絶対に丁寧で深みがでると思う…。魅力的な敵、というのは名作の絶対条件だろ!
そして未読の既刊5冊が届いたので、観念して、続きを読み始めました。最初は今更たいして興味もないな…とか思ってたけど、読み始めたらやっぱおもしれー。『アルスラーン戦記』だっつうのに、アルスラーンが登場するのが5章中1章しかなかったり(笑)。さすが。ギスカールとヒルメスにはなんか頑張って欲しいな。どっちも苦労したんだから、ちょっと報われてほしい。あとクバード×メルレインは昔から割と一押し。角川カセット文庫で、メルレインの声優中原茂さんなんすよー私の初恋の声優さんですから! すき!
ヒルメスがかわいいと感じられるようになるとは、私も年とったな…。でも余裕もでてきて、頑張ってもいるし、応援したくなる。
年とったといえば、キャラの死が昔より堪えるようになった。…年もだけど。銀英伝は、一気に読んだから、そういうかんじはなかったんだけど。リアル中二病のころから好きだった世界の、もう何十年付き合ってきた人が、死ぬのは堪える…。田中芳樹のえぐいとこは、何十年もアルスラーンの十六翼将という言葉を使ってきておいて、まさかそれがこんなに短い間の存在だとは、というところ…。読者にむかって罠をしかけてきよる。自分の遅筆を逆手にとる(笑)。
そして、アルスラーン当人は、頼りがいがでたかといえばそんな様子はなく、ただ、人を通り越して仏か神のようになりつつある。
以下既刊『戦旗不倒』までネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
中盤を過ぎた田中芳樹作品てのは、乱立した死亡フラグの中で誰が死ぬのかを探るミステリのよう。けど、医療の発達した銀英伝と違って、中世ペルシアでは、病や怪我でもぽろっと死ぬんだよな…。エステルの件はだいぶ昔にネタバレ聞いてたのですが、そっかあ、そんなかあ…って思いました。でもほんと再会したせいでアルスラーンの心から離れなくなっちゃったって面はほんとあるよな。
アルフリードの件は、ナルサス×アルフリードの長い同人誌をシリーズでずっと読んでたので、でも結ばれるとは思えなかったんですよずっと。でも、あんたの頭を守ってるんじゃない、の台詞はしびれたなあ…。あれにはナルサスもしびれるよね。
ヒルメスが彼を斬った後の心情って、そのまま田中芳樹の心情で、読者の心情だったんだろうね。あの人が描く世界絵図が、本当に華やかで色彩溢れていて、でも大丈夫だよヒルメスたん、多分あの人なんか仕掛けてるよ。信じようヒルメスたん…。
にしてもしっちゃかめっちゃかなパルスの状況、あと一巻でほんとに終わるんですか…。
はあ、既刊全部読み終わると、読まなければ、彼は彼女は、私の中で生きたままだったはずなのになあ、と軽く後悔すらしています。戦旗不倒、というタイトルの意味に気づいたとき、あ、この人の死は避けられないなと思って、でもこの人にしてはあっさりだったのは、その死後になにか布石をしているんだな? とは期待してる。
最終巻読まなければ、私の中で『アルスラーン戦記』は終わらずにすむけど、ネタバレを目にしないで生きてくのは難しい時代だから、発売日に買って読みます。あー、やっぱ何十年来の知人が死ぬのつらい…めっちゃ堪えた…今読んでよかった。15巻の発売日に読んでたら、その状態のまま一年半やったもんな…。こんなに堪えるとは思ってなかった。でも考えてみりゃこのお話の中で、彼が一番好きだったんだあ。彼の死に際し、彼の親友も、彼の主君も、彼の愛弟子も傍にいなかったこと、誰にも最後の言葉を伝えてないところが、つらいんだ。でもそれは、絶対最終巻で回収されると思ってる。彼を殺したのがあの人だったのならもう文句はないし。避けようのない死だったと思うから。
…え、やばい泣けてきたぞ(笑)。うう。最高のコンディションで最終巻を迎えられそうです。くっそー。
自分ブクマ。ソー3ネタバレ。なんとシネマトゥデイさんが助けてのシーンの吹替版を動画でアップしているw なぜだww コメントに銀魂みたいなことすんなwってついててわろた。
へ? 青学9代目卒業? へ? はやくない??!
