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『キングスマン』を観て、スパイ映画の勉強しようと思い立って有名なふたつのシリーズの最近のものを全部観ました! ぜいたく!

『ミッション:インポッシブル』1~3

 一作目はちょっとよくわからなかった誰が誰から何を盗もうとしているのか…関係がよく…。しかしこのテーマ曲はズルいな。これが流れるだけで興奮するもんな。
 二作目になってもイーサンさんのキャラがよくわからないwww 仕事相手だとわかっててナンパしてふつーに惚れてんなよwwって思ったけど、このくらいの時期ってそういう映画多かったかも。最近少ないな? これが時代というやつかー。しかし神が与えたもうた最高のイケメンであることよ…あと悪役二人がただならぬ関係だった。なんやあの爪切りプレイ。
 三作目にはもう一般人と普通の恋をして引退して結婚するとかいいだしたから、一回観るのやめました(笑)。なんなんだお前は。周りからも、無理無理そんな隠し事して結婚とか無理って言われてんのに案の定彼女誘拐されて人質にされて、守れないなら秘密にしながらつきあうとかやめなよ! でも途中からは時間制限ミッションが大変スピーディーで、彼女も頑張ったし、すっきり楽しく見れました意外と。
 『トップガン』大好きだし『カクテル』も『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』も青春っすからトム・クルーズは素直に素敵だと思うのですが、イーサンさんの、笑顔素敵とは思うのですが、スパイなのに恋愛優先体質なのは観ててあまりまだちょっと楽しめないっすー。恋愛が仕事に悪影響与えてるってなんか女子っぽい。あと2作に期待。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

 ここへきて大変面白かったです! テンポもいいし、過激派核戦争論者とか悪者はわかりやすいし、なによりチーム感増して、スパイガジェットも盛りだくさんで、あああとイーサンさんが恋にうつつを抜かすシーンが少なかったですね。単に私の好みの問題ですけど。なんかね急に今時の映画になったなって感じ。
 ていうか紙より軽い一般人ヒロインの命…なんてね。そっかーそっか。結局一般人と結婚って無理あると思うけど、そっかそっか。いいラスト。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

 ベンジーまじ癒やし。あとイーサンまじ不死身。普通に面白かった。つーか007もアベンジャーズもIMFも、役にたてばたつほど解体されるんだな。古代から英雄は、戦争が終われば始末されるんだな。
 理知的な雰囲気の悪役と、ラストがよかったな! やっぱイーサンさん一人が活躍するよりチームが機能してる方が好み。どんだけチームが機能してても、すぐイーサンさんが10歩くらい突貫するしどうせ(笑)。ジェレミー・レナーさんのポジションがその中で少し異質というか、他の奴らはほんまそれこそローグ(悪漢)やけど、彼は背広組っぽいとこもあってアクセントになってる。


『007 カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』(ダニエル・クレイグ版)

 私007観たことないんですよ。思ってた100倍くらいアグレッシブだったwww もっとスーツですかしたスパイかと思ってたら、柄物シャツで砂まみれになって駆け回るタフガイだった。知らなかったー。でも1作目『カジノ・ロワイヤル』最初のアクションがスピーディーで、脳筋な私は入り込みやすかったです。
 ダニクレボンドが007としてイメージがとかどうとかは私にはわからないのですが、あの青すぎる目とかが宇宙人みたいですごく印象的。
 『キングスマン』やMCUが好きなのは、チームだからだなと思いました。チームというか、キャラの魅力は、他人とのやりとりで表現されるものだから。「主人公を魅力的にする他者」が不可欠だなって思う。敵でもいいけど、チームメイトがいいな。だから『エクスペンダブルズ』は好きだな。
 ボンドさんも、ピンでの活躍シーンが長いから、最初イマイチお人柄に馴染めなかったけど、相方の女性…おお、ボンドガールというやつですね、それがなかなか切れる女性だったので、やり取りに見応えありました。1作目完成度たけえよな?! あとオープニングが歌入り訳詞つきってのがアツい!! 常々主題歌はエンディングでも訳詞つけてほしいと思ってるから!
 こちらも恋愛要素満載ですが、ボンドさんはイーサンさんよりはわきまえてる気がするのでまだ見やすい。それにしても、ボンドさんは拷問展開も多いと聞いてはいたのですが、なんつーか凄い拷問でびっくりした。やってるのがマッツ・ミケルセン(人食いハンニバル博士)やからよけい怖い。ダニクレの悲鳴がシャレになんないくらいすごくて、うちら女子には全くピンとこない痛みなだけに、ただただ引くしかなかった。