…(計算) 峰・ルド・吹・氷、六・立・比、氷・四・立で4校3校3校…か…ええ…いや早いでしょ…半々にしようよ…春ってことはドリライ的なもので卒業か。ええー…。言葉がない…。
定価出して買う、っていうのが、作品への最上級の評価だと思うので、無限の財布をもたない私は古本も買うし立ち読みもするしネカフェも使います。その中でほんとにいいと思ったものは買う。
でもなんか縁というか、出会いでもあるので、ふと目に留まってぱっと定価出すこともある。電子書籍になって、ノータイムで買えるようになって、危険だけど楽しいです(笑)。『昭和元禄落語心中』は間違いなかった。昨日衝動買いしたのは『ちひろさん』! なんかちょろちょろなんで?! と思うところで泣けました。素敵なまんが! ちひろさんの前職時代の漫画もあるのですが、続編の方が、より深い。夜の街を舞台にしないほうが、より闇が深い気がする。
と、読んでて『ショムニ』の作家さんだと知る。あ…あー、なるほどー。いや漫画もドラマも知らないけとね。なんかがっつり骨太な代表作持ってて当然の雰囲気だった。お弁当やさんで働く自由な女性ちひろさんが主人公の、ジャンルとしてはヒューマンドラマになるのかもだけど、その言葉からは全く真逆の殺伐さとかこそがいいところです。
あと私は最近無数にある料理をテーマにした漫画が大好き。二つに分かれると思ってて、『ソムリエ』とか『神の雫』とか、ドラマ重視のものと、『めしぬま』とか『山と食欲と私』『ごほうびおひとり鮨』『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』とか、食べ物そのものがメインのものと。(読んでないけど、『食戟のソーマ』とか『ミスター味っ子』とか『鉄鍋のジャン』とかはバトル漫画なのでまた違う(笑))でも、なんで好きかの理由のひとつに、食がテーマ(のひとつ)の漫画に、本気で暗いものってないんですよね…。美味しい、を描くからには、絶対にそれはないの。だから好きなのかも。
半面、今なら何でも食を絡めればそこそこ売れるだろ! みたいな態度が見え隠れする漫画はすっぱり切ります。なめんな。偏見かもしれないが4コマ漫画に多い。スマホで読むのに4コマは大きさ的にきついってのもある。
電子書籍で読んで、改めて書店で探したのは『社畜と幽霊』『魔法少女俺』あと今後も頑張ってほしい『スーパーヒロインボーイ』です。不良高校生がある日プリキュア的な女児アニメを観てなぜかどハマリするも、なかなか自分でその事実を認めようとしないという漫画なんですけど(笑)、どっかのレビューで、「自分を見ているようで楽しんで読んでたが、キャラショーを観に行く回があまりにリアルすぎて耐えられなくなったので☆3」というw 大変リアルなレビューがついてましたw
上記は無料公開で読んだ後にちゃんと買い直した、ってやつですが、電子書籍で買って、そのあと紙でも買い直したのは、最近は『ニンジャスレイヤー』『ゴールデンカムイ』です。アニメ化おめでとう! キャラデザ大貫健一! わが青春のアニメーターだぜ。残酷描写とかはあれかな、ジョジョのアニメみたいに謎の光とかで隠すのかな…。11巻も相変わらず元気な変態が一杯で気が狂っててほんと楽しい漫画ですよ! 賭場に鶴見中尉が現れるときにのれんを手でズパアと分けて出てくるの、映画『レオン』のゲイリー・オールドマンですねwww
先日ヤンジャン本誌に谷垣のフンドシグラビアが掲載されてましたけど、なんでこの漫画は谷垣を性的な目で見たがるんだwww 青少年が変な性癖に目覚めたらどうするつもりだwww
へ? 青学9代目卒業? へ? はやくない??!
…(計算) 峰・ルド・吹・氷、六・立・比、氷・四・立で4校3校3校…か…ええ…いや早いでしょ…半々にしようよ…春ってことはドリライ的なもので卒業か。ええー…。言葉がない…。
定価出して買う、っていうのが、作品への最上級の評価だと思うので、無限の財布をもたない私は古本も買うし立ち読みもするしネカフェも使います。その中でほんとにいいと思ったものは買う。
でもなんか縁というか、出会いでもあるので、ふと目に留まってぱっと定価出すこともある。電子書籍になって、ノータイムで買えるようになって、危険だけど楽しいです(笑)。『昭和元禄落語心中』は間違いなかった。昨日衝動買いしたのは『ちひろさん』! なんかちょろちょろなんで?! と思うところで泣けました。素敵なまんが! ちひろさんの前職時代の漫画もあるのですが、続編の方が、より深い。夜の街を舞台にしないほうが、より闇が深い気がする。
と、読んでて『ショムニ』の作家さんだと知る。あ…あー、なるほどー。いや漫画もドラマも知らないけとね。なんかがっつり骨太な代表作持ってて当然の雰囲気だった。お弁当やさんで働く自由な女性ちひろさんが主人公の、ジャンルとしてはヒューマンドラマになるのかもだけど、その言葉からは全く真逆の殺伐さとかこそがいいところです。
あと私は最近無数にある料理をテーマにした漫画が大好き。二つに分かれると思ってて、『ソムリエ』とか『神の雫』とか、ドラマ重視のものと、『めしぬま』とか『山と食欲と私』『ごほうびおひとり鮨』『木崎少年のほろにが喫茶巡礼』とか、食べ物そのものがメインのものと。(読んでないけど、『食戟のソーマ』とか『ミスター味っ子』とか『鉄鍋のジャン』とかはバトル漫画なのでまた違う(笑))でも、なんで好きかの理由のひとつに、食がテーマ(のひとつ)の漫画に、本気で暗いものってないんですよね…。美味しい、を描くからには、絶対にそれはないの。だから好きなのかも。
半面、今なら何でも食を絡めればそこそこ売れるだろ! みたいな態度が見え隠れする漫画はすっぱり切ります。なめんな。偏見かもしれないが4コマ漫画に多い。スマホで読むのに4コマは大きさ的にきついってのもある。
電子書籍で読んで、改めて書店で探したのは『社畜と幽霊』『魔法少女俺』あと今後も頑張ってほしい『スーパーヒロインボーイ』です。不良高校生がある日プリキュア的な女児アニメを観てなぜかどハマリするも、なかなか自分でその事実を認めようとしないという漫画なんですけど(笑)、どっかのレビューで、「自分を見ているようで楽しんで読んでたが、キャラショーを観に行く回があまりにリアルすぎて耐えられなくなったので☆3」というw 大変リアルなレビューがついてましたw
上記は無料公開で読んだ後にちゃんと買い直した、ってやつですが、電子書籍で買って、そのあと紙でも買い直したのは、最近は『ニンジャスレイヤー』『ゴールデンカムイ』です。アニメ化おめでとう! キャラデザ大貫健一! わが青春のアニメーターだぜ。残酷描写とかはあれかな、ジョジョのアニメみたいに謎の光とかで隠すのかな…。11巻も相変わらず元気な変態が一杯で気が狂っててほんと楽しい漫画ですよ! 賭場に鶴見中尉が現れるときにのれんを手でズパアと分けて出てくるの、映画『レオン』のゲイリー・オールドマンですねwww
先日ヤンジャン本誌に谷垣のフンドシグラビアが掲載されてましたけど、なんでこの漫画は谷垣を性的な目で見たがるんだwww 青少年が変な性癖に目覚めたらどうするつもりだwww
ソー3追記。以下ネタバレ
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ハルクが風呂から全裸で出てきたときの兄上は吹き替えが「目に焼き付いちまった(涙)」でした。字幕は「脳から離れない」だったかな? 三宅さんの声の演技が絶妙の情けなさでここも必聴。