『007 スカイフォール』

 待ちに待ったQくん登場! こ、これは確かに…沼の予感…。しかしダニクレとの食い合わせはあんまりよくない(笑)まだね。敵役のシルヴァさんが絶妙にきもくて怪演でした。最後の教会? でのやりとりはなかなか胸熱。
 しかしこないだまでぴょんぴょん飛び跳ねてパルクールで敵を追いかけてたボンドさんが、いきなり老兵扱いで面食らったことよ。

 しかしスパイってこんなんなんや…こんなド派手なものだったんやね。

『007 スペクター』

 最新作まで観ました毎回オープニングが素敵ー歌詞あり訳詞つきイメージ映像みたいなのが毎回素敵だったのですが、今回は今までに死んだ悪役やMや、マッツ! も出てきた! ボンドさんは作中で本心を語ることがないから、その見せない内心を歌っているのかと思うとセツナイ歌詞。
 Qはねえええ良くなった! 絶妙にかわいいぃ! あと『SHERLOCK』のモリアーティが出てた!
 なぜか最後の最後でもうついてけないっつって離脱するヒロイン。そして案の定秒速で敵に捕まるヒロイン。なんやこれ。スーパーマンの彼女の助けられ芸にも匹敵する。人質になるために一回別れたん? あと脳に穴あけられたと思うんやけどなんでピンピンしてんの? ベホマとなえたの?
 ちょっとギャグテイストもあったり(往年のボンドカーのように? ばくはつボタンとかあったり、お気に入りの音楽ボタンとかあったり)、Qちゃんがかわいかったりと、テコ入れの跡が見られるが、ダニクレさんがもうボンドもっかいやるくらいなら手首切るとかゆってるらしく、テコ入れの甲斐はなさそう。ダニクレさんが特別好きということはないんですが、なんとなくこの映画に居心地悪そうで、逆に頑張れって気になる。
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えっ。すごい。面白かったです。

 名探偵コナンって、私ほぼ見たことありません。金田一もないし、推理ものの漫画に興味なかったんだな。なのになぜ急に劇場版を観に行ったかというと、お察しですよ。別ジャンルでフォローしてる作家さんが、突然狂ったようにあかあむあかあむ言いだしたので興味ひかれて調べてみたんですよ。

 っていうかひどくないですか大御所作家の立場つかって自分の好きなガンダムのパロディとかずるくないですか!笑 赤井秀一と安室透とかひどいじゃないですか!! い、池田秀一さんの声で「アムロくん」(イントネーションは違う)とか言わせるとか、ひどい権力の乱用を見たよ。沖矢昴=おきやすばる=キャスバル・レム・ダイクンとかひどすぎると思いませんか!!

 と、コナンに今まで触れてこなかった分たいへん楽しめました。ご長寿番組だけあって、声優陣豪華すぎてすごかった。知らない声優さんがいない勢い。そして映画オリキャラっぽいこれ誰だ声、と思ったらマイフェイバリットタカラジェンヌ天海祐希でした。オトコマエやな相変わらず…。

 オープニングのその天海祐希声の女性スパイのアクションからカーチェイスまでの作画、アクションが、気が狂ってるのかと思うほど動きがよくて度肝抜かれました。その後の展開もストーリーもド派手な破壊もスパイたちの駆け引きやスパイガジェットも素晴らしく、私これ、最近観まくった007やミッション・インポッシブルに引けを取らないと思った。ニホンの劇場アニメ、ハリウッドのスパイ映画に負けてないよ! すっごく楽しめました。てかスパイのリストが流出してどうこうってのは007スカイフォールだなとは思った。よくある話なんだろうか。

 んで、シャアとアムロならぬ、赤井さんと安室くんの方は、だいぶ設定勉強していったんですが、やーっぱこりゃ声ありきだな!(笑) 声ついたら破壊力が自乗だったわ! 二人の邂逅シーンはニコニコしながら見ちゃいました。ニコニコ。いやあもう、赤井さんがさあ…す、スパダリってこういうことを言うのかあ…。やばいな…。確かにな…倉庫で灯りが落ちた瞬間、ああ…スパダリ…って思った…。たいへん破壊力のあるお二人で、世の腐女子たちがばったばったとなぎ倒されてる理由はよっくわかりました(笑)。面白かった。

私はお仕事で、必要になるまでじっとしてるだけ、という時間を過ごすことも多いのですが、そんな時できることといえば妄想しかなく、なので、更新が途絶えて久しいテニプリRPG(偽)のことを、結構もう10年くらい妄想し続けてはいます。創作ファンタジー沼って、底なしなんでね。いくらでも妄想できるので。ニーズがあろうがなかろうが関係なく妄想はしてます(笑)。
 立海の監督がまだ登場してないので、もちろん原作に登場すればそれに準拠するとは思いますが、それまでの間仮の…国王としてイメージしてるのはプーチン大統領です。先日見かけたツイートで『ロシアでは1年に1回「プーチンホットライン」というプーチン大統領に生質問できる番組が流れてるそうなんだけど、「人を殺したことがありますか?」の問いに「それは、この手で、という意味かな?」と返していて、さすがの怖さ。』とあって、 あと「テロリストを許すのは神様次第だが、神様の元に彼らを送りつけるのは俺次第だ。」とか。なんでしょうねこのかっこよさ。




 BSでやってた『SHERLOCK 忌まわしき花嫁』吹替版観れました。ネタバレ

























 「舞台は整い、幕は上がった。事件を始めよう」というシャーロックの台詞は、記憶の宮殿内の、この時代設定で、ジョンとシャーロックが出会う、という儀式を踏んで、事件を推理をスタートさせられる、という。そういう意味なのかな。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』観てきました。前作『ウィンター・ソルジャー』を素晴らしいガイドさん付きで観てから、実際にこの目で見る日がくるとは思ってなかった。それくらい待った。2016年4月ってのは、永遠と同義だと思ってた。

 洋画沼の方々が、ほんとうにこの、キャプテン・アメリカVSアイアンマンのシビル・ウォー(内戦)という構図に心を痛めてて、引き裂かれそうになってて、映画のプロモーションもいたるところでチームキャップかチームアイアンマンか、という風に煽ってて、公開日に自分は死ぬかも、みたいなTLばっかりで。でもなんか私は、この監督に絶大な信頼感を持ってて(監督の事なんも知らないのに・笑)、絶対大丈夫で絶対面白いから、絶対楽しみ! っと思って公開初日を迎えたのでした。

 以下ネタバレ。

















































 そんな私ですら何度もはわわーはわわー!!! ってなったので、ほんと皆さん大丈夫だったろうかとw でも、面白かったーたくさんいっぱい大事なシーンがあって、3作越しで描かれた、ペギーとの出会い、ペギーとの再会、ペギーとの別れ。という構図がほんと美しかった。エージェント13とのキス! は! ほんと遅いww なんであの時キスしようって思ったのかはよくわからないが、しかしもやしよくやった、と深くうなずく新旧相棒コンビがもう、あのシーンやっぱこの映画で最高のシーンですよね!?
 忘れないうちに書いておきたい、スタッフロールで流れる作中のBGMのタイトルに『LEFT HAND FREE』(英語わかんない人なのでアレなんですが、左腕から解き放たれた、という風に思っていい?)ってあって、うわーそれってバッキーの左腕のことかよー。と思ったことと、『Bonnie and Clyde』って曲があって、うわーそれって犯罪者カップルが車に乗って二人きり愛の逃避行ってことかよー勘弁しろよースティーブとバッキーは最期までいっしょに帰らない旅に出るカップルなのかよーMCU界のカップルなのかよー! と思って他の記憶がいくつか飛んだ。

 まだ今字幕1回しか観てないのでとにかく忘れないうちに書いておきたいのは、前半のカーチェイスでの、バッキーのバイクぶんどり方がえげつなくかっこよかった…。バッキーに関しては、2年間案外ちゃんと生活してたみたいでよかった。いい笑顔で果物買ってたww そっかーでも今回の黒幕がいらんことしなかったら、もっとずっと身を隠していられたのか…。暗示が復活することもないなら殺戮もせずにすんでて。でもスティーヴとの再会もなかったか。
 