トニーさんのズボンほんまぴちぴちでたいへんそうなw そりゃあアベンジャーズきってのわがままボディのバナーと、あのスリムなトニーでは尻のでかさも違うし。バナーのバナーもまじハルクっぼいし。バナー博士のそういうとこすき。温厚な科学者なのに常に怒り心頭で胸毛ワイルドで結構自意識過剰でヴァルキリーと意気投合しちゃうとことか。
ほんまや…ロキ作のあの演劇で自分がオーディンの子供じゃないばかりかヨトゥンの子であることを暴露してんのね。それができるくらいには受け入れられたってことだし、それを民衆も受け入れてるってことなんやな。それあっての、あの冒頭の演劇あっての、最後の救出劇なんやな。あの演劇なかったら、最後にロキが助けにきたってなんぼのもんやってことやんな。頭の悪いノリだけの映画を装ってるけど、ほんと変態的なバランス感覚の持ち主だぜソー3…。
皆さんの感想などを読んでいて、みんな大好き兄上とロキなのに、みなさん割りと、今までの映画の出来に関しては、けなすほどじゃないけど物足りなさを感じてたんだなってのが、わかります。言葉には今までしてこなかったけど、みたいな。最後の最後でそれをひっくり返すほどの名作が登場したのまじ歓喜。
ストレンジ先生登場歓喜の勢いで、『ドクター・ストレンジ』のBlu-ray買いました。何度も言うけどこの映画はちょっと惜しかった。好きだけど惜しかった。せっかくの悪役マッツ・ミケルセンが生かし切れてないのと、あとモルドかなー。闇落ちする兄弟子、という彼のポジションは大変おいしいものなのに、例えばロキなんかと比べてやっぱ、惜しいなって思う。いやロキと比べんなやけど(笑)。どちらも、やっぱキャラ描写が足りてなくて、うーん、どちらもストレンジ先生とのやりとり、関係、関わりが、足りてないかなあ? 「ストレンジ先生との関わり」という点を、同僚の元カノが占有してるからなあー。彼女はすごくいい役だったけども。彼女あってのストレンジ先生だけども。彼女だけでその役割を担えてしまった結果、(主人公と似た境遇で、すでに闇落ちした)敵役と、(主人公の身近な導き手で、これから闇落ちする)兄弟子の存在が、小さくなった。
兄上が過去作と比べて辛辣でドエスになったのは彼女と別れたから、という感想をお見受けして、なるほど、これが、ロキの言う、「なにがあんたを腑抜けにした! 女か!!」というあれだったんだなと。ジェーンに出会う前はこんなカンジだったんだな。弟を敵の渦中にぶん投げるような荒っぽい兄だったのだな。“助けて”をやるぞ、って言い出したとき、「お前も好きだろ」「嫌いだ、恥ずかしい」ってやりとりが、あんなんロキが好きなわけないやんwwwって思ったけど、実は好きなんだな?! ああいう扱いが!! 腑抜けてない兄が!! ドエスに扱われることが!! それを兄上はお見通しだからの「好きだろ」なんだな!??!! 天才かよまったく。無神経を装った真実をつく台詞だったのか…。
追記を閉じる▲
電子書籍でも本屋でも衝動買いはたまにしますが、電子の方は中身をある程度確認してから買えるのでいい反面、一気に全巻とか買ってしまうのが危険! 『監獄学園』をあまりのばかばかしさに全巻買ってしまったのは黒歴史です。売ることもできねえしな…。でも『吸血鬼すぐ死ぬ』は買ってよかった! 面白いとはきいてたんですが、突っ込みのスピード早すぎすげえ! 1コマごとにボケとツッコミ両方入ってそれがずっと続くのって、通常の倍のテンポじゃない?! キレキレすぎて、好きなのは1巻でアルマジロのジョンにびっくりしすぎてツッコミ間違えたやつ(笑)。
なんでその話から入ったかというと、畳みかけるテンポがこの漫画に似てるなって思ったんです。吹替版観てきました!