 例えばバッキーがいなければ、バッキーという旧友が絡んでこなければ、キャップVSアイアンマンの対立は起きなかったんじゃないか、と、そんな気も一瞬するけど、そうじゃなくて。バッキーは、今回の事件の象徴なだけで。キャップは、今回のように、真実を見落として間違った方向に世間が組織が進んでいってしまうことがある、だから、真実を見抜いて行動するため、自分たちが組織に属してしまうのには反対、なんだね。そこがもやっとするから、どうしても協定に賛成できない。世間の言ってることはわかるけどどうしてももやっとしてて、そこにペギーの言葉と、バッキーの存在に後押しされて、あの行動を取ったんだと思う。バッキーのため、バッキーのせいじゃない。
 ただまあ、軍人だったキャップがそう思うんだー、とは思ったかな。アベ1の時、コールソンを喪って消沈するメンバーに、「兵士なら…」といいかけて、他ならぬトニーに「私達は兵士じゃない!」と言い返されたじゃない(アベでのキャップは全体的に「戦場にしか居所がない兵士」として描かれてる気がする。監督差?)。トニーも『アイアンマン2』とかで、兵器(アイアンマンスーツ)の管理を軍にさせるべき、と責められて、「これは私のペースメーカーであって兵器じゃない」と反論して、独立を認めさせたじゃない。どっちかっていうとトニーも、独立勢力であることを当然望んでいる。
 でも彼は罪悪感も責任感も人一倍でかいから、力なき市民へのストレスを少しでも軽減させたい、今妥協しないともっとひどい待遇を押し付けられる、ということも分かってて仕方なく協定を飲むんだろうな。監督の違い、とかの生臭い事情を除けば(笑)、そういうかんじかなと理解しているが。だからなんか…ほんっとトニーさん可哀想だった。そんなときにペッパーまで側にいないの。なんでー。なんか続編で展開あるのかなあ。
 あ、でも、『アイアンマン3』でスーツ全部破棄したのに何故か次作『アベンジャーズ』でしれっとアイアンマンとして活動してたことについて、僅かながら言及があったのはこの映画が初めてです(笑)。皆なんも触れないんだもんなあれ(笑)。

 バッキーの最後については、うわあもう、私達オタクでは絶対に下せないあの決断…。腐女子は辛いけど、それを我慢できるスティーヴまじ神か狂人やとおもう…。でも実際、そうだよね、そ、そうだよね、バッキーの負担を一番に考えたら、あれがバッキー自身が安心できるって意味で、きっと最善だもの…! 普通ならあれは我慢ならないけど、でもバッキーのことを思えばやっぱりさあ…!!
 そ、それでも、それでも、70年間凍らされて眠らされてたバッキーが、もう一度寒くて狭いところにはいって、ガラス面に霜がおりる描写はあまりにもつらたん…。ウッ

 ブラパンさん(ひでえ略語)がスティーヴ側についてくれたのはなんだかすごく癒し。

 あ、あの、バッキーが逃亡するときわざわざ大事に持って逃げたバックパックの中身に関して、映画中で言及がなかったのは大層もったいない。中の人のインタビュー記事によると、「彼は思い出した断片的な記憶を書き留めたノートを何冊もあのバックパックにいれている。アルツハイマー患者のように。彼は取り戻した記憶を再び失うことを恐れているから」うおおその設定は公式なのか中の人の解釈なのか…。でも、わざわざあのカバンを持ち出す描写があったからには、多分そういうシーンの撮影が実際にあって、カットされたとかなんだろうと思われる。

 3部作のラストでありながら、シリーズは継続して撮られる、という条件でのオチのつけ方はほんと難しいよな?! なんて思ってたのですが、その条件、これだけのキャラ数、これだけのストーリー、人の心の動き、をきちんきちんと処理してまとめたのは、ほんっとうにすごいことで、監督信じてたで! と思った。信じてた以上でした。キャラたちがそれぞれ心の動きがあったもの。『アベンジャーズ3』かよ、って思うほどみんな活躍があってそのうえ新キャラまでいて。あ、でも、あと10分伸ばして、もちっとスティーヴとバッキーの旧交を温めるシーンがあってもよかったです。あったけど。あったけどもっと!!!