以下ネタバレたたむ。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
なんでその話から入ったかというと、畳みかけるテンポがこの漫画に似てるなって思ったんです。吹替版観てきました!
以下ネタバレたたむ。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
原題『Thor: Ragnarok』から『マイティ・ソー/バトルロイヤル』と驚きの邦題をつけられたが、実際6:4くらいでバトルロイヤル成分の方が多かった気がするので、珍しくこれは間違ってない邦題。ここのレビューの冒頭がなかなかの的確さ。「最もキッチュでポップでバカなスーパーヒーロームービー! 『マイティ・ソー バトルロイヤル』はヒーロー映画の極北みたいな内容ながら、ギリギリのバランス感覚で破天荒な雷神であるソーの一大叙事詩に着地した作品である。」そう、着地してんだよ。こんだけすべてを投げ捨てて今までと対極の方向に振り切ったように見せかけて、抜群のバランス感覚で着地してんだよすげえよ。監督が、レッド・ツェッペリンの『移民の歌』がソーのシリーズでまだ使われてないなんて意外だった、と言ってて、歌詞調べてみたらほんと今作にぴったりで驚いた。はー。
さて吹替版! 観てよかった! 軽妙な三宅さんの兄上もかっこいいけど、平川さんのロキが相変わらずすてきー!
お、おうヘラ様の吹替、マイプライベートカリスマタカラジェンヌ天海祐希やんけ。声聞くだけで、天海さんがどんな表情で台詞しゃべってんのかなんて容易に想像できるので、ケイト・ブランシェットの向こうに天海さんの顔がちらちら浮かんで観にくかった(笑)。
そうだ、ブリーカーストリート177A、ストレンジ先生の住所ってあれ原作ネタとかなんかですか? それともベイカー街のもじりというか、『SHERLOCK』ネタにかけてると思っていい?(追記:原作でもその住所だそうです。だとしたらなんか、ベネさんが演ることを見越していたかのような語感…) 『ドクター・ストレンジ』は作品としてはなんか荒さもあると思うけどでもすごく好きなので、先生がベネさんがあと三上さんの吹替が、またスクリーンでみれただけでも幸せー。ふふーシーズン4まだみてないんですー録画だけはしてもらったけど! もったいなくて! しかしこんなに面白い作品の中に、さらに大好きなベネさんがストレンジ先生までもが登場するなんてなんてぜいたくー。(混乱してきた)
吹替と字幕の違いはこちらの記事を読んでから観たんですが、オーディンと兄弟の会話はあれはほんとだめだと思う。英語でははっきりとsons、複数形で息子たちに愛してると言うのに、吹替は、ソーとパパとの会話の流れで、ただ「愛してる」とだけ言って、はっと顔をあげるロキは、むしろ、兄上にだけ愛してると言うのか父よ、というショックな表情に受け取れてしまう! 真逆の意味だと思うのに! あのロキのはっとした表情は、まさにその、複数形で自分も含めて愛してると言ってくれたことに対しての驚きだと思うのにー。
そうだ「”助けて”をやるか」、って会話がすごい好きで、これDMCのダンテとバージルの「Jackpot!!」って決め台詞といっしょで、一緒に育った兄弟の間でしかわかんないやりとりじゃないですか。二人の少年時代の過ごした時間をちらっとのぞかせるのずるくないですか! すき! あと、字幕ではロキがいやがったのは「屈辱だ」って言葉でだったと思うけど、吹き替えでは「きらいだ」「やっぱりいやだ、恥ずかしい」っていったの…。平川さんの声でロキに恥ずかしいという、は、はずかしいと言わせる快挙…ロキが…恥ずかしいって…。
だから! なんか映画だけ切り取って見てたら、ソーが弟にひどい目にあわされてきた、みたいなとこが強調されて受け取られてしまうけど、”助けて”ゴッコとか、幻影と間違えて石とか瓶とか投げつけてきたりとか、絶対同じくらいロキも兄貴にひどい目にあわされてっから。そんでもお互い切っても切れないのが、オーディンソンさんちの家族なんだよ。兄上のそういうとこほんといや! お前のそういうとこまじむかつく! って何千年も何万年もやってんでしょ。結局ノロケ映画なんすね。お互いだから遠慮なく殴れるんでしょ。
三宅さんのソーのしたたかな軽快さはどこも素敵だったけど、宇宙船を奪うとこでロキが裏切った…のを見破って逆転した、その後にお前は成長しないなっていうとこの、言って聞かせるような口調が最高。三宅さんのソーはすごく上から目線な雰囲気あって、それがお坊ちゃんの傲岸さになってていけ好かないのがまたいい。平川さんロキは常に最高だけど、最後の最後のソーの「ここにいたら抱きしめたのに」の後の「いるよ」の口調が優しすぎてクソッってなった。ぞわっってした。父と同じように眼帯をしたソーに「よく似合ってる」って言うところも、字幕の時はいつもの皮肉のように感じたのに、平川さんの口調は、ほんとに優しげで、隻眼となった兄を気遣うような雰囲気すらあって、もうほんと公式が最大手やなって…。あそこのシーンの平川さんの解釈はめちゃくちゃ優しいな。そしてえろい。必見いや必聴。字幕版の「いればハグしてやる」の訳も捨てがたい。
ロキが船とともにアスガルドに帰還したときのヘイムダルの台詞は、先述の方の別記事によると、字幕が「来るのが見えた」「そう」、吹替は「やはりお戻りで」「お見通しか」。英語台詞は「Wellcome home.」ですっけ? だとしたらストレートに訳すと「おかえりなさいませ」かなあ? こういうとこの比較が楽しいから吹替版も好き! たまにDVDで英語字幕が出るやつあるけど、あれもっと全部の作品に搭載されてほしいなー。『スター・ウォーズ EP3』のアナキンの「I hate you!」は、元台詞字幕吹替小説どれもそれぞれでどの解釈も捨てがたくて結局どれが正しいか全く答えがでていない2017年の今でも!
パンフに「アスガルド人は巻き毛」という、衣装スタッフさんの話が載ってるからには、ほぼ直毛黒髪の(シーンにもよるけどすこし波うってるとこと、どストレートのとことある。単に撮影時期の違いとかかもしれないけど、ヘラの感情とともに衣装もかわるそうだから、その表現の一部ととってもいいかな)ヘラさんは一体なに人なのか。アスガルドから力を得るからにはアスガルドの人なのか、それとも「アスガルドだけでなく他の世界も吸い尽くされてしまう」というなら、…ほんとヘラさんなに人? その辺も併せて、「最盛期のオーディン」とヘラの無双時代はほんと見たい。心躍る。私オーディンはなんかうさんくさいと感じてたから、そんなオーディンさんのほうが興味ある。そしてフリッガ様と出会って性根を叩き直されるとこまでのオーディン三部作くらいでみたい。叩き直す(物理)
いや、勝手にヘラは異母姉だと思ってるんですけど。ロキの出自がはっきりしてるから有り得ないんだけど、ロキと姉弟だと言われても頷けるくらいなんだよなー黒髪で緑がカラーなの。まあアメコミでは緑って悪役の象徴だからってだけかもしんないけど。
もしかしたらもっかいくらい観にいくかも。今年一番かなあ~『ジョン・ウィック2』も大好きだけど、面白かった、という意味なら今年一番かも! まあ大した本数観てないんで。
追記を閉じる▲