 今思えば、ロバート・ダウニー・Jrとクリス・エヴァンスが、きゃっきゃきゃっきゃとにゃんこファイトみたいにぽかぽかやりあってるプロモーションの数々は、天国みたいだった。今後もシリーズは続くとはいえ、こう、2大ヒーローが対等にやりあう宣伝って、すごい贅沢だったと思うわけ。私はあんまりこの映画に悲観的なことを思ってなかったから、贅沢だったなーなんて思います。
 それでもほんと、トニーさんは痛々しかった。彼の言ってること、したことは間違ってないし、仲間達を思っての事だし、そんな、鷹さんもそんな責めないであげてください…。キャップとの戦いの最後でマスクを剥がれた後、楯を振りかざすキャップから咄嗟に自分の「首」を守ろうとしたトニー、トニー自身が、自分のその咄嗟の行動にショックを受けていた、という指摘を読んで、ふわあぁぁぁとなりました。キャップが自分を殺すと思ってる、思って咄嗟に自分の首を守ってしまった、そんな自分にショックを受けていたと。うわあああ天才かぐわああああ。

 という気持ちで明日明後日にでも吹替え版を観てこようと思います。てことでこの感想は暫定。あっひとつ言い忘れてた私ラムロウさん(クロスボーンズさん)には無限の夢と可能性がある、と思ってて(「彼のなにが貴方にそれほどの信頼をさせるの…」と言われたことがある)、なのでほんと最初で退場してしもうたのは残念でした。それでも「あいつお前のこと覚えてたぜ。お前の親友、お前の相棒、お前のバッキーがな(He remembered you―your pal, your buddy, your Bucky)」という台詞ひとつとってみても彼はほんとうに素晴らしい功績を残したキャラじゃありませんか?! 吹替え版の声優さんの演技がまたこの無限の可能性を感じさせるので(前作序盤の、キャップのフリーダイブを惚れ惚れと見送りながらの「いや…必要ない」が最高なんスよ)、今から吹替え楽しみです! 難しいこととかは吹替えみてから考えます。今はとにかく楽しかった。


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日記読み返して、エージェント・オブ・シールドS2の沖縄支部の壁の「七転び八起き」と「鷹を産む」という意味不明な文字、「トンビが鷹を産む」の下半分かと気付いた。…だからなんだってばよ!!

 マーベル映画のスピンオフドラマ、『エージェント・カーター』観ました! 舞台は一転、第二次世界大戦後のアメリカが舞台。当時の音楽や服や、当然職業上差別される女性の地位の低さとか、を、キャプテン・アメリカの恋人であったペギー・カーターがブッ飛ばしていくドラマ。アイアンマンの父親であるハワードにかけられた嫌疑を中心に物語が進みます。


 以下ネタバレ
































 ハワードちょっとさあ…(笑)。

 息子とちょっと方向性は違うがほんとあほだなwww だがハワードの「他の何よりも恥じている瞬間」!
 あとペギーたんの説得下手!(笑) 同じ、同じシチュエーションで、飛行機を操縦する大事な人を説得させられるとかまじトラウマやけど。でも、それを乗り越えることで、というか、ハワードを説得することで、自分の心も説得したのね…。それで、前に進むことがようやくできるようになるのか。スティーヴの死を受け入れるための8話でもあったのか…。だからそれでようやく別の人と結ばれたんだね…。

 アイアンマンさんの執事人工知能J.A.R.V.I.S.の元? となる、ハワードの執事であるエドウィン・ジャーヴィスが登場します。かわいいのだけど、ポール・ベタニーってわけにはいかなかったのかな? だったら神だったのに。と思って友人にそう言ったら、「トニーさんの中で理想化された執事の姿がJ.A.R.V.I.S.なのかも」と。ほほう…父親には放置されぎみだったようだし、ジャーヴィス頑張ったんだろうな、まともな大人の姿を見せられるのは私しかいない、とか思って。なにそれ可愛い。
 そう、この執事可愛いんですよ! 背が高くて素敵なのに、なんというか…癒しのペット枠というか…。なのでこのジャーヴィスはそれはそれでよかったです。ポール・ベタニーのスーツ姿は見たかったけど、あんな殺し屋みたいな執事だと話の雰囲気が全然違ってしまう。
 というか今まで全然考えてなかったけど、トニーさんってハワードのすごく年とってからの子供なんですね…。WSさんに暗殺されたのって何歳ごろなんだろう。

 女性が主人公ならではの問題や友情もあって、時代背景も雰囲気も過去作とは全然違うのがたまにはいいな。日常パートが可愛くて楽しかったです。台所用品で爆発物解体したり、『砂の薔薇』みたい! ペギーたんは、男達に軽く扱われてもいちいち目くじらたてないの。ほんとの最後にガツンとやるの。そこがなんか、現代の強い女性とも違う描写なのかな。